目次
目次
今まで大人だけの暮らしだった空間を、赤ちゃんを中心としたお部屋に変えていくポイントを紹介していきます。
赤ちゃんは生まれてからしばらくは1日の大半を寝て過ごします。新生児のうちは2〜3時間おきくらいに起きてしまうんです。ママは赤ちゃんのお世話だけでなく、家事もあるので大変です。
寝ている間に赤ちゃんがモゾモゾと動いてしまい、顔の近くに置いていたタオルなどが知らないうちに顔を覆って息苦しそうにしていることも。ママがいつでも赤ちゃんの様子をすぐに見られるように、リビングに赤ちゃんを寝かせられる空間を作りましょう。
こういった物をお昼寝の空間に使用するのも素敵ですね。起きたら赤ちゃんも遊べますし、お布団を敷きっぱなしにするよりおしゃれな空間になります。お部屋がシンプルな場合は色味のある物でも良いですね。
今、この「せんべい座布団」がママたちの間で人気です。持ち運びが簡単にできて移動もらくらく。程よい厚みもあるので、「せんべい座布団」を赤ちゃんのお昼寝用の布団として使用するママが多いです。カラーバリエーションも豊富なので、カラフルなものを差し色として使っても良いですよね。
こちらはスウェーデン製の「スリーププール」と呼ばれるプール型のお昼寝プールです。厚みがしっかりあり、持ち運べる布団といった印象ですね。カバーは洗濯もできるので清潔に使えるのも嬉しいです。
新生児の時期もですが、少し大きくなると赤ちゃんは自分の意志で自由に動くようになります。目についたものはなんでも口に入れたり、危険なものでも手に取ってしまったり、転倒したり。大人では想像もつかないようなことを赤ちゃんはします。
新生児の時期より目が離せなくなってきますよね。家事をしながらでも常に視界に赤ちゃんが入るよう、目の届きやすい空間にしましょう。事故やケガを未然に防ぐことができます。
赤ちゃんは大人に比べると頭が大きく、身体のバランスが取りにくいため、転倒することも多いです。赤ちゃんがおすわりが一人でできるようになってきたときや、つかまり立ちができるようになったばかりは、ちょっと目を離した隙に頭から転倒してしまうことがよくあります。
赤ちゃんが遊ぶスペースなどは、ジョイントマットやクッション性の高いものを敷くことで、転倒した時の衝撃を軽減することができます。
赤ちゃんが過ごすスペースにジョイントマットを敷くことで転倒した時の衝撃を軽減できます。厚みもしっかりあるのでこの上にお昼寝用の布団やクッションをそのまま敷いてもいいですね。お部屋に合わせて大きさやデザインも選べるので良いアクセントになりますよ。
赤ちゃんが一人で動けるようになると、危険も増えます。テーブルやテレビ台の角などは大変危険な場所です。また、引き出し付きの家具の場合は手を挟んでしまうことも。危険な家具の配置を変えたり、テーブルの角などには赤ちゃんがぶつかってケガをしないように、クッション材などでしっかりと保護をしましょう。
引き出しも開けられないようにするストッパーやクッション材なども、100円均一などでも売られていますので上手に活用してくださいね。
引き出しなどに取り付けることで、赤ちゃんがいたずらできないようにするストッパーです。不用意に手を挟んだり、危険なものに触れないように防ぐことができます。100円均一で購入できますので、上手に利用して赤ちゃんをケガや事故から守りましょう。
赤ちゃんのいるお家では低めのソファーもおすすめです。赤ちゃんが自由に動けるようになるといろんなことに興味を示します。高い所に登ろうとして転倒してしまうことも。赤ちゃん目線の低い家具を選ぶことで、赤ちゃんを事故やケガから防ぐことができます。
寝ていることの多い赤ちゃんにとっては室温の管理も大切です。生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能が未発達なので、室温と一緒に赤ちゃんの体温も上下してしまいます。下着の枚数で体温調節してあげることも大切ですが、お部屋の温度を一定に保つことも大切です。
また、お部屋の温度が一定でも、直射日光が当たる場所に寝かせてしまうことは危険です。家の中でも熱中症になってしまいます。直射日光を避け、エアコンや扇風機を使って室内温度を一定に調節しましょう。
冬場もストーブよりエアコンを上手に使って温度管理をすると良いでしょう。夏場は冷気が直接赤ちゃんに当たらないように気をつけ、冬場は室内が乾燥しないように湿度にも気をつけましょう。湿度が低下しますとウイルスの感染に繋がります。
エアコンと加湿器を上手に利用し、時々換気をして常に新鮮な空気を入れ替えましょうね。夏場は26℃前後、冬場は18℃から20℃前後が理想的な室温です。赤ちゃんが汗をかいていないか、手足が冷えていないかをこまめにチェックもしましょう。
赤ちゃんが大きくなってくると、色々なものに興味を示すようになってきます。夏場は扇風機を使うご家庭も多いと思います。赤ちゃんが誤って手を入れたりしないようにカバーをつけましょう。
誤ってタバコの吸い殻を食べてしまう事故もよく耳にしますので、赤ちゃんの手の届く場所に危険なものは置かないように赤ちゃん目線での安全対策が必要です。ストーブなどを使用する時期にはサークルで囲うなどの対策も必要です。
夏場は網戸で過ごすことも多くなりますが、目を離した隙に外に出てしまっていたということも良くあるんです。そんな事故の無いように網戸ロックもおすすめです。コンセントなども舐めてしまうと大変危険ですので、コンセントカバーを利用しましょう。
ガラスのローテーブルを使っているご家庭は思い切って買い換えるなど赤ちゃん中心の安全対策を意識しましょう。
赤ちゃんのいるお家で扇風機を使うなら、羽のないタイプの物もおすすめです。赤ちゃんが誤って手を入れてしまう心配がないのでとっても安全ですね。見た目もスタイリッシュなのでインテリアとしてもとってもおしゃれです。
起きている時間が長くなると、赤ちゃんが遊べるスペースも必要になります。マットなどを使って遊ぶスペースを区切ってあげると良いでしょう。家具の配置を変えたり、赤ちゃんが安全に遊べるスペースを確保することが大切です。
床に敷くマットもクッション性の高いものを使用する方がもしもの時にママも赤ちゃんも安心ですね。ベビーゲートなどを上手に活用してみてもいいでしょう。
ベビーゲートを上手に使えば、リビングにも赤ちゃんだけのスペースが作れます。また、ゲートがあるので赤ちゃんがこのスペースから出てしまう心配もありませんね。ご機嫌よく遊んでくれている間に、ママも安心して家事をこなせます。
もともと夫婦だけで住んでいたお家だと1LDKなども間取りで赤ちゃんを育てることが多いと思います。狭いお家でも収納を工夫することで、赤ちゃんが快適に過ごせるリビングは作れます。
例えば、ソファーをメインとした配置で家具などを配置している場合は、ソファーの位置を変えるだけでスペースが生まれますね。ダイニングテーブルがある場合、食事はダイニングテーブルで摂るようにし、センターテーブルは収納してしまうなどしてスペースを確保する方法もありますよ。
収納できるものはできる限り収納することでスペースが確保できるだけでなく、赤ちゃんへの危険もグッと軽減できますね。また、「視線の抜け」を利用するのも有効です。
部屋に入った時に視線が奥まで通ることで、開放感を感じることができるんです。できる限り低めの家具を選ぶことで、スッキリと広い印象のお部屋を作ることができますよ。
これから家具を買い足す場合は収納できる機能があるものを選ぶと、リビングが広くスッキリとしますよ。ソファーでも座面に収納できるものや、テレビ台でも引き出しの多いものを選んだり、できるだけ見えない収納ができるものを選ぶことで赤ちゃんが手を伸ばすことが防げます。また、リビングもスッキリとした印象になりますよ。
服選びにも言えるのですが、黒は引き締まって見えるのに対して白は膨張して見えますね。お部屋も一緒で、ダークカラーよりもライトカラーを選ぶことでリビングを広く見せることができます。光を反射して明るくさわやかに見せてくれる効果があるので、狭い部屋を少しでも広く見せたい時にはおすすめですよ。
白を基調としたお部屋で圧迫感のない開放的な印象ですね。定位置に収納することで生活感が消え、お部屋を広く感じます。
赤ちゃんが生まれるとベビー用品が増え生活感が出てしまいがち。いろんな色を使ってお部屋作りをすると、部屋の中がごちゃごちゃした印象になってしまいます。赤ちゃんのバウンサーや元々ある家具の色味に合わせてお部屋作りをしていくことで、統一感が出てまとまります。
シンプルなリビングの場合には、差し色で色味の強い物を選んでもいいでしょう。できるだけ似たような素材や色味で揃えるのがポイントです。赤ちゃん用品を増やす時にはお部屋のイメージで選ぶといいです。
同じ収納グッズを使い、色味を統一することで一気におしゃれな印象になります。見せない収納ですっきりとまとまっていますね。
赤ちゃんが遊ぶスペースにジョイントマットが敷かれているので、万が一転倒してしまっても安心ですね。白を基調としたお部屋なので、おもちゃの色味がいいアクセントになっています。
厚めのマットを使うことで、リビングと子供の遊ぶ空間が見事に完成されていますね。見えない収納を徹底することでスッキリとした印象に仕上がっています。
マットでリビングとの仕切りを作っています。収納も見えない収納でスッキリとしていながら、赤ちゃんが容易にいたずらできないように収納されていますね。白が基調としたインテリアで開放感があります。これならお昼寝していてもママの目も行き届きます。
赤ちゃんのお昼寝マットのスペースがきちんとありますね。ローテーブルも角が丸いので安心です。テレビ台もテーブルも低く「視線の抜け」を活用してありお部屋が広く感じます。床とテーブルなどが木製のもので統一感もあり、スッキリとした印象です。
赤ちゃん目線のリビングになっていますね。テーブルの角も丸いものをチョイスしているのでケガの心配も少ないのも良いです。色味も統一感があるのでまとまった印象にです。赤ちゃんのお世話グッズなども視界にないのでお部屋も広く感じます。
赤ちゃんのことを第一に考えたお部屋作りが鉄則です。赤ちゃんが安心して過ごせる空間、ママがお世話しやすい空間、そしてすっきりとおしゃれに見える空間を作るようにしましょう。元々ある家具やインテリアをベースに考えていくと、足していくべき色味もわかります。
色味を明るい色で統一していくことで、狭い部屋でも広く見せることができますね。赤ちゃんのお世話グッズも一つにまとめて、見えない収納を心がけることで生活感も消せますので、すっきりとしたお部屋の印象に仕上がります。
ママと赤ちゃんがメインに過ごすリビングだからこそ居心地の良い空間作りが大切です。赤ちゃんの成長に合わせた安全で快適なリビングを作りましょう。