目次
多肉植物の人気の秘密☆
見た目の可愛さだけじゃない!多肉植物が選ばれる理由って?
ホームセンターのガーデニングコーナーへ出向くと、豊富な種類の多肉植物たちに出会えます。
専用コーナーまで設けている店舗もあり、多肉植物って人気があるのかな?と驚かされますよね。多肉植物の良さはどこにあるのか、人気の秘密に迫ってみました!
多肉植物ってどんな植物?
多肉植物とは、葉や茎に水を溜められて乾燥に強い植物のこと。どことなくエキゾチックな姿から想像出来るかもしれませんが、メキシコや南アフリカなどの乾燥地帯からやってきました。
水は少ないし植物が育つには不向きな場所に感じますよね。でも多肉植物にとっては慣れた環境なので、気温の変化や乾燥だって何てことない強さを持っています。
水やりの手間が少ないのでお手入れラクラク♪
多肉植物は葉っぱや茎がぷくっと膨らんでいますよね。実はここが水を蓄えておけるポケットになっているんです!しばらくは溜めておいた水分で育ってくれるので、頻繁に水やりをする必要はありません。
でも全く水やりをしないと枯れてしまいますので、多肉植物の様子を見ながら月に数回程度は水分を与えるようにしましょう!
自由な組み合わせで個性的なインテリアに
多肉植物は彩り豊かで形も個性的!見ているだけで楽しい気分になれます。コンパクトサイズの植物がほとんどなので場所を取らず、少しずつ並べてお好みのアレンジが楽しめるのも多肉植物の良さのひとつです。
ぜひ、多肉植物でオリジナルなお部屋を演出してみましょう。
この時期にオススメ!室内で育てられる多肉植物たち
夏の暑さに負けない多肉植物の中から、皆さんご存じの有名な植物をご紹介します♪
多肉植物の夏型代表!「アロエ」
アロエは、春から夏にかけて育てられる多肉植物の一つなんです!医者いらずとも呼ばれていて、果肉にはたくさんの薬効成分が含まれています。
私自身、幼い頃に虫に刺されると祖母がよくアロエの果肉を塗ってくれた覚えがあります。優しさであふれているアロエを育てるポイントをいくつかまとめました。
アロエを元気に育てるためのポイント
- 直射日光は避けて窓際で日光浴
- 根腐れにならないよう水のやりすぎに注意!
鮮やかな緑色のアロエは温室育ちが多く、いきなり直射日光に当てると弱ってしまいます。少しずつ日光に当てていけば、2週間ほどで環境に慣れていきます。
お水のやりすぎは根腐れといってアロエを枯らしてしまう原因の一つに繋がります。アロエは乾燥に強いので土が乾いたら、水をたっぷりと与えてあげれば充分です!
一番有名な多肉植物「サボテン」
サボテンは多肉植物の中でも種類が豊富で、1,000~2,000種類もあるといわれています。形は愛らしい丸形や強そうな柱型など様々で、中には花を咲かせるサボテンもあるんですよ!
トゲトゲして強そうに見えるサボテン!でも実は少し繊細?
サボテンを上手に育てるためにいくつかポイントをまとめました。
- 日当たりが良く、雨のあたらない場所で育てる
- 生育期にはたっぷりと水を与える
- 1年に1度のペースで植え替えをする
乾燥地帯で育つサボテンは、太陽の光が大好きです。できるだけ日当たりのいい場所で育ててあげましょう。
また、雨が当たると腐ってしまうので室内など雨が当たらない場所に置いてあげてくださいね◎
生育期とは、葉や茎がグンと伸びるときのこと。サボテンが一番伸びようとしている時期なので、たくさんお水をあげて、元気いっぱい育てましょう!
ずっと同じ土で育てていると、土に含まれている栄養がなくなってしまいます。水はけも悪くなっていくので、定期的に植え替えをして根腐れや栄養不足を防ぎましょう。
強そうに見えてもサボテンはちょっぴりデリケート。意外と寒さに弱かったり、夏の強い日差しが苦手なんです。
空いた時間にちょっとずつお手入れをして、サボテンとの時間を長く過ごせるよう心がけてみましょう!
室内で育てるのにオススメなサボテンの仲間たち
私自身、ヒボタンという種類のサボテンを育てている真っ最中。手間がかからずお部屋にあるだけで気分を明るくしてくれます。
ぜひ皆さんにオススメしたい気持ちを込めて、室内のインテリアとして心を癒してくれるサボテンたちをいくつかご紹介します!
- 暑さや寒さにも強い!「象牙丸」
- まるでうさぎのよう!「キンエボシ」
- 数十年長生きすることも?とてもたくましい「キンシャチ」

緑色のぷりっとした肌に、まるでゾウの牙のように白くて鋭いトゲという風貌が、何とも格好良いですよね。
でもそれだけじゃないんです!ふわふわとした白い毛を身にまとったり、晩夏になると花を咲かせてくれたり、色んな表情を見ることが出来ます♪
丈夫でたくましく成長するので、忙しくてあまりお手入れ出来ないという方も安心ですよ!
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子株がまるでウサギの耳のように見える可愛いサボテンですよね!株がたくさん増えると、茎から次々と黄色い花を咲かせてくれて、緑と黄色のコントラストが楽しめるのが特徴です!
また、キンエボシの花言葉は「枯れない愛」や「燃える心」などとても情熱的!まさにロマンチストなサボテンと言えます。
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別名サボテンの王様といわれ、丸いフォルムに金色のトゲがまるで王冠のように見えますよね。
まさに存在感が抜群!キンシャチは今や絶滅危惧種に指定されているとても希少なサボテン。
でも1年を通して日当たりの良い場所で育ててあげると、最大で30年ほど長生きしてくれます!
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春と秋は多肉植物が育ちやすいベストシーズン!
過ごしやすい季節は人も多肉植物も同じ!
多肉植物には育ちやすい季節があります。春秋型のものは、気温が10℃から25℃の過ごしやすい時期がお好み!
近年は夏の気温がぐんと高くなり暑さに耐えきれず、元々は夏型だった多肉植物があらためて春秋型に分類された例もあるんです。
室内でもよく育つ!春秋型といわれている多肉植物たち
まるで紅葉のように色づく!ブロンズ姫

オリンピックの銅メダルの色と同じ、ブロンズ色に染まっている葉っぱが印象的な多肉植物です。時期によっては緑色に色づくこともあります。
茎を伸ばして先端に黄色い花を咲かせてくれることもあり、1鉢で色々な表情を楽しめる植物なんですよ
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宝石のような葉っぱが特徴!ハオルチア・オブツーサ
思わず触れてみたくなりますよね。和名では雫石(しずくいし)と呼ばれていて、光にかざすと葉っぱがまるで雫のように透き通って見えると人気の多肉植物なんです!
生育環境が合えばどんどん子株が育っていつの間にか仲間が増えている!なんてことも。とても丈夫な植物なので初心者さんでも安心ですよ!
多彩な色と愛らしい姿で大人気!エケベリア

バラの花のように見える美しい多肉植物。葉っぱの形や色の豊富さで多くの人を魅了します!とても華やかな姿をしているため、フラワーアレンジメントやブーケになることもあるんです。
室内にあると気持ちが明るくなりそうですね♪
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多肉植物をお手入れしよう!
丈夫で長生きな多肉植物も、やっぱりお手入れは必要です。時間を見つけてちょっとずつお手入れをしてあげて下さい。その後の成長の度合いが全然違ってきます!
多肉植物たちの変化に合わせたお手入れ方法をまとめました。
根腐れになってしまう理由って?
- 水やりのし過ぎ
- 風通しの悪い場所で土が蒸れている
- 日当りが悪い
多肉植物を育てていると一度はやってしまう根腐れ。元は肉厚だった葉っぱが、しなびて黄色くなってきたら根腐れのサイン。
原因は水やりのしすぎなので、様子を見ながら水やりの頻度を抑えましょう。鉢受けに残ったお水も根腐れの要因になりますので、必ず捨てて下さいね。
風通しが悪いと、土にこもった湿気の逃げ場がなく根腐れにつながります。水やりをしたら、なるべく窓を開けて新しい空気をいれてあげましょう!
多肉植物はもともと、外の空気を吸って育ってきたので、新鮮な空気が大好きなんですよ!
直射日光が苦手な多肉植物でも、まったく日に当てないでいるのは良くないんです!
オススメは日中の気温が暖かい午前中から午後にかけて、日当たりの良い窓際で日向ぼっこさせてあげましょう。多肉植物も人と同じく、太陽の光を浴びてパワーをもらい元気に育つのです!
シワシワに枯れてしまったら?
きちんとお水をあげて、日当たりの良い場所に置いているにも関わらず、枯らしてがっかりすることありませんか。
一体何がいけなかったのでしょう?原因を探してみましょう!
- 直射日光に当てすぎてない?
- 水不足に気を付けて!
適度な日光浴は大切ですが多肉植物は意外とナイーブなので、直射日光に当てすぎると枯れる原因につながるんです。
水やりのタイミングも大切です。土が乾いていても葉っぱに張りがある時は水が足りている証拠。
葉っぱの様子を確認して少し元気がなさそうだなと感じた時が、水やりのタイミングです。
多肉植物一つ一つに合わせたお手入れ方法を行ってあげましょう!
土選びが大切!多肉植物に合った土
多肉植物が元気に育つには土選びがとても重要なんです。特に植え替えのときは必ず、新しい土が必要となります。多肉植物と相性の良い土の特徴は、
- 水はけが良い
- 適度に保水性がある
- 土の粒が均一で通気性や排水性を邪魔しない
この3つがそろっていることです!
主に使われている土の種類は赤玉土、鹿沼土、日向土、腐葉土です。もし見つけられないときには市販の「サボテンや多肉植物の土」を使っても大丈夫ですよ!
徒長(とちょう)ってどんなこと?
聞き慣れない言葉ですが、徒長とはひょろっと曲がりながら伸びてしまうこと。
私が以前、白牡丹を室内で育てていた頃は徒長についてまったく知らず、よく伸びて育っているなと思っていました。
でもだんだんと不自然な方向に伸び、最終的に葉っぱがほとんど落ちてダメにしてしまった苦い経験があります。私みたいな失敗をしないよう、徒長の原因を探ってみましょう。
徒長状態になってしまった原因は?
主な理由は、ズバリ日照不足です。私も比較的日当たりの良い場所を選んでいましたが、足りなかったのかもしれません。
今思うと、まるで日光を求めるかのように伸びきってしまっていたなと反省しています。多肉植物たちがたくさん日光浴出来る環境を見つけてあげることが、徒長を防ぐポイントです!
徒長しないためにできることは?
季節の変わり目に注意しましょう!特に冬は日照時間が短く、休眠期に入ります。この時期は出来るだけ日当たりが良い場所で保管し、水やりのしすぎは禁物です!
また、多肉植物は温度が高いと成長期だと勘違いしてしまうため、室温の高い部屋やエアコンの側は避けた方が良さそう。
多肉植物がさらに華やぐインテリアグッズ
せっかくお部屋で多肉植物を育てるなら、ちょっとオシャレにコーディネートしてみませんか。とても素敵で可愛らしいグッズを見つけたのでご紹介します♪
棚を使って多肉植物を素敵に収納!
やっぱり定番だけど外せないのが、棚を使ったアレンジ。その名も多肉棚です!手作り感がプラスされ愛情たっぷりなインテリアに!100均のすのこを組み合わせるとコスパも嬉しい多肉棚の完成です!
室内育ちでも光を届けられるグリンテリア
室内で多肉植物を育てようと思っても、置き場所を決めるのが意外と難しかったりしませんか?
このグリンテリアは、コンセントが届く場所であればいつでも多肉植物に光を当てられる、LEDプランターなんです。子どもが小さくても、直接触れられる心配がなくママも安心!リアルな植物図鑑を見ているような感覚になれます!
意外とカンタン!オシャレな鉢で寄せ植えアレンジ
多彩な色の多肉植物たちを集めて、まるでフラワーアレンジメントのように見える寄せ植え。コレが今、女性たちの間で大人気なんです!
個性的な鉢を選んで色とりどりな多肉植物たちを組み合わせたら、華やかで目をひくインテリアに大変身!チャレンジしてみると楽しくてどんどんハマってしまいそうですね。
多肉植物をもっと生き生きと魅せる!テラリウム
ガラスの器の中で多肉植物を育てられるテラリウムは、まるで小さなお庭のよう。透明なガラスに入った多肉植物を色々な角度から楽しめます!
どんなテラリウムにするかイメージを膨らませて、お好きな多肉植物たちと思い描いた世界を表現してみてはいかがでしょう。
詳しい作り方や材料は下記のURLをクリックしてみて下さい。
http://kitemiteoasis.com/4148.html
多肉植物のある空間でステキな暮らしを♪
室内に多肉植物があると良いことがたくさん!どんなメリットがあるのでしょうか。
お部屋に癒し効果をプラス
出典:Rakuten
多肉植物は癒し効果バツグン!毎日バタバタと忙しく過ごしていても、多肉植物がお部屋にいてくれるだけで疲れが吹き飛んでしまいそう!
心がリラックスして気持ちが穏やかでいられます。一緒におしゃべりはできないけれど、家族みんなの笑顔を引き出してくれる存在となりますよ!
家で過ごすのが楽しくなる
多肉植物のある生活って想像するだけでワクワクしませんか。私自身、多肉植物をお部屋に飾った日は、嬉しくて何回も様子を見に行ってました。
日々ちょっとずつ成長してくれる姿はいつ見ても飽きることがありません。大きく変化はしなくても、少しずつ形や色を変えてくれるところが多肉植物の魅力なんです!
部屋をキレイにする習慣が付く
日々、多肉植物と過ごしていると自然と部屋を片付ける習慣が身につきます!窓を開けて空気を入れ替えたり、キレイなお部屋を保とうと努力したり良いことづくし!
多肉植物の存在が、清潔で丁寧な暮らしの大切さを教えてくれるんですね♪
多肉植物との暮らしで家族みんなが笑顔に♪
多肉植物の世界は本当に奥が深いんです!知れば知るほど魅力にハマってしまいそう!植物は育てる人の心を表します。
落ち込んでいるときは何となく寂しげに感じたり、嬉しいときは一緒に笑ってくれているように見えるからとても不思議。
でもそれが一緒に暮らしている、ということではないでしょうか。様々な表情を見せてくれる多肉植物と一緒に心が豊かになる毎日を過ごしませんか。