カトラリーってそもそもどんな種類があるの?
カトラリーは「ナイフ」「フォーク」「スプーン」の総称です。国によってもサイズが異なり、その種類は40種類以上と言われいます。用途も様々で、全てを把握するのは中々難しいですよね。
スプーン、フォーク、ナイフのサイズは大きく分けて3つあります。
- テーブル
- ディナー
- デザート
テーブルは欧米などで食事の時に使われ、デザートはその名の通りデザートを食べる際に使われるサイズです。ディナーはテーブルとデザートの間をとったサイズになり、ドイツなどで使われているということです。ただ、小柄な日本人にはサイズ的にデザートシリーズが合うと言われています。
日本人が家庭の通常の食卓で使用するのであれば
- デザートナイフ
- デザートフォーク
- デザートスプーン
- ティースプーン
- ケーキフォーク
以上5つを持っておけば問題ないと言えるでしょう。
同じ日本人でも大柄の方や、大きなお肉を食べるのが好き!なんて人はテーブルサイズに挑戦してみてはいかがでしょうか。デパートなどに出向くとたくさんの種類のカトラリーがあるので一度手にとってみて、そのサイズ感や雰囲気など確かめてみると自分にぴったりのカトラリーを探してみてください♪
SNSに料理をアップする前に知っておきたい!カトラリーの正しい並べ方
友人やお客様を招いた時に作った美味しそうな料理や素敵なテーブルコーディネート。どうしてもお料理やテーブルセッティングに目を向けがちですが、意外と見られているカトラリーの並べ方。せっかく素敵なシーンも間違った並べ方のままアップしてしまうのは勿体無いですよね!
基本の並べ方
カトラリーの基本の並べ方は要点を押さえておけばとてもシンプルです。右から順番に以下のとおりです。
- スプーン(スープ用)
- ナイフ
- フォーク
- ナイフ
また、カトラリーを並べる際はシルバーレストも忘れずに使用しましょう。
デザート用のナイフやフォークはデザートを出す前に置く場合が多いですが、最初から一緒に並べておきたい場合は、お皿の上側に置きます。その時それぞれ持ち手の部分が右側に来るように置きましょう。
毎日使うからこだわりたい!カトラリーの選び方
日本人の食卓にはほぼ毎日のように箸が登場し、日々の食卓と切っても切りはなせない存在です。
しかし、最近では和食でもおしゃれにワンプレートに盛り付けて木製のカトラリーを添えたり、本格的な洋食を楽しんだりとカトラリーの登場頻度もかなり多いご家庭も多いのではないでしょうか?毎日使うカトラリーだからこそ自分にあったカトラリーを選びたいと思いますよね。
カトラリーの素材から選ぶ
カトラリーの素材は主に3つあります。3つの素材別の特徴を理解した上で、自分の食卓や家の雰囲気に合ったカトラリーを選ぶと、長く付き合えれるものが選べれます。
1.シルバー製カトラリー
シルバー製カトラリーは高級ホテルやレストランで使用されることが多く、高級感のある食卓を演出してくれます。ただ錆びやすく、お手入れを細目に行う必要があるので注意が必要です。
2.ステンレス製カトラリー

ステンレス製カトラリーは鉄を錆びにくくさせたいわゆる「合金」でできており、錆びにくく非常に丈夫です。日常使いには非常に使い勝手のいいカトラリーです。
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3.木製カトラリー
木製のカトラリーはその素材感や色合いからあたたかみのある雰囲気を演出してくれます。また、「熱を伝えにくい」という特徴があるので熱々の料理や、冷たいアイスクリームなどに使用するといいです!ただ、長年使っていくと劣化してしまうので、耐久性にはそれほど強くないので定期的な買い替えが必要となります。
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子供にとって使い勝手の良いカトラリーを選ぼう
カトラリーデビューは子どもの手づかみ食べが終わる6〜7ヶ月くらいからよ言われています。特にカトラリーデビューでは使い勝手や素材が大切となります。
・安心できる材質
子供の口に直接触れるものなので材質には気をつけたいですよね。日本製の木製、ステンレス製などを選ばれる方が多いのではないでしょうか?衛生的にも、劣化を防ぐためにも洗った後はすぐに水気をふき取り、きれいな場所に保管しましょう。
・軽くて持ちやすい
子供は私大人のようにまだ器用にスプーンヤフォークを使いこなすことができません。なのでできるだけ軽く、持ちやすいカトラリーを選ぶ必要があります。実はこの二つに気をつけるだけで子供がカトラリーを使う上での負担はぐんと減ります。
持ちやすさは年齢にもよりますが、持ち手に滑り止めがついていたり、カーブがついていると手先がしっかりと固定されるものがおすすめです。カトラリー選びの際はチェックしてみてくださいね!
・口にあったサイズ
いくら軽くて持ちやすくても、口のサイズに合っていないと食べこぼしをしやすくなってしまったり、口の周りを汚してしまったりしてしまいます。実はこういった小さなきっかけで子どもは自分で食べるのが急に嫌になったりします。
せっかく楽しい食事タイム。しっかりと口のサイズにあったカトラリーを選んで、上手に食べれた時は「上手だね〜!」と思い切り褒めてあげたいですよね!子どもに合ったカトラリーでもっともっと食事の時間を楽しくしてあげましょう!
一度は使ってみたい!高級カトラリー
カトラリーはただ食べ物を切ったり、口に運んだりするための機能的な役割だけではありません。日々の食卓の雰囲気やテーブルのコーディネートの印象をガラリと変えてくれる大切な役割を持っています。
食器だけでなく、カトラリーにこだわると食卓の印象をグンと豪華に、おしゃれに演出してくれるのです。今回は食卓を彩ってくれる素敵なカトラリーをご紹介していこうと思います。
あたたかなフォルム David Mellor/デビッドメラー

イギリスで最も有名なデザイナーの1人のデビットメラーがデザインしたカトラリー。シンプルで飽きのこないデザインで長く愛用できるカトラリーとして愛され続けています。
ハンドル部分はマットな質感の黒でカッコよく、食卓にアクセントを与えてくれます。
ハンドル部分とは裏腹に先端部分は丸みがあり、柔らかな印象を与えてくれる絶妙なバランスのカトラリーです。
ハンドル部分が黒く、ハンサムな印象のデビッドメラーですが、スイーツやフルーツと組み合わせるととても素敵です。デザートの甘い印象にピリッとスパイスが入ってなんともおしゃれな印象を与えてくれます。
シチューやドリアなど温かいお料理と、クールな印象のデビッドメラーのカトラリーとのバランスがとてもいいですね♪Arabiaのお皿との相性も抜群です。
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スタイリッシュな食卓を演出 クチポール/Cutipol
クチポールは数少ないカトラリー専用のメーカーによって作り出されています。その歴史は長く1920年からポルトガルのカルダス・ダス・タイパスという閑静な町の工場でスタートしました。
ポルトガルの職人により一つ一つ手作りされており、機械では決して作ることができないその美しいフォルムは世界中から指示を集める唯一無二のカトラリーと言えるでしょう。
またクチポールの特徴の一つの華奢な柄の部分は女性にもフィットし持ちやすい様にデザインされています。また、洗練されたスタイリッシュなデザインでインヅタやブログでも非常に人気の高いカトラリーです。
非常にスタイリッシュでかっこいい印象を与えてくれるクチポールのカトラリー。黒とゴールドのコントラストがとてもかっこいい!今からどんな料理が出てくるのか?ワクワクさせてくれる印象を与えてくれますよね。
実は和菓子にもクチポールのカトラリーはとっても合うんです!シリーズにジャパニーズフォークが販売されているほど、和菓子屋和食にもとても馴染みます。羊羹とコーヒーとクチポールのカトラリー。この三つだけで絵になりますし、とても品がありますよね。
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日本が誇る世界のブランド柳宗理
日本では知らない人はいないといっても過言ではない柳宗理が手がけるカトラリー。素材は18-8ステンレスを使用しており、「錆びにくい」「丈夫」「お手入れが簡単」と簡単普段使いするにも嬉しい三拍子が揃っています。
実際に使い勝手が良いかどうかを検証しながら作られたカトラリーなので使い心地や機能性も言うことなしです。デザインも洗練されており、バリエーションも豊富なので、食卓のシーンに合わせて使い分けることができますよ。
さすが日本人が作り出すカトラリーだけあって和柄にもよく合います。シンプルでありながら独特なフォルムなので、可愛いこけしの箸置きにもとてもマッチしていますよね。
とっても大胆なテーブルコーディネート。トマトだけが乗ったとってもシンプルなレイアウトなのになんだかとってもオシャレですよね!柳宗理のカトラリーでトマトを食べたらとっても甘く感じるかも!?
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とびきり可愛い手作りカトラリーケース
幼稚園では一般的に「お箸・スプーン・フォーク」の三点セットを給食やお弁当の際に持っていくことが多いです。ケース入りの三点セットは子供洋品店や雑貨屋さんなどでもよく目にしますよね。そんなカトラリーセットを入れる世界に一つだけのカトラリーケース入れを作ってみてみませんか?
こちらはお財布のようなお財布型のカトラリーケース。小さなお子さんでもこれなら出し入れもしやすいですよね。
また、この形のカトラリーケース入れなら難易度は低め。お裁縫は少し苦手という方でも作りやすいタイプの形だと思います。材料も生地とマジックテープとお裁縫道具でだけでできますし、ミシンがなくても手縫いで作ることも可能です。
こちらは巾着タイプ。カトラリーなのでマチも無理に作る必要がなく、手軽に作ることができます。ただ、紐通しや糸の始末など苦手だな〜という方は最初にご紹介したお財布型の方が作りやすいかもしれません。
こちらは難易度やや高めのセパレートタイプ。カトラリーを分けて入れれるように、ステッチが入れてあったりと細かな作業が必要です。ただこのようなカトラリーケースは中々売っていないので挑戦してみるのもいいかもしれませんね♪年長さんになるとこいった細かなものの出し入れの練習にもなるし、私も腕があるならぜひ作ってみたいです!
ごちゃつきがちなカトラリーをスッキリ!収納方法をご紹介!
カトラリーは大きさもそれぞれ違うし数も多く、どうしてもかさばってしまったり、収納に困ったりしてしまいがちです。カトラリーをすっきりと上手に収納するにはどういった方法があるのでしょうか。
引き出しに収納
カトラリーを引き出しに収納する時はまず、カトラリーを種類別(自分が分けたい種類別で大丈夫です)に分け、分けた数だけ収納ケースを用意します。そしてそのケースを引き出しに並べて収納していきます。
これはいわゆる引き出しの中のカトラリーのお部屋になり、カトラリーを使用したら必ずそれぞれの「お部屋」に収納してあげるのです。そうすることで、どこに何が入っているか一目瞭然ですし、何よりとってもスッキリと収納することができますよ!
立てて収納
カトラリーを立てて収納する場合も引き出し収納の場合と同様、種類別に分けていきます。それぞれ好みのカトラリースタンドやお気に入りの瓶などに入れて見せる収納を楽しむことができます。手の空いた人がカトラリースタンドを持っていき、各自並べることで忙しい朝も手を取ることなく非常に効率的ですね!
カトラリーは日々の生活に欠かせない大切なもの
料理を切ったり、美味しいスープをすくったり、毎日使わない日はないカトラリー。小さな頃から使い続け私たちの生活と切っても切れない関係です。素敵な瓶に入ったお水を美味しく感じるように、自分のお気に入りのカトラリーを使うと不思議とお料理が美味しく感じることができるはず。
実際に触れて、食卓を想像しながらとびきり自分にあったカトラリーを探してみてはいかがでしょうか?