憧れの鍋「staub(ストウブ)」を長持ちさせるためのお手入れ方法とは?

staub(ストウブ)社について

どんなブランド?

ストウブ社は、美食の地であるフランス・アルザスで生まれた、優れた鋳物ホーロー鍋やセラミック製品で有名なブランド。フランスの伝統的な職人技に、最新の技術を取り入れて作られる製品は素晴らしく、世界中の人たちに愛用されています。

ポール・ボキューズ氏をはじめとした、有名シェフやレストランオーナーからをも選ばれているストウブの製品。すでに持っていたり、興味がある方は、きっと多いのではないでしょうか。

ストウブの鍋には、どんな特徴があるの?

出典:staub

代々受け継いで使われることも珍しくないくらい、耐久性や保温性に優れた鋳物鍋に、ホーロー加工を施してできたのが、進化した鋳物鍋=ストウブの鋳物ホーロー鍋。

その特徴は熱伝導が良く、均一に火が通ることです。食材にムラなく均一に火を通し、より美味しく仕上げます。また、保温性や蓄熱性・保冷性にも優れているので、美味しい温度を保ったまま料理をサーブすることができますし、低温調理にも向いています。

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そして、1番の特徴はフタの裏に「ピコ」と呼ばれる突起がついているところ。食材から出た水分が蒸気となって突起につくと、蒸気は水滴となって降り注ぎ、食材に水分を戻します。

その突起の作用によって、食材のうま味や栄養を逃さずに調理することができる「無水調理」だってできるんですよ。

ガス・IH・オーブンなど、あらゆる熱源に対応しているのも嬉しいポイント。それから、男女問わず人気のあるスタイリッシュなフォルムも特徴のひとつ。そのまま器としてテーブルに出せば食卓が一気に華やぎます。

ストウブの鍋で、どんな料理が作れるの?

熱伝導や保温性、耐久性に優れ、無水調理可能など良いことずくめのストウブの鍋。焼く・煮る・蒸す、はもちろん、ご飯を炊いたり、パンやデザートを作れたりなどとっても万能なんですよ!

出典:staub

トウモロコシをはじめとした野菜を蒸せば、野菜本来のうま味や栄養を、まるごと味わえる虫野菜の完成。味付けは少しの塩でも十分美味しいんです。

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カレーやロールキャベツなどの煮込み料理にだって大活躍。水分の多い野菜なら、無水調理だって可能なんです。食材のうま味たっぷりなので、複雑な調味料を使わなくたって美味しくできます。

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鶏肉を使ったエスニック風味の炊き込みご飯。具材にゴボウやニンジンをプラスして、調味料を和風に変えるなど、お好みの具材や調味料で、素材のうま味をたっぷり吸いこんだ、ふっくら美味しい炊き込みご飯を味わうことができます。

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ほくほくの美味しいジャガイモが味わえる、ポテトグラタン。グラタンを作ったら、お鍋ごとオーブンに入れて焼き色をつけます。そのままテーブルに出すことができますし、温かさをキープしてくれるので、最後まで美味しく食べることができますね。

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熱伝導が良いので、フォカッチャや、シナモンロールなど、ふっくらとしたパンが焼き上がります。

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お鍋ごと冷凍庫に入れて作るジェラート。保冷性も高いストウブならではの使い方ですね。

ストウブの鍋の種類と選び方

形やサイズなど、どうやって選んだらいいのか迷ってしまうこともあるかと思います。そこで、ストウブの鍋の種類と選び方をご紹介していきます。

どんな種類があるの?

ストウブの鍋の形は、主に2つ。丸形のラウンドと、丸型より少し浅く、楕円形のオーバルです。

サイズは、ラウンドの場合10㎝から28㎝まで2㎝刻みに、オーバルの場合は、11㎝、17㎝、23㎝、27㎝、29㎝が、一般的に販売されているサイズです。

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ほかにも、オーバルよりさらに浅い、浅型のブレイザーソテーパンもあります。

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どうやって選ぶ?

出典:staub

形については、基本であり、使い勝手が良いラウンドかオーバルから選ぶことをおすすめします。ラウンドは、ガスコンロやIHなどの熱源の形であることから、より均一にムラなく熱が通るので、煮込み料理や、ご飯を炊いたりするのに向いています。

また、オーバルに比べて高さがあるので、キャベツなどの葉物野菜もかさばりにくいです。

オーバルの良さは、トウモロコシなどの、長さのある食材が収まりやすいところ。お肉やパンケーキを焼く時も、ラウンドでは1枚しか焼けないところ、2枚焼けたりします。

それから、鍋物など、そのままテーブルで使う時、みんなで料理を取りやすいですね。よく作る料理や、よく使う食材、そのままテーブルに出すかどうかなどを考えて、ラウンドとオーバルどちらにするかを選ぶと良いでしょう。

サイズを選ぶときに考えたいのが、家族の人数やよく使う鍋のサイズ。家族の人数に対して容量が合わなかったり、あまり使わないサイズだと結局使わなくなってしまう可能性が高いからです。

メインで使う鍋がすでにあるという場合は、あったら便利だなと思う、サブとして使えるサイズを選んでも良いですね。

ラウンドを選ぶ場合、18㎝、20㎝、22㎝、24㎝が普通の鍋として使うサイズです。

人数の目安は、18㎝・20㎝は1~2人、22㎝は2~3人、24㎝は3~4人向けです。

どのくらいのご飯が炊けるかで考えると、18㎝は2合、20㎝は2~3合、22㎝は3~4合、24㎝は4~5合くらい。

オーバルの場合は、23㎝、27㎝、29㎝から選ぶことが多いようです。

人数の目安は、23㎝は2人、27㎝は4人、29㎝は4~6人向け。29㎝は業務用でもあることから、けっこう大きいので、家族が多かったり、人が集まることが多い場合におすすめです。

使う際に注意すること

せっかく手に入れた憧れのストウブ。使い方を間違うと、火傷や、ストウブの寿命を縮めてしまうことも。ここでは、使う際の注意点をご紹介します。

加熱中や加熱後すぐは、直接触らないこと

加熱中は、取っ手やつまみも熱くなります。加熱中や加熱後すぐは、必ず鍋つかみやオーブンミトンなどを使って鍋を持つようにしてくださいね。

キズつけない調理器具を使うこと

ステンレスなどの金属製の調理器具を使うのは、ホーロー加工の表面がキズつく原因に。木製やシリコン製などの調理器具を使うようにしてくださいね。

急激な温度変化

急激な温度変化を与えてしまうと、ホーローが剥げてしまうことがあります。強火は避け、中火以下から弱火で調理することをおすすめします。

食洗器は使わない方がベター

食洗器を使うと、洗剤が表面を変色させてしまうことがあるのだそう。お気に入りのカラーが変色してしまうのって、悲しいですよね。

ストウブを長持ちさせるために

普段のお手入れ方法は?

普段のお手入れについては、食器などと同様、スポンジと中性洗剤を使って水やぬるま湯で洗うだけでOK。くれぐれも、たわしや金属製のスポンジなど、キズが付く原因になるものの使用は避け、柔らかいスポンジを使うようにしてくださいね。

”シーズニング”について

みなさん、”シーズニング”ってご存知ですか?ストウブを使うのには欠かせない”シーズニング”についてご紹介します。

”シーズニング”って?

シーズニングとは、初めて使う前や、定期的に行うお手入れで、油慣らしのことを指します。シーズニングをするのとしないのでは、ストウブの持ち方が変わってきますし、シーズニングすることで、料理の出来も変わってくるんですよ!

シーズニングの方法が知りたい!

まず、柔らかいスポンジと中性洗剤を使ってぬるま湯で洗い、布巾やキッチンペーパーを使って水分を拭き取り、乾燥させます。しっかりと乾燥したら、小皿などにオイル(オリーブオイルなど、お家にあるオイルでOK)を入れ、キッチンペーパーを使って内側に塗り広げます。

内側にまんべんなくオイルを塗ったら、弱火にかけます。うっすらと煙が出てきたら、火を止めて、30~40分ほど放置し、鍋が冷めたところで、余分なオイルを拭き取ります。

拭き取ったオイルの色がベージュっぽい色ならシーズニング成功。もし拭き取ったオイルが黒っぽい場合は、シーズニングが焦げているサイン。もう一度最初からやり直しましょう。シーズニングが成功した場合は、オイルを塗る~拭き取るまでの流れを2、3回繰り返します。

どのくらいの頻度でしたらいいの?

これといった決まりはありませんが、基本的に、前回シーズニングした時のツヤがなくなってきたタイミングでシーズニングをするようにしましょう。

ストウブにまつわるトラブル対処法

普段ちゃんと洗っているのに、ガンコな汚れが付いてしまったり、鍋の底が焦げ付いてしまったり…実際にトラブルに困ってる場合だってあるかと思います。そんなストウブにまつわるトラブル対処法を、いくつかご紹介します。

汚れがなかなか取れない!

ストウブの鍋の内側につく、白い汚れ。この汚れの正体は、食材や水道水から流れ出たミネラル成分が固まったもの。ここで活躍するのが「お酢」。

鍋に水とお酢を10:1の割合で入れ、数分間沸騰させたら火を止めて、鍋が冷めてから、中性洗剤と柔らかいスポンジを使って洗い流します。

焦げ付きにはどう対処する?

ストウブの鍋底や外側についた焦げ付きには「重曹」を使って対処するのがおすすめ。焦げ付きが鍋底にある場合は、鍋底が見えなくなるくらいの重曹と、吹きこぼれない程度の量の水を入れて火にかけ、沸騰させます。

汚れが浮いてきたら火を止め、鍋が冷めてから、中性洗剤と柔らかいスポンジを使って洗い流します。焦げ付きが外側にある場合は、まず、一回り大きい鍋に重曹大さじ1、2杯と、ストウブを入れて沸騰させても吹きこぼれない程度の水を注ぎます。

そこにストウブを浸けて10分くらい沸騰させたら、火を止め、鍋が冷めてから、中性洗剤と柔らかいスポンジを使って洗い流します。ちなみに、ストウブを浸ける鍋は、重曹と相性の悪いアルミ以外の材質のものを使うことをおすすめします。

大切なストウブ、きちんとお手入れをして長く愛用しよう

世界中の名高いシェフやレストランオーナーからをも魅了するストウブ。見た目だけじゃなくて、その実力のすごさにも改めて気づかされます。

それから、ストウブを使っていくうえで、ちょっと面倒で、ついないがしろになってしまいがちなシーズニング。長く使うために、定期的に行っていきたいものですね。

もし、ストウブについた、しつこい汚れや焦げ付きでお困りでしたら、先ほどご紹介した対処法を、よかったら試してみてくださいね。