『11ぴきのねこ』子どもに読んであげたい一冊に。

『11ぴきのねこ』あらすじとシリーズ

『11ぴきのねこ』は、親子2代で楽しめる絵本として昔から長く愛され続けている絵本の一冊です。

あらすじとストーリー

11ぴきのねこたちの愉快な冒険。主人公はとらねこ大将率いる11ぴきのねこたち。この主人公はいつもお腹がペコペコ。落ちている魚を拾ってもいつも11ぴきで分け合って食べるしかありません。そこで長いひげのおじいさんネコが言います。

「山の向こうにある広い湖にとても大きな怪物のような魚がいるよ、勇気があるなら取ってきてごらん。」

意を消して立ち向かうねこたちですが、現れた怪物のような魚に何度も「フワーン」とはね飛ばされ、やる手も無く歯が立ちません。負けっぱなしのねこたちですが、11ぴきのねこで知恵を絞り、最後には巨大な魚を捕まえることが出来ます。喜び、そして驚かせたい!びっくりさせたい!そんな想いでおじいさんネコの元へ持って帰ることを決めたのです。

「それまではぜったいに口にしないこと!」と約束して。しかし最後までお話が終わらないのが、この11ぴきのねこの物語のいいところ。11ぴきのねこたちは帰り道、夜になり暗くなり辺りが暗闇に染められた頃、大きな魚をペロリと平らげてしまいます。

後に残ったものは平らげた大きな魚が大きな骨になった姿だけ。しかしそれでも、この骨があればどれだけ大きな魚が摂れたのか、おじいさんネコに見せることができると。
11ぴきのねこの絵本は、このようにとらねこ大将率いるねこたちが、さまざまな冒険にチャレンジするとっても子どもらしいストーリーです。

勇敢でわんぱくだけど、反面失敗も多くてそこが愛らしいストーリーとなって描かれており、親子2世代に渡り長く愛される物語になっています。

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11ぴきのねこのみどころ「表紙にいるのは何匹のねこ?」

こんなクイズがあります。11ぴきじゃないの?と思いますよね。数えてみると…?何気ない表紙も、子どもと一緒に答えを見つけられる絵本の楽しさでもありますね。みなさんも是非、何匹いるのかお子さんと数えてみて下さいね!

作者の『馬場のぼる』さんってどんな人?


出典:EhonNavi

1927〜2001年 漫画家・絵本作家。
本名、馬場 登。青森生まれ。平成13年4月7日死去。73歳。

「児童漫画界の三羽カラス」と呼ばれた、手塚治虫、福井英一につづく漫画家の先駆者です。初期は少年漫画でキャリアをスタートさせ、のちに大人向けの漫画や絵本を執筆。中でも動物を主人公とした作品が多く、子どもでも楽しめるほのぼのとした愛らしいタッチでストーリーを描き、一躍人気を集めました。

その人気は古くから愛される絵本となり数々の作品を生み出し、大人と子ども、2世代にわたり愛される作品の代名詞となったものがこの「11ぴきのねこ」。

こぐま社より刊行された11ぴきのねこシリーズは1980年、1986年にはアニメ映画化もされました。また同シリーズである「11ぴきのねことあほうどり」では文芸春秋漫画賞を受賞し、平成5年には日本漫画家協会賞、8年読売国際漫画大賞をも受賞し、イタリアでは、子ども達が選ぶ「エルバ賞」を受賞。

馬場のぼるさんの人気作品

ここで、馬場のぼるさんの人気作品をいくつかご紹介しますね。

・「きつね森の山男」

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・「ぶたたぬききつねねこ」

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・「アリババと40人の盗賊」

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・「がまくん かろくん」

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・「かえるがみえる」

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出版社「こぐま社」について

東京都にある本社、こぐま社は主に児童書を出版しており、創設者は東京子ども図書館の監事を勤めている佐藤英和さん。ベストセラーに「こぐまちゃん」シリーズや「11ぴきのねこ」を持ち、【子どもたちのたからものになるような絵本づくりを目指す】をモットーとした絵本の専門出版社です。

子どもたちが自分らしく生きる、成長する。という時代の変化にも唯一変わらないものをテーマに、子どもたちにふさわしい描き方で、20年後30年後、読み継がれるような、ロングセラーを出版していくことを大切にしているんです。子どもたちへの絵本のたからものを数多く残しています。

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『11ぴきのねこ』シリーズ紹介

全6冊の『11匹のねこ』他シリーズ作品を紹介します。

11ぴきのねことあほうどり

コロッケを、見るのもいやなほどに飽きてしまった11ぴきのねこたち。鳥の丸焼きが食べたくて食べたくて仕方ないところに現れたのはなんとあほうどり。11羽分の鳥の丸焼きを求め、冒険するのですが予想外の展開に!!

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11ぴきのねことぶた

冒険中、空っぽの古い家を見つけ、ここを住処にすることを決めます。そこへ1匹のぶたがやってきて出会うのですが、ぶたはあるはずの家を探します。無くなってしまった家を作ろうとするぶたをみて、ねこたちは協力することに決めました。みんなで協力した家がやっと出来上がったのですが!?

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11ぴきのねこ ふくろのなか

ある日遠足に出かけたねこたち。歩いていると「きけん!はしをわたるな」など次々と立て札が。しかしねこ達はお構い無し。そして歩いてると次は大きな袋を見つけます。そこにも「ふくろにはいるな」と。守るわけがありません。さっそく袋に入る11ぴきのねこ。するとそこには…

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11ぴきのねことへんなねこ

川で11ぴきのねこたちが釣りをしていると、へんなねこに出会います。気になってへんなねこの後をつけてみることにしました。へんなねこは家に葉っぱを張りつけ始めます。おもしろがって手伝い始めるねこたちへお礼にと魚を鍋にいっぱいもらいますが、へんなねこはおかしなことを言い始めます。ねこたちは鍋の蓋をあげるのでしょうか!?

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11ぴきのねこ どろんこ

食べ物を探しに森の中へ行くと、泥であそぶかわいい恐竜の子どものジャブに出会います。11ぴきとジャブはたちまち仲良くなるのですが、仲良くなりすぎて反発し合うことに…。ラストは、全部が合わなくてもやっぱり友達と思える、ほのぼぼあたたかい作品に!

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絵本の選び方、読み聞かせのメリット

年齢にあった絵本の選び方、読み聞かせに大事なこと

赤ちゃん〜2才

赤ちゃんへの読み聞かせにいい絵本はズバリ音を楽しむ絵本です。赤ちゃんには実はお腹の中から既に聴覚が備わっているのだそうです。よくお腹の中にいる赤ちゃんに話しかけるといいと産前言われますよね。

そのように赤ちゃんにはお母さんの声を案外しっかりと聞こえているんです。だからこそ、音を楽しむ絵本をおすすめします。例として、赤ちゃんに読む最初の絵本として人気な絵本があります。

「じゃあじゃあ びりびり」

この絵本には、ぶーぶーぶーや、わんわんわん、びりびりびりびり などの音が、1冊の絵本にたくさん詰まっています。シンプルで目を引く描き方はもちろん、文字の配置もたのしくできています。初めての読み聞かせに迷っている方にぜひ読んでもらいたい一冊です。

1歳児、2歳児になるとこれまでの読み聞かせと違い、子どもが興味を示すものを自分で選び始めます。手先が器用になり、言葉が少しわかるようになり、文字にも興味を持ちはじめて、色々なことをじぶんでできるようになります。絵本のページをめくる、絵に指を指す、絵を見て知ってるものに反応するようになります。

そしてそれを日常生活で目にしたときに、「あ!あ!」などと気づき、声に出すようになります。例えば乗り物だったら、電車が通る時に教えてあげると、嬉しそうに電車を指差し、認識することができるようになり、動物なら動物園へ行ってみるといいでしょう。

言葉にならなくても、絵本で見たことある動物に、知ってる!というように「あ!」や1歳半をすぎると、「ぴょんぴょん!」や「パッカパッカ!」というようにじぶんでみたことある喜びをみつけることができ、それを表現することができるようになります。親にとってもとても嬉しい姿ですよね。

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3才〜4才

この頃になると、シンプルな物語のストーリーが理解できるようになり、お話が楽しい!と思う世界に飛び込んできます。たくさんある絵本の中で、短編長編関係なくお気に入りのものが見つかる時期でもあります。

お気に入りの絵本が見つかったら何度でも一緒になって読んであげましょう。3.4歳児向けの絵本になると、仕掛けや工夫が入ったものも多くなります。同時に手遊びもできるものが今では沢山並んでいますよね。絵本を読み聞かせるだけでなく、「これはなぁに?」など、子どもが知りたがる好奇心もでてくる年齢に。

そんな時期だからこそ、絵本をお母さんと読みことでたくさんの知識につながり、想像し、体感し、刺激や影響も多く与え始めます。3.4才では特に文字や数を覚えるきっかけ作りになったり、勉強とはまた違う知識の付け方を絵本によってできるのは、子どもにとっても楽しい時間になります。

読み聞かせのメリット

想像の世界で感情が豊かになる

絵本を読み聞かせてもらうことで、子どもは主人公になり、ワクワクした気持ちも哀しい気持ちも、やってるような気持ちを自分に置き換えて感じることが出来ます。絵本の中は冒険のようなもの。想像して、冒険するというとても感情豊かな感性が芽生えます。

言葉の勉強ができる

絵本を読み聞かせてもらう中で、お母さんからの言葉を耳で聞いてインプットするようになり、単語や、名まえ、その中でも聞いたことある言葉が沢山耳にお母さんの声として入ってくることで、沢山の言葉を覚え始めます。同時に絵本にはかわいらしい絵があります。

目で見て、何度も繰り返すことで、自然とこの絵の時に聴く言葉、そんな風に目と耳で結びつけれるようになります。こどもの持ってる力は想像以上に大きく、次第に絵を真似することもし始めます。

リラックスと心の落ち着き

読み聞かせは、母親と子どものコミュニケーションのひとつ。お母さんの声を聞いていることは子どもにとってとってもリラックスした心の落ち着く時間となります。お母さんの声は子どもにとって一番のホッとするものであり落ち着きを感じられます。

そして何より、その時間が子どもにとっては最高に幸せな時間に変わるのです。読み聞かせをし、コミュニケーションをとり安心して寝つきが良くなるということから、お布団で一緒に絵本を読み、子どもを寝かしつけるお母さんも少なくなく、とても良い時間となります。

知識が身に付く

絵本には、視覚、聴覚、想像力、他に知識を身につけられる様々な力があります。言わば絵本は知識の宝庫です。今は絵本でも勉学に繋がる、数字や、科学と言ったものも多く有りますし、今に無い昔話も知り得ることができます。絵本や本を沢山読む子、読み聞かせ体験の多い子が、幼少期を経て小学校、中学校以降学力の向上につながってくるという研究もあるほどです。

絵本のある幸せな時間でコミュニケーションのひとつに。

子どもの頃に読んでもらった絵本というのは、大人になってもずっと記憶に残ります。不思議とまた読んでみたくなったりもしますよね。そうやって、子どもが大きくなる度に語り継がれるのが絵本の魅力のひとつでもあります。

沢山読むことで、知識や感情豊かになることはもちろん、何よりお母さんの膝の上に座り、絵本を読んでもらえる時間がどれほど子どもにとって幸せなことかと思うと、そんな時間が愛おしくてたまらなくなりますよね。親と子で一緒になにかをする。

そしてそれはお互いにとってのくつろぎの時間となり、たからものとなります。そんな、今しか作ることのできない、今だから作れる親子の時間を大切にし、絵本で子どもとの日常を豊かにしてみてはいかがでしょうか。