目次
印象に残るおもてなしでhappyなホームパーティーにするには?
必ずチェック!準備に入る前に把握しておきたいこと
ホームパーティーのホストになったら一番最初に必ずチェックすべきことがあります。どんな点を意識すればいいのでしょうか?
パーティーのテーマは?
集まる目的はクリスマス会?誰かのお誕生日?入学などのお祝い事?集まる目的を決めておけばセッティングやお料理のイメージが湧きやすくなります。
ゲストの顔ぶれ、人数、子どもの参加は?
お招きするメンバーを確定しましょう。その時に注意するのが人数。自宅の広さやおもてなしが手薄にならない人数がベスト。子どもが来るか否かも大切。特に乳幼児がいる場合は開催時間や会場作りが変わってくるので必ず確認しましょう。
開催する時間は昼?夜?
時間帯によってはランチや夜ご飯になるような料理を用意します。夜に開催する場合、あまり遅くならないように終了時間を設定するのもホストとしてのマナーですね。
費用は会費制?
お金の話は事前に決めておくことが大事!割り勘なのか会費制なのかメンバー内で共有しましょう。
お料理は持ち寄り?ホストが作る?
自分の料理を振る舞いたいという方はスケジュールを立ててファイトです!全部ホストが用意するのは大変なので、1人1品用意する方法もおすすめ。サラダ系はAさん、おつまみ系はBさん…といった感じでジャンル別にお願いするといいですよ。
ホームパーティーを成功させる秘訣は入念な準備にあり
1週間前にすること
前の項目でポイントを抑えたらいよいよ準備開始です。早めに取り掛かることができればいいけれど、仕事や育児に忙しいと時間が足りませんよね。最低でも1週間前にはスタートするように心がけましょう。
大掃除
リビングの他に玄関、トイレ、洗面台などゲストが立ち入ると考えられる場所はすべて掃除を。キッチンはゲストが飲み物を取りに来たりすることがあるので忘れずに。網戸やガラス、ライトの埃なども見落としがちなので目を光らせて。
メニューを決め、飲み物など重たいものを買っておく
事前にヒアリングして好みやアレルギーなどは把握しておきましょう。ワインやペットボトルなどの重たい物は早めに購入を。ネットで注文しておくとラクですよ。
お皿やカトラリー類など不足分をチェック
数人規模ならふだん使いのお皿やカトラリー類で間に合いそうですが、大人数となると足りませんよね。ここはあえて異なるデザインで出しちゃいましょう!1枚1枚違う器が並ぶと華やかなテーブルになるし、器好きのゲストとの話も盛り上がりそう。
2日前にすること
パーティーまであと2日。ここが頑張りどころです。しっかりと準備を進めて心身ともに余裕のある状態にしましょう。
食材の買い出し
野菜や果物、お菓子類の買い出しをしましょう。鮮度が重要な肉、魚類は前日に買うことをおすすめします。
作りおきスタート
ピクルスなど味を染み込ませる料理はどんどん作り始めて。実は氷をこまめに作っておくのも2日前がベスト。氷って意外と時間がかかるんです。当日冷凍庫を開けたら「凍ってなかった!」なんて悲劇ですものね。
ゲストへのリマインドメールを送る
急な仕事や子どもの体調不良など、ゲストの予定は変動しがちなので2日前くらいに確認するのがいいですよ。
前日すること
いよいよ明日に迫ったパーティー。>前日にできることはとことんやっておきましょう。タスクリストを作り、スマホなどでアラームをかけるとやり残しが防げます。
肉や魚など下味をつける、野菜のカット
肉や魚のグリル料理を考えているなら、塩コショウやハーブを揉み込んでおいたりマリネ液に漬ける作業をしておけば当日オーブンで焼くだけなので手間いらずですね。
パーティー会場をセッティング
ナフキン、お皿、カトラリー、グラス、手拭きなどを出しておきます。食器やカトラリー類はしっかりと洗いましょう。飾り付けが必要な場合は明るいうちにセッティングを始めるといいですよ。
小さな子どもが来る場合の安全面をチェック
子どもがいたずらしそうなキッチンや階段は入ることができないようにする、トランポリンと化す前にベッドルームは入れないようにするなど先回りして!
当日すること
待ちに待ったパーティー当日。ゲストが到着するまで入念に最終チェックをしましょう。もちろん自分自身の身なりも美しく…ね。
仕上げの掃除、お出迎えの準備
おうち全体に掃除機をかけましょう。トイレ、洗面台、玄関はアロマオイルで心地よい香りを演出すると癒されますよ。ゲストの荷物を置くための入れ物やスペースの確保も大事なポイントです。
笑顔でお出迎え
ようこそ我が家へ!来てくれてとっても嬉しいという気持ちでお迎えしましょう。ゲストの到着時間がバラバラになる場合はウエルカムドリンクの用意を忘れずに。
ゲストの笑顔が弾ける。簡単で絵になるおもてなし料理レシピ
イタリアンを参考にするのが成功のコツ
さぁメニューを考えるぞ!はりきって紙とペンを用意したものの全然アイデアが浮かばない〜なんて時はぜひイタリアンのコース料理を参考にしてみて。
- 前菜
- パスタやリゾットなどの炭水化物
- 肉、魚などのメインディッシュ
- デザートとコーヒーまたは紅茶
このラインアップを基本に旬の食材で季節感を出したりゲストの人数によっては品数を増やしたりアレンジしていきましょう。最後のデザートは大切な役割を持っていて、ゲストにパーティーの終わりが近いことをさりげなくアピールするサインになります。
ちなみにこの組み立て方は、多くのホームパーティー好きさん達が実践している方法なんですよ。ぜひ取り入れてみてくださいね。では具体的なレシピをご紹介します。
全員が揃うまでのお楽しみ。ウエルカムドリンク&おつまみ
・自家製梅シロップのドリンクで見た目も爽やかに
リンゴ酢で漬けた梅シロップを炭酸水で割ったドリンク。暑い時期のパーティーにいかがでしょう?シロップは自家製でなく市販のものでも美味しく作れますよ。
・実は簡単!写真映え満点のデトックスウォーターサーバー
ゲストから「可愛い!」と歓声があがりそうなウォーターサーバー。一見手が込んでいるように感じますが、ミネラルウォーターに好みの果物や野菜、ハーブを入れるだけで完成しちゃいます。レモンやきゅうりにミントを入れたものが一番オーソドックスなレシピ。
野菜や果物は水溶性なので栄養分が水に溶け出します。デトックスウォーターは栄養分を摂取できる優秀ドリンクといえますね。パーティーではつい飲み過ぎ食べ過ぎになりがちだからこそ、デトックスウォーターをチェイサー代わりに飲めば栄養の偏りも防げるかもしれません。
・キュートな姿でゲストうけ◎のピンチョス
ミニトマト、チーズ、生ハム、ソーセージで簡単ピンチョスの完成。チーズやハムは最初から小さくカットされているものを買えば料理の時にラクですよ。
・おしゃれな雰囲気が漂うおつまみでテンションUP
クラッカーにクリームチーズを塗り、サーモンやブルーベリーなどをトッピングするだけのお手軽レシピ。カッティングボードにランダムに載せるだけでぐっとこなれた感じになりますね。
・前日に漬け込むだけでOKの煮卵はドリンクとの相性もバッチリ
ポリ袋やジップロックに醤油、酢、砂糖を混ぜ合わせます。殻をむいたゆで卵を入れ、ひと晩寝かせるとじんわり旨味のしみ込んだ煮卵が。クリームチーズやイクラなどをちょこんと乗せるとおしゃれ煮卵に変身。
誰でも簡単に作れる華やぎメニュー
・まぜまぜ作業がライブ感あるチョップドサラダ
出典:yutori no ku-kan
トマト、人参、きゅうり、紫玉葱などはっきりとした色合いの野菜をチョイスするのがコツ。グリルした鶏肉を加えるとボリューミーなごちそうサラダになります。ゲストの前でダイナミックに混ぜ合わせると盛り上がること必至!
・5分で作れる、色鮮やかでキャッチーな人参ラペ
出典:yutori no ku-kan
せん切りにした人参にオリーブオイル、レモン汁、塩コショウを加えるだけで完了!人参1本で4人分のラペが作れちゃいます。私もこのラペが大好物で常備菜としてよく作っています。本当に美味しいので箸休めにいいですよ。
・箸が止まらない!?定番人気のフライドチキン
出典:yutori no ku-kan
噛むとジュワッと肉汁が…。登場するや否や箸がシュッシュッとお皿めがけて飛んできそうなメニューかも。にんにく、生姜を丁寧にすりおろして前日から漬け込んでおけばパーティー当日に揚げるだけですみます。子ども用には小さく切ってスパイス無しの液に漬けておけばいいですね。
思わず歓声が挙がる盛り上がりメインメニュー
・肉、魚、野菜がバランスよく取れるごちそうパエリア
出典:yutori no ku-kan
パーティーメニューはどうしても野菜が不足しがちに。そこで野菜をがっつり摂れるご飯ものはいかが?こちらのレシピでは赤パプリカ、ズッキーニ、ピーマンなどが入っていますが、ナスや人参、トマトなど熱に強い野菜を細かくカットして入れても相性抜群ですよ。
・パーティーらしいダイナミックで花のあるメイン料理、アクアパッツア
まるでレストランで食べる料理みたい!おそらくこの料理が食卓に運ばれてきたら、その日1番の歓声が湧き上がることでしょう…。華やかで手が込んでいるように見えますよね。
難しそうな見た目とは正反対に、作り方は意外と簡単。魚はスーパーや魚屋さんで事前に用途を伝え、下処理をした状態で買うことができます。鍋で軽く魚に焼き目を付けたら具材と一緒にコトコト煮るだけ。残ったスープでつくるリゾットも美味しいですよ。
・みんなびっくり!テーブルで即席BBQ
出典:dinos
家の中でBBQができちゃう画期的なグリル。こちらは煙やニオイがほとんど出ないのに炭火なみの焼き上がりが楽しめるのだそう。BBQなら前日にお肉の下味を漬けて野菜をカットし、密封袋に入れておくだけで準備完了。パーティー当日はゲストとテーブルを囲む時間が増える点も嬉しいですね。
ほっこり和む和食が好き
・1人1人の個性が出る!?会話が弾む手巻き寿司
子どもから大人まで楽しく食べられる手巻き寿司はホームパーティーの人気レシピ。作る側としても調理するものは錦糸卵やツナマヨくらいなので大助かり。
大量に酢飯を作るのはちょっと大変かもしれませんが、私が以前参加した手巻き寿司パーティーではゲストがみんなでうちわを仰ぎ、酢飯を作ったことがありました。そんなエピソードも後々楽しい思い出になるかもしれませんよ。
・寒い時期の主役といえばこれ!人気店のお鍋をお取り寄せ
吐く息が白くなり始めた時期のパーティーなら身も心もホカホカになるお鍋が喜ばれます。人気店の鍋を取り寄せると間違いなく美味しいはず。また、鍋料理には郷土の味もたくさんあるので、主役の出身地にちなんだお鍋にすると会話もホットに。
私は秋田県出身なので冬は断然きりたんぽ鍋を披露します。ゲストと一緒にお米で作った団子をお鍋に入れて、みんなでハフハフする楽しみはこの時期ならではのお楽しみ。
・当日は切って出すだけ。らくちん豚角煮
出典:オレンジページ
もう、見るからに美味しいぞ!という雰囲気が出ている豚の角煮。気合の入ったお料理がテーブルに並ぶ中で、家庭の味が出てくるとホッとしますね。豚バラ肉はカットしてから下茹ですると調理時間を短縮することができます。
時間が経つごとに味が染み込むので2〜3日前に作ってしまってもOKです。
みんな大好き。子どもウケ100点満点のたこ焼き&お好み焼き
・子どもの笑顔が弾ける!やっぱり大好きたこ焼き
ひとくち頬張ればつい笑みがこぼれちゃう。たこ焼きは美味しいうえに準備も簡単だから子どもが多く来るパーティーではイチオシのメニュー。たこ以外の具を入れてゲストそれぞれの個性が光る(?)たこ焼きを作ってみると楽しいかもしれません。
・ホットケーキミックスで子どもが喜ぶスイーツの完成
出典:dinos
たこ焼き用のプレートでホットケーキミックスを焼いたキュートなおやつはいかが?ほんのりと甘いので子どもはもちろん、大人も手が止まりません。ホイップクリームやジャムなどを乗せるとパーティーっぽいルックスに。
・食べ応えバッチリのお好み焼きなら食べ盛りのキッズ&メンズも大満足
子どもはもちろん、がっつり食べたい男性ゲストもテンションが上がりそうなメニュー。定番の豚肉、海鮮系に加えチーズや餅、明太子などの変わりダネも見逃せません。具材を前日にカットして保存袋に入れておけば、当日は生地を作るだけの手軽さ。具材が残ったら焼きそばやチャーハンにリメイクできちゃう点もGOOD。
ホストも楽しく過ごすためのお助けアイデア
お役立ちアイテムで盛り上げよう
準備を頑張りすぎて疲れてしまってはせっかくのパーティーを楽しめません。ちょっとしんどいなぁと感じたらデリバリーを頼むとかセッティングは専門店のアイテムを取り寄せるなど力を抜きましょうね。
デリバリーやケータリングを利用しておしゃれに
数品はできあいの物で済ませたいと思っても、デパートやスーパーで売っているお惣菜だとなんだか垢抜けない。そこで注目したいのが人気店のデリバリーやケータリングサービス。
例えばDEAN&DELUCAではデリバリープランがあり、こちらは単品からフルコースまで幅広いメニューから選ぶことができます。人気店のお料理ならゲストも喜んでくれるのではないでしょうか。
テーブルセッティンググッズはパーティー専門店に任せるのも手
お誕生日やお祝いなどパーティーのテーマによっては飾り付けが必要な場合も。100均や雑貨屋さんを走り回ってグッズを集め、お部屋を飾るのはかなり大変。そこで利用したいのがパーティーグッズ専門店。
画像のアイテムを扱っているのはlittle LEMONADEというパーティーグッズ専門店で、私も娘の誕生日や友人の結婚パーティーの飾り付けなどでたびたび利用しているお店なんです。シーン別でたくさんのアイテムが揃っているのでオススメですよ。
●お店のURLはこちら
https://item.rakuten.co.jp/little-lemonade/10003142/
ゲストの好みやパーテイーのテーマに合わせたBGM
BGMはパーティーを盛り上げる大切なツールなので事前にしっかりと選んでおきましょう。テーマに合わせた選曲だとバッチリですが、音楽はイマイチ詳しくなくてという方もいるはず。そんな時はiTunesのランキングを参考にしたり、音楽とのコラボをしている人気ブランドをチェックすると見つけやすいですよ。
例えばスターバックス、無印良品、BEAMSあたりが出しているCDはオシャレな空気感の漂う選曲ばかりなのでパーティーにぴったり。映画のサウンドトラックも1曲目から少しずつ盛り上がる構成になっているのでパーティー向きなんですよ。
まとめ
小さな子どもがいるとホストを引き受けるのは難しいかもしれませんが、子どもが大きくなったらお手伝いをしてもらいながら一緒に準備を楽しむのもありかもしれません。パーティーのホストになると「間に合わないよ~。大変だ~!」などと言いながらも、実はウキウキしながら準備していたりするんですよね。
でも、頑張りすぎる必要なないですよ。何よりも大切なのはゲストに喜んでもらいたいという温かい気持ちなのですから。