これでもう安心!幼稚園の入園準備のイロハを教えます

幼稚園の入園準備をはじめよう!

入園準備をスタートする時期はいつから?

入園はまだまだ先だから…!なんて思っていると、あっという間に準備期間がなくなって大慌てするというのはよく聞く話。かくいう私も、入園ギリギリまで慌てふためいていたママのひとりです。

入園を見越して新しい土地に引っ越したばかりだったので、その地域の就園についての情報を聞く相手がいませんでした。ですから、情報収集はインターネットだけが頼り。

秋頃から少しずつ取り掛かりはしたものの、具体的な準備のイメージが湧かず、ただ時間だけが過ぎていくような感じでした。そして年が明けてから、これはマズイ…と徐々に焦り始めていき、すべての準備が終わったのは、なんと入園式前日!ギリギリですべり込みました…。

何を準備しなければいけないのか、何から始めればスムーズに準備が進められるのか。これを前もって把握できた上で、入園までのスケジューリングがきちんとできていたら、きっとあんなに慌てることはなかったし、もっと早く終わらせることもできていただろうなと思います。

では一体、どれくらいの時期に、どんなものから準備を始めればいいのでしょうか。

幼稚園の選択から始まっています

幼稚園の準備自体は、実は幼稚園を選ぶところからすでに始まっているのです。園児獲得のための競争が激しく、それぞれに個性のある園が増えているのが昨今の特徴。

幼稚園の前の未就園クラスに入っていないと入園できない、願書提出に何時間も並ばないといけない、など、幼稚園によって人気の度合いで動き始める時期も異なります。

親の側も、家庭の教育方針に沿った園を選びたい!と言う思いが強いママは、見極めにも時間をかけるため、リサーチを始めるのが早いです。

この流れに出遅れてしまうと、せっかく通わせたいと思う幼稚園が見つかっても体験入園に参加できなかったり、幼稚園の情報をろくに得られないまま入園する幼稚園をどこにするか選ばなければいけないといった事態になってしまう事もあります

入園準備はいつから?

動き始める目安ですが、

  • ずっとその地域に住む場合、まだ1歳や2歳の赤ちゃんの時期から、だいたいの目星をつけておくと、いざその時期になったときに動きがスムーズ。
  • だいたい10月〜11月に願書提出や面接があったりと、秋以降に入園を決める動きになるところが多い。
    (説明会に出席していない人は願書がもらえないなど、独自の方針をとっている幼稚園もあるため、事前の情報収集で回避。説明会や催しの日取りが重なってしまうこともあり。)
  • 遅くとも、3歳になる年の4月下旬頃になったら下調べを始める。

次年度の入園希望者に向けたイベントや体験入園なども、入園希望者の囲い込みのために5月や6月の結構早い段階で開催されているところが多い様子。リサーチはまだまだ先でいいわ!と、幼稚園選びにあまりこだわりがないママも、最低限の情報収集だけはしておいたほうが無難です。

催しのスケジュールの確認は、各幼稚園のホームページを参考にしてください。園によっては記載がないところもあるので、直接電話で尋ねるのも良いかもしれません。毎年のことですから、大まかな日程や周知される日にちの目安は教えてもらえるでしょう。

事務員さんの対応や、言葉のやりとりで見えてくるものがあったりもするので、敢えて電話をかけてみて幼稚園の雰囲気を知る、というのもアリです。質問は簡潔に、園児たちの登降園には重ならないよう、時間的は配慮はお忘れなく。

どんなことを調べておくといいの?

  • 自分たちの住んでいる地域から通える幼稚園はどこなのか。
  • 公立幼稚園 or 私立幼稚園 or お受験幼稚園?自分たちの方針に沿っているのは?
  • 各幼稚園の教育方針(◯◯式、△△教育など)
  • いつ頃から参加型イベントが始まるのか。
  • 説明会、願書受付はいつから始まるのか。

まずは、このようなところから調べてみるといいでしょう。

正直なところ、幼稚園は親子との相性があります。親も子も揃って、相性のいい幼稚園に入園できればベストですが、なかなかそうはいかないのが悩ましいところ。

親がいくら気に入っても、子どもが楽しくなかったり、無理をしなければいけないような幼稚園は避けなければいけません。

反対に、親はうーん…と思っても、意外と子どもが「ここがいい!」と気に入る場合もあります。我が子にはどんなことが向いているのか、親としてどんな幼稚園生活を送らせてあげたいのか。しっかりと見極めてあげるためにも、判断材料はたくさん集めておいた方がいいでしょう。

入園準備はいつまでに?

幼稚園が決まれば、本格的に入園に向けた準備のスタートです。制服類やお道具、手作りグッズなど、幼稚園で使用するものに関しては、基本的に入園する幼稚園のルールに従い、決められた日付までに用意するものです。

願書提出後、入園決定の家庭に向けた制服やお道具注文の説明会等が必ずありますから、実際にはその日から入園式当日までが準備期間となるでしょう。11月〜4月上旬頃が一般的です。

ここで注意して欲しいのが、準備を始める時期。特に、きちんと予定を立てて準備ができるキッチリさんのママがやってしまいがちなのが、『フライング購入』です。

つい「これは幼稚園なら絶対使うよね!」と早い時期に購入したり、手作り品も前倒しでテキパキと作り始めたり。

そうすると、

「うちの園では使いません。」
「◯◯は各自購入ではなく、幼稚園指定のものを使ってください。」
「今までは使っていましたが、次年度からは廃止になりました。」
「手作りグッズは、必ずこの大きさのものにしてください。」

こんな予想外の展開になることが結構あります。

我が家はこれによって、ハサミとコップとお弁当箱が無駄に増える結果に。私の場合はキッチリさんでも何でもなく、ただ「可愛い!使えだろうから買っておこう!」と安易に飛びついてしまっただけなのですが…。

物品は、買うと決まれば1日で集めてしまうこともできますから、焦らずに待ちましょう。入園する幼稚園が決まってからの購入が無難です。

手作りグッズについても、幼稚園ごとに寸法が決められている場合が多いので注意してくださいね。在園児の知り合いがいる場合は、あらかじめリサーチをかけておくと準備期間が長く取れますから、できるだけ早い段階からの情報収集がおすすめ

入園準備ってどんなことをすればいいの?

ひと言で入園準備とは言っても、その中身は多岐にわたります。

  • 幼稚園のリサーチ〜願書提出
  • 入園金の準備
  • 制服類の購入
  • お道具類の購入
  • 手作りグッズの制作 or 既製品の購入
  • 名前つけ
  • 生活習慣を身につける

一般的には、このように『幼稚園の入園に際して必要なものをすべて整えること』を指します。こんな風に見てみると、なかなか膨大な量ですよね…。

入園準備リストを作ってみました

定番の購入品リスト

<制服類>

各自購入はほとんどなく、一斉購入で園指定のものになるでしょう。

  • 制服一式(夏・冬)
  • 通園バッグ(これに加えて、指定のサブバッグがあるところも)
  • 通園帽子(夏・冬)
  • 体操服(夏・冬)
  • カラー帽子
  • 名札
  • スモック
  • 靴下(園によって細かい規定がある場合が多い)
  • 運動靴(2足あると◎)
  • 上履き

<お道具類>

制作に使うお道具類は園指定が非常に多いため、事前購入は特に注意が必要です。

  • お道具箱
  • のり
  • ハサミ
  • 粘土、粘土板、ヘラ
  • クレパス
  • 色鉛筆
  • 鉛筆、筆箱
  • スケッチブック
  • カスタネット
  • 出席帳、連絡ノート
  • ピアニカ or メロディオン(園指定の場合が多い)

<お食事用品>

  • お弁当箱(形状の指定がある場合も)
    ・箸、フォーク、スプーン
    ・お皿(給食時のお皿を持参する場合)

<生活用品>

  • コップ(プラスチック製やメラミン製、取っ手付き)
  • 歯ブラシ
  • お手拭きタオル(ループ付き、3〜4枚は必要)
  • ハンカチ(3〜4枚は必要)
  • ティッシュ
  • 水筒

うっかり準備を忘れがちなものリスト

  • 追加の下着類(幼稚園の置いておいたり、年少のあいだは毎日持たせることも)
  • レインコート
  • 長靴
  • プール道具一式(水着、帽子、ビーチタオル、プールバッグ)
  • 浴衣、甚平
  • リュック
  • ヘアゴム、髪留め(黒茶紺のみ、飾りなしのみ、などの細かい規定がある場合も)

手作りグッズはどうする!?

入園準備で必須になる手作りグッズ。手作りが不慣れだったり、ミシンが苦手なママの準備の手を止めてしまう一番の原因であり、悩んでいるママも多いですよね。

「絶対に家庭内での手作りで!」と決まっている幼稚園もあれば、特に大きさや形状の指定もなく、「既製品OK」を謳っているところもありますから、こちらも幼稚園決定前に情報収集をしておくのがベスト

入園準備だけでなく、入園後も定期的に手作りが必要になってくることがありますから、この機会に少しずつ挑戦してみてもいいですよね。案外ハマってしまうかもしれませんよ!

手作りグッズで必要なものリスト

  • レッスンバッグ(キルティングやビニールコーティングなどの破れにくいものが◎)
  • お弁当袋、お皿袋(取り出しやすい形状で)
  • ランチョンマット
  • コップ袋(取り出しやすい形状で)
  • 体操服袋(かさばらないようキルティングは避けて)
  • ティッシュケース
  • 水筒カバー、ヒモカバー
  • 椅子カバー
  • 座布団、座布団カバー
  • ピアニカ入れ
  • エプロン、三角巾
  • 上靴袋

本当に手作り派と外注手作り派

家庭内の手作りを必須としている幼稚園は、実は結構多いのです。理由としては、子どもと一緒に布を選んだり、どんなデザインにするかを話し合ったり、そんな母子の時間を通してママのぬくもりを感じさせたい。

幼稚園でもママの愛情を感じて安心できるよう、手作りしたものを持って登園させて欲しい、ということなのでしょう。とてもステキなことだと思います。

だけど、向き不向きがあるのも事実。

「どうしても自分で作るなんて無理…!!」
「作ってあげられない私は、子どもへの愛情が薄いのかもしれない…。」

なんて考え込んでしまうママもいると聞きますが、そんなことは絶対にありません。自分では作れないし、周りに頼める人もいない…というママにぜひ利用して欲しいのが外注です。こちらが指定した布や寸法で作ってもらう、ということができるんです。

サンカクヤなどの大手手芸店の一部店舗でそのようなサービスがあるそう。また最近では、手作り雑貨を販売する作家サイトなどでもお願いすることができます

こちらはオシャレなものが多く、金額も良心的。事前にいろいろと相談することもできるので、オーダーメイドのような感覚に近いですね。作家さんごとのセンスが光る、素敵なアイテムが揃っていますよ!

頑張りすぎないことが基本

私の場合、小学校高学年でナップサックを作った以来の超がつくミシン初心者だったにも関わらず、子どもの要望にどうしても応えたくて妥協ができなかったんです。

形を作るだけでも大変なのに、ミシンアップリケやリバーシブルにまで挑戦。余裕を持って始めたつもりでしたが、当然思っていたペースでは出来上がらず。

何日も何日も徹夜をして、結局すべて完成したのが入園式の前日でした。そして、身のほど知らずが無理を重ねた結果、入園式から帰ってきて即寝込むことに(笑)

入園して子ども自身とても不安な中、母親の私が体調を崩してまですることではなかったな、と反省しましたね。

手作りグッズはとにかく点数が多いんです。お弁当や給食に使う袋類やランチョンマットは毎日持たせるものですから、もちろんひとつでは足りません。

椅子カバーや座布団などは大きさも結構ありますから、1点作るだけでも結構大変。最初からハードルの高いタスクが多い状態だと、スタートする気にもなれず、先延ばしになって遅れてしまうというのもよくあるパターン。

だから『頑張りすぎない』こと、これが基本です。できる範囲で、無理なく、背伸びせず。作っている時間を楽しいなと思えるくらいの速度で進めること。一生懸命作るママの姿を見せるだけで、子どもたちへの愛情は十分に伝わりますよ

名前付け作業は地獄?!

準備をするものが全て揃ったら、最後にくるのが『名前付け』の作業。この地味〜な作業が意外とツラい…。肩は凝るし、子どもの邪魔は入るしで、なかなか進まないんですよね。

おはじきのようなどんなに小さいものにでも名前を書かなくちゃならないし、素材や用途で名前付けのやり方も工夫しながら進めていきますから、余計時間もかかります。

ここではそんな名前付けの際の注意点と、少しでも作業がラクになる工夫をご紹介していきましょう。

名前付けが必要なものとは?

名前付けが必要なもの。基本的には『持ち物のすべて』です。

例えば、幼児用歯ブラシのキャップのように、「これのどこにどうやって書けばいいの?!」と思うほど小さなものでも、名前付けは必須。

点数も多いですし、グッズの活用や工夫を凝らして上手に進めていきましょう。一気にやってしまおうとせずに、日にちを分けて進めると、ストレスも少なく済みそうです。

名前付けで気をつけておきたいこと

名前付けの際、注意したいことがいくつかあります。

名前の表記の仕方に要注意!

幼稚園児の名前表記をどうするか。私たち親の感覚でいけば、ひらがな以外の選択肢が思いつかないほどごく当たり前に、ひらがな表記だろうと思いますよね。ですが、最近では『漢字保育』と呼ばれる教育方針をとっている幼稚園も少なくないんです。

『漢字保育』と呼ばれるくらいですから、自分の名前はもちろん漢字表記。幼稚園の早い段階から漢字に触れさせるという、お勉強熱心な幼稚園に多い傾向です。

もしそれを確認せずに進めてしまうと、時間をかけてせっかく終わった名前付けもすべて振り出しに戻ってしまいます。のびのび系幼稚園ではあまりないことですが、お勉強系の幼稚園に入園する際には特に注意して欲しいところです。

名前を付けるのは、物品ごとではなく『パーツごと』

お弁当箱やお道具箱、クレパスの箱…子どもたちの幼稚園アイテムって、結構箱型のものが多いんですよね。こういった、本体とフタとでパーツが分かれるタイプのものは、必ずどちらにも名前を付けておきましょう。

まだまだ小さい子どもたちは、自分のものを自分で管理するといったことができません。

制作をしている途中で、お友だちのゾーンに自分の持ち物を置いてしまったり、園指定のものだとみんな見た目が同じですから、自分のものだと思ってそのまま仕舞ってしまったり。大人では想定できないようなことが日々起こります。

持ち物がなくなったり、子どもたちが混乱するのを避けるためにも、ひとつずつ見落としのないように名前を付けてあげてくださいね。

ネーム用品を上手に活用しましょう

布製品、プラスチック、木製、紙材…製品の素材に沿って名前を付けていきますよね。でも、油性ペンのように時間が経てば取れてしまう可能性があったり、手書きではうまく書けないということも起こってきます。

そうでなくても膨大な量。ネームグッズをうまく使って、最小限の労力で進めて行きたいところ。今はいろいろな可愛いネームグッズが売られています。子どもと選ぶ楽しみもありますから、名前付けをあまり苦に感じなくなるかもしれませんよ

オススメのネームグッズをご紹介

ネーム刺繍できる靴下


出典:Tabio

靴下にはタグがついていないので、どうしても油性マジックで直接書いたり、半永久的ではないフロッキーシールを使うなどの方法しかありません。でも、日々のお洗濯で結構取れやすいんですよね。

そこで活用して欲しいのが、靴下屋さんの刺繍オーダー。靴下専門店の靴下屋・『Tabio』(タビオ)では、+100円で名前の刺繍を入れることができます。これなら名前を付け替える手間も、剥がれてしまう心配もありません。ワンポイントで、誰が見ても一目りょう然です。

食洗機でも大丈夫!ネームシール

サイズもいろいろ、バリエーションも豊富。使わないサイズのものばかり残ってしまったりしがちなシールですが、使い道に合わせた組み合わせを選べるから無駄がありません。

防水のラミネート加工が施されているので、水洗いはもちろん、屋外で使うおもちゃや傘などにも使え、食洗機や電子レンジもOK!さらに洋服のタグに貼ってそのままお洗濯もできるという、むしろ使えないところを探すほうが難しいくらいの超万能シールです。

全部で330種類以上のデザインはお友達ともカブりにくく、オリジナリティに溢れています。子どもの好きなモチーフや気に入ったモチーフにしてあげると、より自分の持ち物だと認識しやすくなりますよ。


楽天市場
Yahoo!ショッピング

小学生になっても使える!お名前スタンプ

インクを補充するだけで、ずっと何年でも使い続けられるスタンプ。大きさは大サイズからおはじきサイズの極小スタンプまで、スタンプしたいものに使いたいサイズが必ず見つかる!ワンポイントにクラス印もついていて、至れり尽くせり

永久的ではないものの、プラスチックや布製品にもスタンプができます。サッと取り出して、サッと使えて、何と言っても経済的!

Amazon
楽天市場
Yahoo!ショッピング

何度でも付け替え可能なネームタグ


出典:minne

スナップになっているので、手軽に付けたり外したり。直接名前を書きたくないものや、家族で兼用していて名前の付け替えをしたいものなどに最適です。

もともと名前が印字されているものが多いですが、それだと余ってしまったり使わなかったりといったことがありますよね。

こちらはマジックやスタンプなどを使って自分で記名するようになっているので、兄弟姉妹で使い回しもできますから無駄がありません。

最低限の生活習慣を身につけさせる

ママと離れていても「ひとりでも大丈夫!」と子どもたちが思えるよう、トイレや食事など、基本的な生活習慣をきちんと身につけさせておいてあげること。

これも忘れてはならない、大切な入園準備です。子どもたちが自分に自信を持てるよう、最高のお膳立てをして送り出してあげましょう!

子どものために取り組みましょう

幼稚園に入る時に、「他の子はもうみんなできるようになっているのに…」とか、「我が子だけこんなこともできないなんて恥ずかしい…!」という思いが強すぎて、トイレトレーニングや食事マナーを、こどものキャパを考えずに詰め込んで教えてしまうママも。

特に未就園から幼稚園に通っている場合、入園前になると、

「やっと◯◯ができるようになったのよ!」
「ギリギリ間に合ったよ!」
なんていう話題が多くなり、それを聞いてさらに焦り、落ち込むという悪循環…。

もし、入園に向けて自分は必死になりすぎている気がする…と感じたら、ちょっと立ち止まって考えてみましょう

入園前の生活習慣を身につけるのは、幼稚園に通う子どもたちのつまづきを少しでも少なくし、ママがいなくてもしっかりやれるんだ!という自信をつけさせるためにするもの。

母親が恥ずかしくないように覚えさせるものではありませんよね。ママはどうしても、我が子だけができないのではないか…と思ってしまう生き物ですが、フタを開けてみれば同じようにできない子どもが実は結構いたりもします。

同じ学年とはいえ、お誕生日も違えば、成長度合いも個人差が大きくあるのがこの頃。できないことが多い方がむしろ当然なのです。

子どもは敏感ですから、ママの必死の形相にますます緊張してしまい、せっかくできそうなこともできなくなってしまいます。よそのお子さんと比較する気持ちは捨て、我が子のペースをゆっくりと見守りながらトレーニングをしていきましょう

覚えさせたい生活習慣

トイレトレーニング

  • 昼間のおむつを卒業し、日中はパンツで生活
  • トイレにいきたいことを自分の口で教えられる
  • 排泄を自分でできる
  • おしっこ
  • 自分で下着の脱ぎ着ができる

お着替え

  • 衣服を頭からかぶる、脱ぐ
  • ボタンの着脱
  • ファスナーやスナップの使い方
  • 簡単に綺麗にしてたたむ

食事

  • フォークやスプーンを使って食事をする
  • 一定時間内で食べ終われる
  • 食事が終わるまで座っていられる
  • 歯磨きを嫌がらずに自分でできる

礼儀やマナー

  • 挨拶ができる
  • ありがとう、ごめんなさいが言える
  • お片づけができる
  • 返事をする
  • 人の話をきちんと聞ける
  • 一定時間、椅子に座って何かに取り組む

できれば入園前に覚えさせておきたい生活習慣は、ザッとあげただけでもこのくらいたくさんあります。細々したものを含めるともっとあるでしょう。

ここでポイントなのは、『全部が完ぺきにできなくてもいい』ということ。入園前の段階で、このすべてができるお子さんはなかなかいません。

できることよりも、この時にはこれをしなくちゃいけない、ということを子どもたちが理解しているということの方が何より大切なのです。

それが分かってさえいれば、たとえその時には難しくても、子どもなりにお友だちの様子を見て真似てみたり、コツが掴めるようになったりして一歩ずつ前に進んでいくのです。ママが思っているよりもずっと、子どもたちには『自分で学ぶ力』が備わっていますよ。

普段の生活の中で楽しく覚えることが大切です

子どもたちにとって、ママからのプレッシャーはきっと何よりのストレス。『子どもたちの楽しい幼稚園生活のために…』というママの思いが、一方的に空回りすることのないようにする必要が。

大事なのは、あくまでも今までの生活スタイルの中に取り入れていくこと。そして、あれもこれもと詰め込まず、できそうなところから少しずつ始めてあげること。

幼稚園に入園してしまうとこれまでは当たり前にあった、『できるようになった瞬間に立ち会う』機会がめっきり少なくなります。

えっ、いつの間にできるようになったの?!ということばかり。成長は嬉しくとも結構寂しいんですよね、これが。今しかない、できることが増えるという喜びを親子で噛み締めながら、楽しくトレーニングしましょう

入園準備は、幼い子どもたちの独り立ちの準備なのです

幼稚園への入園と言うのは、いわば『社会への第一歩』。これまで足を踏み入れたことがない世界を、わずか3、4歳の小さな子どもたちがたったひとりで不安ながらも歩きはじめるんです。

今でき得る限りの最高の準備をして、「いってらっしゃい!」と送り出したい気持ちになりますよね。ママの愛情がたっぷりこもった入園グッズで、子どもたちの最初の門出を精一杯サポートしてあげましょう。