目次
夏の抱っこ紐、冬と同じでいいの?
洋服は季節に合わせて変えるのに、抱っこ紐はそのままで大丈夫?
敏感肌で汗かきの赤ちゃん、ちょっとしたケアを見逃すだけで体調を崩すことも珍しくはないですよね。一年中抱っこが欠かせない赤ちゃんのためにも、夏の抱っこ紐の素材について一緒に考えてみましょう♪
夏に気をつけたいことはなんといっても赤ちゃんの汗!
車やベビーカーから赤ちゃんを下ろそうとした瞬間、想像以上の汗に驚いたことがありませんか?
特に夏はこまめな汗のケアをしていても、あせもやおむつかぶれが出来てしまうこともあるから大変ですよね。だからといっていつもピリピリしておくのも、さすがに疲れちゃいます。
ここは賢く、夏向けの便利なアイテムに子育てを手伝ってもらうのがオススメですよ♪
夏でも気持ちよく抱っこ紐を使うには?
いろんな抱っこ紐のメーカーから、赤ちゃんが快適に夏を過ごせるように工夫された商品が出ていますよ!
抱っこ紐を上手に使い分けることも赤ちゃんの健康管理に繋がります。ジメジメした夏を気持ちよく乗り切るためにも、これからご紹介する夏の抱っこ紐に欠かせないポイントを抑えておきましょう♪
通気性のよいメッシュ素材を選ぼう♪
メッシュ素材の抱っこ紐は、空気と湿気を通してくれるのでとっても快適。メッシュだと冬はかえって寒いのでは?と思われがちですが、寒いときは冬用のベビーケープなどで赤ちゃんを足まですっぽりくるむことで防寒が簡単にできますよね。
でも夏は大人でもクール下着を身につけるなど、暑さにおいては素材選びが命だと思いませんか?
ベビーカーをよく使うから抱っこ紐は1本でいいかな、そう思われる場合はなおさらムレにくさを重視した抱っこ紐選びがオススメですよ。
洗濯表示を見て選ぼう♪
洗える抱っこ紐が多く出回っていますが、色落ちしたり手洗いが必要だったりと様々。
洗濯機で洗う場合は、形を崩れにくくするためにも洗濯ネットを使用するといいですね。
紫外線からまもってくれるデザインを選ぼう♪
紫外線や日射しから赤ちゃんの顔を守ってくれたり、眠ってしまった時に頭を支えてくれる抱っこ紐専用のフードが内蔵されていると便利ですよね。
フードが内蔵されていない抱っこ紐でのお出かけは、帽子だと頭がムレることもあるので日傘を一緒に携帯すると安心ですよ。
夏でも快適に使えるおすすめの抱っこ紐は?
赤ちゃんにはできるだけいつもご機嫌でいて欲しいですよね♪
夏の抱っこ紐は、色んなママたちの声が参考になって作られているものばかり。通気性を重視しながらも、お出かけが楽しくなる人気の抱っこ紐を集めてみましたよ。
圧倒的な人気の「エルゴベビー(Ergobaby)」
「どこの抱っこ紐を使っていますか?」そう尋ねると多くの方から「エルゴベビーです」という答えがかえってきます。
理由を教えてもらうと「肩腰が疲れにくく、とにかく抱っこがラク」「新生児から幼児まで長く使えて丈夫」「装着しやすい」とのこと。
他にもいい点はたくさんあり、抱っこ紐でママが重視したいポイントが多く叶えられているので、多くの方に支持されるのも頷けます。
2002年、ハワイのマウイ島で誕生したエルゴベビー。
「ずっと抱っこをしたい」「ママになってもやりたいことを諦めたくない」という母親の思いから生まれたそうです。素敵ですよね♪
ただ、スリムだったり小柄な体型のママには、少し大きく感じられフィット感に不安を感じやすい部分もあるようです。日本人の体型を考えて改良は重ねられているものの、少しでも心配なときは試着をしてから購入を検討した方がいいかもしれませんね。
長く使える抱っこ紐として、ママたちからの評価は絶えず高いことには変わりがないので、エルゴベビーの夏の抱っこ紐もぜひチェックしてみませんか?
エルゴベビー・ベビーキャリア OMNI(オムニ) 360 クールエア(2017年グッドデザイン賞受賞)
「新生児から20kgまで長く使える」「4way抱っこ(前向き、対面、おんぶ、横抱き)ができる」使う人の体への負担を軽くするための「腰や肩のサポートがしっかり」という充実した機能に、メッシュ素材による通気性の良さが加わっています!
夏の赤ちゃんとママを快適に導いてくれるこれ以上ないくらいのスーパー抱っこ紐。体への負担が軽い点で評価がとても高いエルゴベビーは抱っこ時間が長いママに特にオススメですよ。
内蔵されている日よけフードで、紫外線や日射しからさっと赤ちゃんのお顔を守ってあげられるのも嬉しいですよね♪
ベビーキャリア本体、ベビーウエストベルトどちらも、素材がポリエステル100%なので洗濯ネットを使用すれば洗濯が可能、しかも乾きが早いなんて感激しませんか?
よく使うものだからこそ、ライフスタイルに合わせてしっかり選んでお出かけを楽しくしましょうね♪
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赤ちゃんをぴったり抱きしめる「ベビービョルン(BABYBJORN)」
ベビービョルンといえば「バウンサー」が有名ですが、エルゴベビーの抱っこ紐に近い機能を備え持つ「ONE KAI」シリーズが登場してから、注目度がアップしていますよ!
1961年、スウェーデンで設立されたベビービョルン。製品に使用されるすべての布地に、健康に有害な物質とアレルギー誘発性物質が一切含まれないことを保証する、など細部の安全面まで配慮されているのは頼もしいですよね。
「ぴったり抱っこ」スタイルにこだわったベビービョルンの抱っこ紐は、赤ちゃんとママのふれあいを大切にしてくれます。ベビービョルンの夏の抱っこ紐、こちらもチェックしてみましょ♪
ベビーキャリアONE KAI Air
「赤ちゃんの体にそった構造でフィット感が高い抱っこができる」「新生児から15kgまで使える」「4way抱っこ(前向き、対面、おんぶ、横抱き)ができる」「体の負担軽減が配慮されている」など充実した機能内容で、エルゴベビーと似た良さもあり迷うママもいるのでは?
ベビービョルンの夏の抱っこ紐はオリジナルの「新メッシュ」で通気性を更にアップ!またショルダーベルトに3Dメッシュが使用されていて、ムレ防止の配慮が細かいのも魅力的ですね。
抜群の通気性により、暑い夏でもぴったり抱っこを可能にした「ONE KAI Air」は、上のお子さんの園の行事や公共の交通機関の利用など人が多いところへのお出かけに重宝しそう。
本体は綿とポリエステルで構成されているので、洗濯ネットを使用すれば洗えますよ。
エルゴベビーのメッシュ素材の抱っこ紐に比べて、家計に優しいところは視野にいれておきたいですね。
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さっとつけてスッと抱っこ「アップリカ(Aprica)」
アップリカときくと「ベビーカー」が浮かんで、抱っこ紐のイメージを持たれる方は多くないかも。
ですがアップリカならではのベビーカーと連動して使える抱っこ紐は、ベビーカーから抱っこ紐、または抱っこ紐からベビーカーへの移動時間を短縮してくれたり赤ちゃんのぐずぐずにとても便利と好評なんですよ!
1947年に日本で誕生したアップリカ。日本人のライフスタイルや体型を知り尽くした抱っこ紐は、一人目の赤ちゃんで緊張しやすいママに安心感を与えてくれそうですね♪
2018年7月販売予定の「コアラメッシュプラス」
全てがメッシュ素材!湿気の多い夏の大変さを知り尽くした中で開発された、まさに日本人のための抱っこ紐です。
「新生児から15kgまで使える」「4way抱っこ(前向き、対面、おんぶ、新生児のためのママ腕抱っこ)ができる」「肩や腰の負担軽減」など内容もしっかり充実しながらの「抱っこするときも下ろすときもスピーディーに操作できる」という点は見逃せませんよね。
車の乗り降りなどが多いママには嬉しい機能ですよ♪
表地裏地ともにポリエステル100%なので、洗濯ネットを使用すればお洗濯OK!
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股関節が開きすぎないことを配慮した日本人向けの「ナップナップ(napnap)」
2009年に創業されてまだ歴史が浅いナップナップですが、口コミやブログによって人気上昇中!
一人目のお子さんのときに使用した抱っこ紐メーカーから、二人目はナップナップへチェンジするママも少なくない、というから気になっちゃいますよね!
赤ちゃんの股関節が開きすぎないよう、日本人の体型を細かく配慮したり、お出かけの荷物が減らせるように財布やおむつが入る大きいポケットを作ったり。
また、抱っこ紐がコンパクトに持ち運びできるなどたくさんのアイデアにとにかくワクワクさせられっぱなし♪
ナップナップらしい暑さ対策を早速チェックしませんか?
napnapベビーキャリー BASIC
背当て部分のファスナーを開けばメッシュの抱っこ紐に切り替わる構造は、ナップナップの大きな特徴!背当て部分に保冷剤を入れられるなど、他社とは異なる形で夏の快適性を追求しているようですよ。
「4ヶ月頃から13kgまでの使用(新生児パットは別売り)」「抱っこは対面とおんぶの2way」など機能の充実に他社と違いはあるものの、落下防止の安全ベルトがついており、おんぶに関しては高い安全性に力をいれているようですね。家事をしながらおんぶすることが多いママに安心を与えてくれそう♪
洗濯も洗濯ネットを使えばもちろんOK。日射しや紫外線対策ができるメッシュフードがついていて、コストパフォーマンスも高いので、2つ目の抱っこ紐を検討中のママは必見ですね!
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隠れた人気のベビースリング「キュビイ(Cuby)」
この頃ではあまり見かけなくなったベビースリング。でもベビースリングってコツさえつかめば実はとってもラクなのですよ!私は抱っこ紐とスリングの両方を使って二人の子供を育てましたが、下の息子をスリングに入れて寝かせながら上の娘と一緒にぬりえをよく楽しんでいました。
おうちでゆっくり抱っこしながら赤ちゃんを寝かせたいと思っているママには、特にオススメですよ♪
高品質のスリング作りに取り組んでいる「キュビィ」。キャリー系の抱っこ紐派のママもぜひチェックしてみて!
Cuby ベビースリング ベビーキャリア 抱っこひも
メッシュ素材ではないけれど、100%有機栽培綿なので敏感な赤ちゃんのお肌を大切に考えて作られていますよ。通気性ももちろん配慮されていますし、綿100%だからお洗濯だって大丈夫!
新生児から3歳頃まで使えます。厚手の肩パッドで体への負担が軽く、いろんな抱き方が出来るのも頼もしいですよね。ケープのような形にもできるので、授乳が多いママにとっては便利に感じるかも?
ただ、両手が開かないので抱っこと家事を並行させたい時は向かないかもしれませんね。2つ目の抱っこ紐という点で見れば、試してみるのもありですよ。
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イクメンパパのための抱っこ紐選び
スタイリッシュで装着簡単!「ポグネー(POGNAE)」
おしゃれなデザイン+ラクな装着が魅力で、世界の20ヶ国に愛されている韓国生まれのポグネー。背中や腰ベルトの内側など、各所にメッシュ素材が使われ通気性を大切にしているというのも、嬉しいポイントですよね。
防水加工生地のデニムカラーが最近登場。抱っこをクールに決められるってステキ!
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パパも育児参加したくなるかっこよさ!「キューズベリー (CUSE BERRY)」

軽い、おしゃれ、機能的の3拍子を大切にしているキューズベリーの抱っこ紐は1点1点を丁寧に作り上げている雰囲気が漂っていて、細部までハイセンス。ナチュラル系のおしゃれパパには見逃せないアイテム間違いなしですよ!
内側は全てメッシュ生地を使用しているので、通気性も大切にされています。洋服と抱っこ紐とのコーディネートを大切にしたいパパママには必見ですね。
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赤ちゃんのお肌ケアも忘れずに
敏感肌の赤ちゃんには季節にそったお肌のケアが必要。ここでは夏のケアをご紹介します!
赤ちゃんは、夏も保湿するの?
しなくても良さそうに思えますが、実は必要なのです。赤ちゃんのお肌は、角質が非常に薄くて剥がれやすく皮脂の分泌も不安定。お風呂上がりはタオルで拭いた後、乾く前にすぐ保湿してあげてくださいね。
扇風機やクーラーはどう使えばいいの?
体温調節がまだうまくできないので、扇風機を長い時間直接あてるのは気をつけましょうね。風が当たって体が冷たくなっていないか、時々みてあげるといいですよ。
クーラーは湿度が50~60%になるよう調節しながら、26~28度くらいの温度で管理してあげて。エアコンの使用頻度が高いときは、フィルターの定期的なお手入れを心がけたいですね。
虫刺されにはどんな対策が必要?
赤ちゃんは虫に刺されると、かゆみが我慢できずに何度も引っ掻いてしまいます。それだけならいいのですが、とびひになってしまうことが結構あるんです。
実際私の息子も虫刺されからとびひになり、皮膚科に通ったりお風呂は濡らさないように気をつけたりと何かと大変でした。虫刺されの予防を忘れずに出かけると外遊びも安心ですね。
これがあると便利♪夏の抱っこがより快適になるグッズ
夏の汗にはどんなに注意しても、しすぎはありません。肌触りのいいアイテムなどで、できる限り赤ちゃんのお肌を守ってあげたいですね♪
抱っこ紐ベルトカバー
汗だけではなくよだれも拭き取れるので、夏は多めに予備を持っておくといいですね。
汗とりパッド
背中にあせもができると機嫌が悪くなりやすいので、チャイルドシートやベビーカーなどのシート密着時間が長いときはもちろん、こまめに普段使いすると赤ちゃんも快適ですよ。
フード付き抱っこ紐ケープ
夏にケープって暑そうに思えますが、フードが紫外線や日射しよけになりますし、夏用ケープはひんやり素材。赤ちゃんの体温調節を助けてくれますよ。
赤ちゃんの体調管理ってどうすればいいの?
外の温度と部屋の温度の差が大きくなる夏は体調管理が難しいですよね。早めに体調変化に気づいてあげるためにも特に気をつけたい項目を挙げています。
熱中症のサイン
元気がなくなる(機嫌がわるい)、顔が赤い(青い)、おしっこの色が濃い(少ない)、汗の様子がいつもと違う(かきすぎている、もしくは全くかかなくなる)、などの症状が出たら、衣類を減らしたり水分を与えて涼しいところでやすませてあげてくださいね。
ぐったりしている感じが強いときは早めに医療機関へ。
排泄物をチェック
便の調子は健康のバロメーター。色や形で早めに不調に気づいて対処できるといいですね。
母乳育児でおしっこや便が不調の場合は、ママ自身の飲み物や食べ物を振り返ってみる必要があるかもしれません。水分不足は熱中症に繋がりやすいので、お出かけのときは多めに飲み物を準備すると安心ですね。
夏のホームケアで気をつけたいこと
汗をたくさんかいて帰宅したときは、シャワーがいいですね。石鹸を1日になんども使うとお肌のバリアも弱くなりますから、日中は汚れている箇所だけ泡をつけて洗ってあげてもいいかもしれません。
シャワーする必要がなさそうなときは、あたたかいお湯で湿らせたガーゼで首回りなど汗がたまりやすいところをしっかり拭き取ってあげてくださいね。
お尻も冷たいコットンで拭かれるよりあたたかいコットンのほうが、夏であっても赤ちゃんは気持ちがいいですよ。暑くても体温に近い優しさでいつも触れてあげてくださいね。
おわりに
夏は必然的に抱っこは控えめになり、ベビーカーや車を利用することが多くなりますよね。
でも赤ちゃんは年中関係なく抱っこが大好き!ママのぬくもりやにおいをいつだって感じていたいのです。
通気性の良い抱っこ紐などのアイテムを上手にとりいれれば、自分らしいスキンシップで快適な夏を過ごせますよ。抱っこできる時期は案外短いもの。肩や腰を大切にしながら、たくさん抱っこを楽しんでくださいね♪