空間を彩るおしゃれなモビール。子どもと楽しく手作りにチャレンジ!

部屋を明るく彩ってくれるモビールの魅力

天井から吊るされて風にゆらゆら揺れる姿が印象的なモビール。今ではすっかりインテリアの定番になりましたが、どんな由来があるのでしょうか。

モビールの由来

モビールとは、「動く彫刻品」とも呼ばれるインテリア雑貨の一種です。天井や窓枠などに糸で吊るしてセットして、風でゆらゆら揺らめく様子を楽しむもの。風でくるくる揺れると全く違う印象を与えてくれて、芸術品としての価値さえあるほどなんですよ。
もともとは北欧デンマークが発祥で、藁や紙、糸という身近な材料を使った伝統的手工芸だったと言われています。長く厳しい冬を家の中で過ごさなければならなかった北欧の人々は、室内を温かく装飾してくれる娯楽や地場産業としてこれらのモビールを作ってきました。

▼北欧の人々が、寒い冬を温かく乗り切るために生み出した装飾品「モビール」

 

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モビールの飾り方

モビールを飾るときには、少しだけ気を付けておきたいことがあります。
まず、空気の流れの強すぎる場所は控えましょう。せっかくのモビールの糸が切れたりします。わずかに揺れる程度の空気の流れがいいでしょう。
次に、部屋の隅やシックな色合いの壁紙のところ(背景が無地に近い場所)の方がモビールが引き立ちます。
素材によっては直射日光を避けたほうが無難です。特に流木や木の実など天然素材の物を使用している場合は気を付けたいですね。

▼ドライフラワーで作ったモビール

 

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素材が壊れやすいものは、あまり強い風の当たらない場所に飾りましょう

モビールに似たものは世界中にたくさん!

北欧発祥のモビールですが、風に揺らして楽しむ装飾品は、世界各国に似たようなものがたくさんあります。

フィンランド「Himmel(ヒンメリ)」

同じく北欧のフィンランドには「Himmel(ヒンメリ)」と呼ばれるモビールのような飾りがあります。別名を「光のモビール」と言い、材料もモビールと同じく藁を基本としたものです。
ヒンメリlはフィンランドのクリスマス「Jouru(ヨウル)」を彩る飾りとして作られてきました。藁だけで作られる素朴な幾何学模様なのに、どこか幻想的です。

▼「Jouru(ヨウル)」を彩るヒンメリ

 

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ヒンメリ本体だけでなく、壁に映し出される影も形を変えていきます。この2つを合わせて楽しむのがフィンランド流。

日本「風鈴」

北欧では、長く厳しい冬を乗り切るためにモビールが作られました。逆に、日本では暑さの厳しい夏を快適に過ごすために「風鈴」が作られました。そう考えると、風鈴ともビールは少し似ていますよね。風鈴も、軒先に吊るして揺れる様子を目で楽しんだり、涼やかな音で涼を得ることもできます。

▼日本の夏の風物詩「風鈴」は音まで楽しむもの

素材に金属やガラスを使っているから、チリンチリンと涼しげな音が出て、夏を快適に過ごせます。

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サンキャッチャー

起源は定かではありませんが、窓辺に吊るすものと言えば「サンキャッチャー」なども仲間かもしれません。こちらは揺れる姿を楽しむだけでなく、日光や照明の光を受けてキラキラ乱反射する様子を楽しめるのが特徴です。

▼クリスタルガラスで太陽の光を受け輝くサンキャッチャー

太陽の光を7色に分けることで部屋に「虹」が生まれる様子は見ていて飽きません。

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赤ちゃん用「ベッドメリー」

赤ちゃんのベビーベッドに吊るしてある「ベッドメリー」もモビールの一種です。よく見かけるので、モビールと言えば子供部屋に置くもの、と思っている人も多いくらい。
ベッドメリーを使う時期の赤ちゃんは、まだくっきりと視界が開けていない状態です。ぼんやりとしか見えていない赤ちゃんには、鮮やかな色合いで視覚を刺激してあげましょう。また、少し月齢が進んだ赤ちゃんには、動くモビールで追視の練習をさせてあげることもできます。
赤ちゃんが笑顔になるモチーフを選んであげればさらに喜びますよ!

赤ちゃんの心身の発達にも良いとされる「ベッドメリー」

自動で動くものや、オルゴールの音が出るものなど種類は豊富。

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モビールの素材にはどんなものがある?

天井から吊るすだけで部屋の印象を変えられるモビール。素材を変えるとまた違った印象にもなります。どんな素材のものがあるのか、詳しく見てみることにしましょう。

紙素材を使ったモビール

FLENSTED mobiles(フレンステッドモビール)の「Balloon Mobile 5(バルーン気球)」

モビール発祥のデンマークの老舗モビールブランド。
折り紙や色画用紙など、身近な「紙」を使ってモビールを作った例です。もともと天井などに吊るすものだから、紙などの軽い素材がよく使われます。同じ形でも、紙のデザインだけ可能性が広がりますね。手作りするなら、紙袋や包装紙などを使ってもいいかもしれません。同じ色合いの紙やニュアンスの似たものを集めておくといいですよ。

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木製のモビール

ディータードルシュ「ウッドモビール・ハート」

ドイツのモビールブランド。揺れながらハートの形が変わっていったり、重なったり。揺れ動く気持ちを表しているようですね。

木の暖かさが感じられるモビールも、お部屋にひとつ飾りたいところ。ナチュラルテイストのお部屋ならインテリアとの調和もいいですね。また、クリスマスなど寒い時期
にはほっこり温もりを与えてくれます。

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sukima.「forest mobile(森のモビール)」

真鍮と木を合わせたモビール。トナカイやツリーをオーナメントとして使っているので、クリスマスのプレゼントにもいいですね。

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金属を使ったモビール

シックかつシンプルな装飾ならやはり金属素材でしょう。ワイヤーやスチールを使用したモビールは主張しすぎることがなく、フェミニンになりすぎないので、インテリアの最後のワンポイントとして人気。また見た目に涼し気な印象も与えるので、夏の時期などに飾るのがおススメです。

Icosahedron(イコサヒードロン)「20面体のフレームオブジェ Lサイズ」

スチールを使ったシンプルなモビール。中にグリーンを飾ったりしてもおしゃれ!

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フェルトや布を使ったモビール

フェルトや布などもインテリアに温もりを与えてくれる素材です。木と違って豊富に色が選べるのがいいですね。手作りモビールにも活躍する素材なので、色々調べておいてデザインの参考にするといいかもしれません。

The Butter Flying(バターフライング)「GOLD SHINTO」

海外のインテリア雑誌などで取り上げられていて人気の、カナダのブランド。糸は透明のテグスを使っており、ほとんど見えません。

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木の葉や貝殻などの自然素材を使ったモビール

身近なものを使ってモビールを手作りした例。同じオーナメントは存在しないので、オリジナルの一点物が作れます。

▼夏に海辺で拾ってきた貝殻を連ねたモビール

 

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貝殻がこすれ合う涼しげな音が聞こえてきそうですね。

ボールやおもちゃなどを使ったモビール

ボールやおもちゃなどのオーナメントは、ベッドメリーなどに多く見られる素材です。子ども用として作られることが多いので、パーツを取り外したりできるものもありますよね。

▼ハバ「モビール・レインボール」

ドイツのおもちゃメーカーが作るモビール。キュートでポップなデザインは子供部屋に最適。

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面白い素材のモビール

他にも面白い素材でできたモビールもあります。こちらはハンドベルのようなガラスでできたモビール。風鈴とモビールを足したようですね。

▼Timbre「Bellflower」

風をインテリアの一部にするアイテム。江戸ガラスを使用しており、高級感も漂います。

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季節ごとのモビール

季節ごとにお部屋のインテリアを変えたいけれど、大掛かりなレイアウト変更って難しいですよね。こういうとき、ワンポイントでモビールを使うと簡単にイメージチェンジが可能です。

ハロウィン

ハロウィンのイメージカラーであるオレンジと黒のハニカムボールを部屋に飾るだけ。コウモリなどのオーナメントも一緒に飾るとさらにハロウィンらしくなりますね。

▼Fabric mie(ファブリックミー)「25cm ペーパーハニカム パンプキン」

かぼちゃを表すオレンジ色のハニカムボールを開くだけ。その周辺でコウモリがゆらゆら揺れているとハロウィンらしさが際立ちます。

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クリスマス

クリスマスにはツリーを飾りたいけれど、場所を取るし掃除が大変。それに、小さい子どもやペットが家にいると、倒しそうでなかなか飾れない…という人、いますよね。それならモビールのクリスマスツリーを飾ってみてはいかがでしょうか。

▼フレンステッドモビール「Pixy Family クリスマスサンタクロース」

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七夕やお月見

お月さまとお星さま。その上に天の川もかかっている、日本の伝統的なイベントにピッタリのモビールです。七夕をイメージして作られていますが、夜空の星ということでお月見などにも使えそう!

▼sukima.「Star mobile(星のモビール)」

温かみのある木製のモビールで夜空の星をイメージしたもの。

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手作りも簡単! 子どもと一緒にチャレンジしてみよう

素朴な材料を天井からつるして楽しむのがモビールの醍醐味。なんとなく自分でも作れちゃいそうですね! 材料や道具はどんなものがいるのでしょうか。

材料と道具

糸、ハサミなど、基本的な工作道具があれば十分です。
糸は、細いテグス糸を使えば本格的になりますが、子どもが使いやすいように毛糸のような太い糸でもいいでしょう。
あとは好きなモチーフとそのデザインを考えておきます。

作り方の手順

1.アーム(軸)の部分は作る? 作らない?

モビールと言えば一般的に天秤のようになっているのが特徴。そのアーム(軸)の部分を作るか作らないかを最初に考えておきます。バランスを取りながら揺れる様子もいいのですが、手作りの場合はなくてももちろん大丈夫。糸で通して天井から吊り下げるだけでも立派にモビールになります。

▼糸を通しただけの簡単モビール

 

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子どもと最初に楽しむならこういう簡単なものがいいかもしれませんね。

もしアームを作るなら、針金や竹串などで十分です。むしろ、落下したときの怪我を考えて、軽い素材にしておいた方がいいですね。

▼1本の木にオーナメントを吊り下げるだけでもOK

 

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アームは天秤のようにバランスを取りながらおもりを考えていくのも楽しいですが、子どもと一緒に簡単に作るなら、クロスさせただけのアームでも大丈夫。

▼クロスさせた竹ひごとタコ糸で作れるモビール

 

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また、くるくる回ることを考えるなら、丸いアームを準備するのもいいですね。100均にも売っているようなリースを買ってくるととても楽。

▼リースの土台にオブジェを吊り下げた例

 

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2.オーナメントに糸を通す

準備したオーナメントに糸を通します。このため、最初にオーナメントには穴を開けておくなどしておくと作業がはかどります。

▼アイロンビーズで作ったクリスマスオーナメント

 

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もともと穴の開いているアイロンビーズは糸が通しやすいからいいですね。

▼折り鶴をグラデーションになるように並べて

 

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紙なら針で簡単に糸が通せます。色の変化が楽しめるように並び順を考えて吊るしましょう。折り鶴もこんなふうに並べると素敵ですね!

吊るすだけの簡単なモビール

もう少し手軽にモビールを楽しみたい場合は、持っている写真やポストカードを挟むだけのこんな簡単なものもあります。

▼KIKKERLAND(キッカーランド)「MOBILE PHOTO CLIP(モビール フォト クリップ)」

好きな写真やポストカードなどを10枚挟むだけの手軽さ! 簡単にモビールが自宅で楽しめます。季節ごとに挟むカードを変えるだけでイメージチェンジもできちゃいますよ。

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おしゃれなモビールで空間に癒しをプラス!

いかがでしたでしょうか。もとは部屋を暖かく演出するためのものだったモビール。意外と簡単に手作りできることも分かりました。シンプルにもポップにも作ることができるモビール、これからは季節ごとに自分好みのものを手作りしてみるといいですよね! できあがったモビールをのんびり眺めながら過ごす時間もまた格別なものになりそうです。