目次
子どもにとって帽子の役割
子どもはお外遊びが大好きで、暑さも寒さも関係なく夢中で遊びます。夏は日焼けや熱中症対策として、冬は防寒として、子どもに帽子はかかせません。
紫外線対策、熱中症対策
夏の暑い日でも、子どもたちはお外で遊びたがります。一昔前は日光浴をすることはとても良いこととされ、日に焼けた子どもたちは健康的の象徴と言われていました。
近年は紫外線の量は増えており、紫外線の害を心配する声が増えています。とくに子どもの皮膚は未熟で薄いので、紫外線の影響を受けやすいんです。帽子はこの紫外線から子どもたちを守ってくれる大事な役割があります。
7cmのつばがある帽子を選ぶと、紫外線に弱い目も守ってくれるんです。紫外線は肌への影響だけでなく目にも大きな影響を与えてしまうことを覚えておきましょう。また強い日差しを防いでくれる帽子は熱中症対策にもなるんですよ。
防寒
冬は温かい帽子を被って、外で思いっきり遊びましょう。冬は寒いという理由で外に出たがらず室内遊びをしたがる子どももいるかもしれません。
「子どもは風の子元気な子」と昔から言うように、外で遊ぶことでたくさんのメリットがあるんです。思いっきり体を動かすことで、体の機能が発達し健康な体作りにもつながります。
また、冬ならでは自然の変化を五感で感じたり、お友達と一緒に遊ぶことでコミュニケーション能力も高まりますよね。モコモコの可愛い帽子を被ってお外に出たくなるきっかけを作りましょう。
帽子の種類
キャップやハットなど帽子には様々な種類がります。その中から、子どもの帽子として人気のある種類を6種類ご紹介していきましょう。
キャップ
かっこよくおしゃれにコーデができるキャップは男の子だけでなく女の子にも人気。種類も豊富で丸洗いできるタイプのものやメッシュタイプのものなど、必要に応じて選ぶことができます。
ハット・サファリハット
帽子の周りにぐるっとツバがついている帽子です。脱ぎ着しやすく、ゴムがついているタイプが多く、元気に走り回っても帽子が脱げないので幼児期にとてもおすすめです。
フラップつき帽子
保育園や幼稚園でも採用されている、日よけ付き帽子です。砂場遊びなど、下を向いて夢中で遊ぶときには後頭部から首が日差しのさらされます。フラップつき帽子だと頭だけでなく首も紫外線から守ってくれるので安心です。
麦わら帽子
夏の帽子といえば麦わら帽子ですよね。通気性が良く、日差しからも守ってくれる麦わら帽子は見た目も涼しげです。汗をかいてもすぐに乾くので湿気がたまりにくいのも汗っかきの子どもには最適。風に飛ばされないようにゴムが取り付けられているものが多いので便利です。
ハンチング帽子
昔、乗馬や狩猟などの激しい動きでもずれたり、脱げたりしないということで広まったハンチング帽。今では秋・冬のおしゃれアイテムとして子どもから大人まで人気の帽子です。
後頭部の形にフィットしてしっかりと被れるので、子どもが走り回っても脱げません。
ニット帽
冬に大活躍のニット帽は見た目の可愛さと同時に防寒という機能性も備えています。冷たい風から、頭だけでなく耳も守ってくれます。
帽子の選び方
帽子の種類だけでなく、サイズ選びなど、帽子選びは迷ってしまいますよね。また、夏は洗いやすいような生地が良いなど、季節や使うシーンに応じて機能的でおしゃれな帽子選びたいですね。そこで、帽子選びのポイントをまとめました。
子どもの頭のサイズにあった帽子を選びましょう
大人の頭のサイズは変わりませんが、子どもは成長に合わせてサイズが変わっていきます。子どもが快適に帽子を被れるように、子どもの頭のサイズに合う帽子を選びましょう。
子どもは汗っかきなので、汗をかいたときにも着脱しやすいように2~3cm余裕のあるものを選ぶことをおすすめします。
帽子サイズ目安
- 0~3ヶ月:40~42cm
- 3~6ヶ月:42~44cm
- 6ヶ月~1歳:44~48cm
- 1~3歳:48~52cm
- 3~4歳:51~53cm
- 4~6歳:52~54cm
- 6歳~ 54~56cm
こちらはあくまでも目安なので、子どもの頭の大きさや、帽子の作りによって大きさが変わってくるのでご注意ください。
正しい頭のサイズの測り方
実際に試着してみるのが一番良いのですが、ネット購入など試着できない場合は子どもの頭を計測してみてください。
帽子は浅く被ったり深く被ったりしますので、2箇所計測して大きい方のサイズで帽子を選びましょう。
- 耳の付け根から1cm上と頭囲が一番大きくなる場所を計ります。
- おでこの中央と後頭部の出ているところを計測します。
2つの計測値で大きい方にプラス1cmをしたサイズで帽子を探しましょう。
季節に応じた帽子を選びましょう
年間を通して楽しめる帽子。気候やシーンに応じて実用的な帽子を選んだり、その日のファッションに合わせてコーデの一部としておしゃれを楽しめます。
日差しから守るための帽子選び
紫外線が強い季節は汗をかきやすい季節でもあるので、通気性が良く、洗える帽子を選ぶことをおすすめします。UVカットの帽子や、ツバの広いキャップ、首まで日よけしてくれるハットやフラップ付きの帽子を選んで子どもを紫外線から守りましょう。
防寒のための帽子選び
出典:Creema
寒さ対策のためにニット素材の温かい帽子を選んであげましょう。ニット帽にもたくさんの種類があり、耳あてつきの帽子は頭だけでなく耳まで防寒してくれるのでとても便利です。
ニット帽は肌に触れる面積が大きいので、皮膚構造が未熟な子どもはチクチク感じて被るのを嫌がることがあるかもしれません。肌触りが良い素材を選ぶと、子どもも気持ちよく被れそうですね。
子どもが帽子を嫌がった時の対応
とくに1歳過ぎた頃から自己主張が強くなり、帽子を被らせてもすぐに脱いでしまうようです。帽子を被らせる工夫をチャレンジしてみてください。
絵本を読みながら帽子に興味を持たせる
「さんさんさんぽ」という絵本を読んで帽子に興味をもたせてみてはいかがでしょうか。「〇〇ちゃんもおでかけの前に帽子を被ってお出かけしようね~」など帽子をかぶるきっかけ作りになります。
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鏡で見せる
帽子を被った様子は自分では見えません。鏡にうつる帽子を被った自分を見ることで帽子を好きになるかも。
自分で帽子を選ぶ
お気に入りの帽子だと、帽子を被ってのお出かけが楽しみになります。
褒める
「可愛いね~」「かっこいい~」など子どもは褒められると嬉しいです。また帽子を被るとママが喜んでくれるということが理解できるようになると自分から帽子を被るようになってくれます。
お出かけの合図にする
帽子を被ってお外に出るという習慣が小さなうちから身につくと、外出のときには必ず帽子を被ってくれる関連記事:タイトル
ようになります。習慣がつくまでは根気よく帽子を被らせるように促しましょう。
おしゃれで機能的な帽子
数え切れないくらいの帽子がありますが、その中からおすすめの帽子をご紹介します。
キャップ
男の子だけでなく女の子もかっこよく決まる帽子です。親子でおそろいの帽子を被っておしゃれな親子コーデを楽しめます。
maison fan fan(ファンファン)のヴィンテージキャップ
親子でファッションを楽しめる衣類を取り扱っているファンファンのヴィンテージキャップです。シンプル&ナチュラルなファッションにとっても似合います。
素材はやわらか厚手のコットン100%でゆるやかなシルエットが可愛いです。アジャスターでサイズ調整できるので2~6歳まですっぽりとフィットするので、快適にかぶることができます。
男の子、女の子関係なくおしゃれに被れるキャップです。
BABY PANIC(ベイビーパニック)のUSAキャップ
出典:BABY PANIC
赤ちゃんの洋服を扱うベイビーパニックのキャップです。USAの文字と国旗が刺繍されたとってもシンプルなキャップです。生後半年くらいから被れて、成長とともにアジャスターでサイズ調整できるので、大きくなるので使えます。
ツバは自由に動かせるので、一番おしゃれに見えるツバの形に整えたり、視界を広げるためにツバを上げたりと自由自在です。カラーバリエーション豊富でクリーム、グリーン、グレー、ネイビー、イエローの5色から選べます。
huggy hugoo(ハギーハグー)のキャップ
出典:huggy hugoo
ハギーハグーのキャップは名前やイニシャルを自由にカスタマイズできるんです。双子コーデ、兄弟コーデにとても人気です。
また、出産祝いにもオリジナルの帽子を作ってプレゼントするのもおすすめ。サイズはS、M、Lから選んでワッペンの文字を1~6個選びます。その後、京都の帽子工房で1点ずつ丁寧に縫製されてから自宅に届きます。
出典:huggy hugoo
大人用もあるのでおそろいの帽子を被って親子コーデを楽しめます。
ラルフローレン
イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジされた人気ブランドのラルフローレンの帽子です。誰もが知っているブランドロゴのポニー刺繍がフロントに入りポイントとなっています。
子どもにも安心なコットン100%素材です。アジャスターつきのベルトでサイズ調整が可能です。誕生日プレゼントや出産祝いにも喜ばれます。
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ハット・サファリハット
思いっきり走り回る子どもたちにおすすめです。
パタゴニア
アウトドア用品、ウェアでとても人気のあるブランドです。
パタゴニアの人気商品。UPF(紫外線防止指数)50+UVプロテクションを提供し、紫外線から子どもたちを守ってくれる帽子です。
広めのツバが頭だけでなく顔から首まで守ってくれます。撥水加工がされているので多少の雨がふっても大丈夫。テープでアゴ紐を調整できるので、風で帽子が飛ばされるという心配もありません。
リバーシブルなので、気分によって絵柄を変えて楽しむことができます。カラーバリエーションも方なので選ぶ楽しさもありますね。
ナイロン素材なので、とても軽く、お手入れも簡単でコンパクトに畳んで持ち運びができるというのもママにとっては嬉しいポイントです。
ザ・ノースフェイス
出典:Rakuten mmn
人気アウトドアブランド「ザ・ノースフェイス」のUVケア機能つきのキッズサンシールドハットです。UPF15~30対応で、紫外線から子ども達の頭と首をしっかり守ってくれます。
あご紐とサンシールドはフックで取り外しが簡単です。シーンによって使い分けができますね。
フラップ付き帽子
頭だけでなく首筋を強い日差しから守ってくれるフラップ付き帽子は公園遊びにおすすめです。
バオバブCAP

やわらかい長めのツバと、肩まで日よけができるフラップつきの帽子は子どもを強い紫外線から守ってくれます。春夏の時期に最適な薄手の綿麻素材で裏地はUVカット素材つきです。
手洗いOKなので清潔な状態を保てます。小さく折りたためて持ち運び便利で、ゴムひもつきなので帽子が外れないのも嬉しいポイントです。
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麦わら帽子
夏の定番アイテムですね。おしゃれで機能性もある麦わら帽子を被って夏の外出を楽しみましょう。
アーバンリサーチドアーズ
ペーパー素材なので、軽くて涼しいので夏にピッタリ!ツバを上下できる2WAYなので、その日のコーデに合わせて帽子の印象を変えることができます。ゴム付きなので、風に飛ばされる心配もありませんよ。
CLASKAの麦わら帽子

日本の麦わら帽子の産地である埼玉県春日部市にある工房で1点ずつ丁寧に作られています。麦わら帽子は通気性がよく、帽子内にこもりがちな熱を放出してくれるので汗っかきの子どもたちには最適な帽子です。
大人用の麦わら帽子もあるので親子でおそろいコーデのおでかけもとっても素敵です。
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とんがり帽子

ニット帽で人気になった「とんがり帽子」が麦わら帽子にも登場です。
とてもインパクトのあるこちらのとんがり帽子はカラーバリエーションも豊富でとても人気があります。よりいっそう子どもらしい可愛さが引き立ちますね。
見た目だけでなくツバの広さが紫外線から子どもを守ってくれます。ツバにはワイヤーが入っているので、形を変えて視界を確保したり、日よけしたい部分を調整したりすることができるんです。
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ハンチング帽子
とってもおしゃれにコーデが決まるアイテムです。
CLASKAのキッズベレー帽

幼稚園や警察官の制帽も長く手掛けてこられた老舗帽子店と一緒にこちらのクラスカオリジナルのベレー帽が誕生しました。
軽くふんわりとしたウール100%なので、ぬくもりと上質感に包まれながら、秋・冬のおしゃれを楽しむことができます。シンプルな作りなので流行に左右されません。

シンプルなベレー帽のポイントとなっている、グログランリボンを絞ることで子どもの頭のサイズに合わせて調整できるようになっています。
こちらのリボンを中に隠して被ることもでき、被るシーンに合わせて帽子の表情を変えることができるんです。
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ニット帽
防寒として秋、冬に大活躍のニット帽。シンプルなものから可愛らしいものまで種類がとっても豊富です。
ノースフェイス
アウトドアブランドで人気の高いノースフェイスのニット帽。カラーは5色展開でフロント部分についたノースフェイスのワッペンがとてもおしゃれです。
継ぎ目がない編み方なので、被ったときのごろつきがなくフィット感に優れています。遠赤外線を放射するセラミックを織り込まれたアクリル素材なので保温機能も高く防寒に最適です。
抗菌防臭加工された糸を使用されているので、頭のむれや臭いが気になりません。
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エルフィンフォルクのピグミーキャップ

なんとも可愛らしく温かそうな帽子ですね。2種類の違うニットが組み合わさって編まれたモコモコのニットキャップは妖精の民族衣装をイメージして作られています。
とても個性的で可愛らしいこちらの帽子は新生児~2歳まで被ることができるので、出産祝いなどにとても喜ばれそうですね。
すぽっと頭から耳まで寒さから守ってくれる肌触りがとても気持ちの良い帽子です。
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とんがり帽

カラーバリエーション豊富なとんがり帽子です。見た目の可愛さだけでなく、内側がモコモコしているので気持ちよく、防寒という機能性が高いんです。兄弟や友達と色違いで被ってお出かけするときっと目立ちますよ。
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モコモコひつじさんニット帽
とっても寒い日のお出かけもこの帽子でとっても温かく防寒できますね。思わず声をかけたくなる可愛さです。
手作りで子どもの帽子を作ってみましょう
お気に入りの生地を見つけてオリジナルの帽子を作ることができますよ。今回は簡単に作れるものをご紹介します。また子供たちは帽子のゴムで遊びたがり、ゴムがのびてしまいます。そのときのゴムの付け替え方もご紹介します。
チューリップ帽子
【準備物品】
- 型紙は「チューリップハット 無料型紙」と検索するとたくさんありますので、プリントアウトしてください。
- お好みの生地
- 裁縫道具(針、待ち針、糸、チャコペンなど)
【作り方】
- チャコペンで布の型紙をうつします。
- 縫い代を5~8mmとって切り取ります。型紙枚数×2(裏表)
- 隣同士になる生地を中表にして、頂点から一番下まで縫い合わせます。
- 3にさらにもう一枚縫い合わせて3枚つながっている状態になります。これをもう一組作ります。
- 4の3枚ずつになっているもの同士を縫い合わせます。
- 裏地も同じように作ります。
- 表、裏ともにアイロンをかけて縫い代を割ります。
- 表を裏を中表に合わせて裾のふちを1周ぐるりと縫います。この時に返し口を5cm残して縫ってください。
- 返し口から少しずつひっくり返します。
- 裾から2~3mmのところの外周をぐるりと1周縫います。この時は返し口も閉じて一緒に縫ったら完成です。
帽子のゴムの付け替え方
日常の帽子のゴムはもちろんのこと、とくに幼稚園、保育園、学校の赤白帽子などのゴムは使い続ければ伸びてしまうものです。そこで簡単に帽子のゴムを付け替える方法をご紹介します。
手縫いでキレイに仕上げる方法
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ボタンをつける方法
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この方法だと、またゴムが伸びたときにゴムだけ付け替えれば良いので、とても便利です。
時短!ゴムのつけかえ方法
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帽子の収納アイディア
子どもたちは早くお外で遊びたい気持ちが強くて、ついつい帽子を忘れてしまうことがあります。
また、お外から家に帰ってきて、帽子がその辺にポイっと散らかしたままになることがありますよね。そんな時は帽子の収納場所、収納方法を一度見直してみましょう。
外に出るときの導線スペースに帽子があると、行く前に被って、帰ってきたら戻しやすいですよ。
とてもおしゃれな玄関の収納スペースです。姿見の鏡の前のスペースに取り付けられているワイヤーメッシュに余白を意識して飾りのように帽子が収納されています。
こちらの家庭では玄関のちょっとしたスペースを上手に利用して、突っ張り棒とステンレスフックで帽子のための収納を作られています。
子どもが自分で取ったり戻したりできるように子供の高さに収納スペースを作りましょう。そして、引っ掛けるだけなどのワンアクションで収納できる方法をおすすめします。
子どもに帽子をプレゼントして家族でお出かけを楽しみましょう!
たくさんの種類の帽子がありましたね。帽子ひとつでおしゃれに大人っぽくコーデを楽しんだり、思いっきり可愛く子どもっぽさを楽しむことができます。
また、子どもにとって帽子はおしゃれだけじゃなく、紫外線や寒さから身を守ってくれるとても大切なアイテムです。外出するときには必ず帽子を被るという習慣が小さい頃から身につくと良いですね。
帽子を被って、おしゃれを楽しみながら、元気にお外遊びやおでかけを楽しみましょう。