木の食器はメリットいっぱい!お手入れ方法とおすすめブランド4選

木の食器を使うこと

木の食器が人気の理由って?

木の食器の人気の理由は、まず何といっても、木の温もりをダイレクトに感じられるところ。昔から木と共存し、慣れ親しんできた日本人にとって、木の食器は暮らしに癒しやうるおいを与えてくれる存在と言っても過言ではないでしょう。


出典:La Luz

また、木の食器は陶器やガラスの食器に比べて、軽くて割れにくく、丈夫で、熱が伝わりにくい性質を持っています。家族に熱々のまま料理を運ぶことが簡単にできますし、子どもに安心してお皿をさげるお手伝いもさせられますね。

それから、1つ1つ風合いや表情に違いがあるのが、木の食器の良さであり、面白さ。同じ食器でも、ちょっとした木目の違いや色の違いなど、味わい深いそれぞれの「違い」を楽しめるのも人気の理由です。

木の食器が赤ちゃんや子どもに良い?!

近年注目されている「木育」。木育とは、木材に親しみや関心を持つことで、木に対する理解を深めようとする新しい教育です。

木ならではのぬくもりのある食器を使うことは、赤ちゃんや子どもに安心感や落ち着きを与えるだけでなく、木への興味を持ち、魅力を感じたり、豊かな感性を育むなど、自然と木育へつながります。

材料となる木の種類と特徴

見た目の好みや触り心地などで選ぶほかにも、どんな木材から作られているのか知ることで、きっと、木の食器選びがもっと楽しく、お気に入りのものを見つけやすくなりますよ。

ヒノキ

ちょっと贅沢な木材としておなじみのヒノキ。その一番の特徴と言えば、なんといってもヒノキが持つ独特の香りの良さですよね。肌触りが良く、ほんのりと赤みを帯びていて、美しい木目とツヤ感があります。また、抗菌作用や湿気に強く、耐久性が高い性質を持っています。


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ケヤキ


出典:HARMONY

昔から建築物に使われてきたケヤキ。摩擦に強く、頑丈で、ケヤキ独特の色と美しい木目が特徴的です。

ブナ


出典:Creema

はっきりとした木目があまりお好みでない方におすすめなのが、ブナ。高い強度と弾力性を持ち、白みがかった優しい色をしています。柔らかくナチュラルな印象で人気の木材です。

ナラ


出典:solnte

まるで虎の縞模様のような「虎斑(とらふ)」があり、頑丈でシャープな印象。パワフルな木のエネルギッシュさが伝わってくるような木材です。

カエデ


出典:銘木 木の皿.com

衝撃に強く、耐久性がとても高いカエデ。きめ細かく、ほんのりと赤みがかった、美しく肌触りの良い木肌が特徴的です。

日本人になじみ深い桜も、人気の高い木材の1つです。独特のツヤと赤みを帯びた、きめ細かく美しい木肌は、使っていくうちに次第に色が濃くなり、茶色っぽい味のある色へ変わっていく様子も楽しめます。


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出典:yamani

建築物や家具などにも使われているほど、耐久性が高く、湿気などの水分に強い性質を持っています。柔らかく優しい色合いの中、力強いはっきりとした木目が特徴的。また、栗に含まれている「タンニン」にはカビや劣化を防ぐ効果があるのだそうですよ。

クルミ


出典:おうちで楽しむ陶器市うちる

軽くて、ゆがんだり割れることが少ないので、アーティスト作品にも好んで使われています。クルミ独自のツヤや、味わい深い色合い、独特の木目が魅力的です。

アカシア


出典:cotta

頑丈で、衝撃に強い性質を持つアカシア。独特のツヤツヤと美しい縞模様のような木目が特徴的です。

セン


出典:minne

北海道などの気温の低い地域が原産のセン(栓)。ケヤキの特徴と似ていることから、ケヤキの代用として使われることも。まるで厳しい寒さに耐え抜いてきたことを語っているかのような、美しく力強い木目が印象的です。

木の食器の塗装について

木の食器は木材の種類のほかに、塗装による違いがあります。主な塗装の仕方は4つ。それぞれの塗装についてご紹介します。

ラッカー塗装

比較的リーズナブルな外国製の製品によく使われているのが、ラッカー塗装。熱に弱く、使っているうちに剥げてきてしまうことも。塗装が剥がれしまうと、木にダメージを与えやすくなってしまうので注意が必要です。

ウレタン塗装

ラッカー塗装と似ていますが、ラッカー塗装よりも耐久性が高いのがウレタン塗装。表面に膜を張ったような、ツヤツヤとしていて水を弾く仕上がりのものと、木そのものに浸透することで、耐久性を上げるといった木の質感を生かした仕上がりのものがあります。

オイル塗装

オリーブオイルやクルミ油などの天然オイルを使った、木の食器の代表的な塗装。月に1回ほど、オリーブオイルなどご家庭にある天然オイルをティッシュなどに含ませて塗ったあと、陰干しすると良いでしょう。

漆仕上げ

漆は、強力な天然の樹脂塗料。アルカリや酸にも強く、ほど良く水分・油分を通すため、なめらかでしっとりとしています。このなめらかでしっとりしている状態を保つことが、長く使うためのポイント。とはいえ、特別な手入れをする必要は特にありません。使い込むことで、料理の油分が行きわたり、適度な状態をキープすることができます。

お手入れはどうしたらいいの?


出典:cotta

木の食器のお手入れは、基本的にはほかの食器同様に洗って乾かすだけと、至ってシンプル。(中にはオイル塗装してあるものもありますので、購入時に確認するようにしてくださいね。)

ポイントとして押さえておきたいのが、家庭用洗剤を使って柔らかいスポンジで洗うことと、洗ったあとはしっかりと水分を拭き取り、自然乾燥させること。そうすることで、カビやシミなどを防ぐことができます。

使う上で注意することは?

変形したり、ヒビが入ってしまったり…木の食器を使っていて、そういった苦い経験をされたことってありませんか?それは、もしかすると知らない間に木の食器にダメージを与える使い方をしてしまっていたのかもしれません。そこで、木の食器を使う上で注意することをご紹介します。

浸け置きや、濡れたまま放置してても大丈夫?


出典:cotta

変形やヒビ・割れの原因になったり、塗装が剥がれることもあうので、浸け置きや濡れたまま放置せず、使ったらすぐに洗うようにしましょう。そうすることで、油分や色の濃い料理の汚れも落ちやすくなりますね。

電子レンジ・オーブンや食器洗浄機を使っても大丈夫?


出典:BALMUDA

木の食器に高温はNG。電子レンジ・オーブンや食器洗浄機だけでなく、直射日光に当てたり、コンロ周辺など高温になりやすい場所に置いておくことは避けるようにしてくださいね。

冷蔵・冷凍保存には使える?

極端な温度変化に弱いので、冷蔵庫に入れることはダメージの原因になってしまいます。料理が余ったらラップしてそのまま冷蔵庫に入れず、別の保存容器に移し替えるようにしてくださいね。

おすすめ!木の食器ブランド4選

昔から日本人に使われてきた木の食器。伝統的だったり、革新的だったり、それぞれのこだわりや特徴を持った、素敵な製品を生み出しているブランドがたくさんありますが、中でもおすすめの木の食器ブランドをご紹介します。

横浜ウッド

「安全で使いやすく、長くご愛用いただける」をモットーに、300年以上の歴史を誇る伝統技法を守りつつ、木材の採取から製品を仕上げるまで、一貫して薬剤を使わずに行うなど、特に安全性にこだわりを持った製品作りに取り組む「横浜ウッド」。1つ1つ丁寧に手作りされた製品は、安全性はもちろん、機能性にも優れていて、手づくりならではのぬくもりが伝わってきます。

ケヤキ椀

木目が美しく、ほどよい硬さを持つケヤキを使った、使いやすく、上品な印象のお椀。接着剤などは一切使わず、一枚の板からつくり出され、塗装は安心・安全な天然漆を6回重ね塗りしています。


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ディナースプーン

使いやすさをとことん研究し作り上げられた横浜ウッドとっておきの自信作が、こちらのディナースプーン。木材にはカエデが使われ、塗装は天然漆を6回重ね塗りしています。


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カエデ離乳食スプーン

こちらのカエデを使った離乳食スプーンは、助産院や学校ツールとして横浜ウッドの製品を使っている団体からの声をもとにして作られた、食育専用のもの。塗装は、天然漆を6回重ね塗り。自社工房で作る安全にこだわった天然漆なので、赤ちゃんでも安心ですね。お食い初めから使えるそうなので、お祝いのギフトとしても最適です。

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無印良品

シンプルでスタイリッシュな質の良い製品が、手に入りやすい価格で揃う無印良品。愛用されている方はきっと多いかと思います。無印良品が手がける木の食器は、1つ1つフィリピンの職人たちの手作り。精度の高い製品が比較的リーズナブルな価格で販売されています。

アカシア食器シリーズ


出典:無印良品

アカシア独自の美しい木目を生かした食器シリーズ。表面にはラッカー塗装が施されています。いろんな大きさや種類のボールや深皿・プレートが揃っているので、家族構成や好みに合わせて選ぶことができます。同じアカシアを使っていても、少しずつ色や木目の出かたに違いがあるので、店頭でお気に入りのものを見つける楽しみもありますね。

我戸幹男商店

「我戸幹男商店」は1908年創業の歴史ある漆器ブランドです。「山中漆器」の伝統を守りつつ、実用性と芸術性にこだわってつくられた製品は、独自の美しさがありながら、使いやすさも兼ね備えている逸品です。

TSUMUGI(つむぎ)汁椀 壺型 TSUBO

壺を表現した、珍しく美しいフォルムのお椀。食卓の雰囲気を一新してくれそうですね。素材はケヤキを使っています。ちなみに、古来より食料を保存したり運ぶために使われてきた壺には”歓迎”の意味もあるそうですよ。

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KEURA(けうら)プレート

”けうら”は竹取物語から引用した、”美しいさま”や”気品”を表す言葉。その名の通り、まさに美しく気品あふれるシリーズです。お客さまがいらした際のおもてなしにもピッタリですね。素材はセンを使っています。サイズはS~LLの4種類、色はプレーン・ブラック・ブラウンの3色から選べます。


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WAQWA(ワクワ) CUP <画像右>


出典:我戸幹男商店

使うときのワクワク感や、指・匙・食器の関りを表現している「WAQWA」シリーズ。こちらは、ケヤキを使った優しさの中にもシャープさや面白さも感じられる木のコップです。サイズはSとLの2サイズ。子どもと大人でサイズを分けて使っても良いですね。

TOUGEI(籐芸)

「新しい食生活」をモットーに、人々の食生活を豊かにする、実用性が高く、人と自然に優しいものづくりにこだわる「TOUGEI」。シンプルなものから、ベビーやキッズ用の可愛らしいものまで多彩に揃います。

品質と使いやすいデザインにこだわってつくられた製品は、実用性が高く、赤ちゃんや子どもにも安心して使わせてあげられますね。

スタンダードシリーズ


出典:TOUGEI CO.,LTD.

こちらは、ロングセラーのシンプルで使い勝手の良い木の食器シリーズ。カトラリーやお椀・コップなど種類豊富に揃っていて、普段使いにピッタリですね。素材は、カエデ・ブナ・栗などで、塗装に使われているのは、食品衛生法の規格基準に沿った安全なウレタンコーティング。赤ちゃんや子どもにも安心です。

MUTE(ミュート)シリーズ

丸みがあって手触りの良い優しい雰囲気のMUTEシリーズ。素材はカエデ・ブナ・栗の3つの素材から選べます。ボウルやお皿・カトラリーなどたくさんの種類の中から、素材や大きさまで好みに合わせて選べるのは嬉しいですよね。

あえて異素材のものを組み合わせるのも面白そうです。こちらも、表面には安全なウレタンコーティングによる塗装が施されています。


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ベビー&キッズシリーズ


出典:TOUGEI CO.,LTD.

素材にインドネシア産の、頑丈でグラデーションのような美しい木目が特徴の果物の木「サオ」を使った、子どもの食事を応援してくれるカトラリーシリーズ。こちらの塗装にも安全なウレタンコーティングが使われています。

口当たり良く、子どもが自分で食べやすい形状だったり、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんに食べさせやすい設計がされてあるなど、ぬくもりと優しさが伝わってきます。

にこにこシリーズ


出典:TOUGEI CO.,LTD.

にこにこ可愛らしいカトラリーや箸置きのシリーズ。みんなで食卓を囲むのが、ますます楽しくなりそうですね。こちらも素材はサオ、表面には安全なウレタンコーティングによる塗装が施されています。

良いことづくめの木の食器。ぜひ食卓に取り入れてみて

日本の伝統的なものから、子ども向けの可愛らしいものまで、今や木の食器は多種多様。お気に入りの素材や塗装を知っておくことで、選びやすく、ますます選ぶのが楽しくなりそうですね。

また、お手入れや注意についてはぜひ気に留めておきたいところ。よかったら、今回ご紹介した内容を参考に、お気に入りの木の食器を食卓の仲間入りさせてみてはいかがでしょう♪