ただの遊びじゃないんです。ママゴト期を大切にしよう
ほとんどの子供たちが自然と、必ず通る道。それが『ママゴト期』です。誰に教えられるでもなく、気がつけばおままごとが大好きになっている子どもたち。
大人から見れば『たかが、おままごと』。だけど、遊んでいる本人はもう必死。口には入れずとも、おもちゃの野菜を本気で炒め、本気で食べていますよね。
親の私たちの目には、ただ大人の真似ごとをしているだけのように映りますが、『たかが、おままごと。されど、おままごと。』
おままごとには色々なイイコトがぎっしりと詰まっているんです。
子どものおままごと、実はこんなメリットでいっぱい
近年、おままごとやごっこ遊びの重要性については、専門家のあいだで広く言われています。幼稚園・保育園でも、園の恒例行事として『ごっこ遊び』を取り入れるところが増えているようです。
実際、私の子どもが通う幼稚園や近隣の保育園では、『レストランごっこ』を教育的行事の一環として採用しています。
アメリカの調査によれば、ノーベル賞受賞者や、俗にいう『天才』と呼ばれる人たちに共通することとして、幼児期にごっこ遊びを多くやっていたということが挙げられているそう。
では、実際にどんなメリットがあるのか。ここでは『ママゴト期の3つのイイコト』をご紹介したいと思います。
『おままごと・ごっこ遊び』で自然と社会性が身につく
一般的におままごとは、女の子がする遊び、というイメージが強いですよね。
生物学的に、女の子は目標とすることやルールは特になく、個人的な人間関係を深く作ろうとし、男の子は戦略的に考えた先に、各個人で違う目標があり、スポーツなどの競争的な遊びをすることを好む、という傾向があるそうです。
確かに、女の子のほうが社会性もありますし、おままごと遊びも男の子に比べると断然多い気がします。
『おままごと・ごっこ遊び』の、他のゲームやスポーツなどとは違うところ。
それは、お互いのコミュニケーションがきちんと取れなければ、全く成立しないというところです。
まず何の役をするか、話し合いができなきゃ決まらない。一方的に話していても会話が成り立たないし、遊びが進まない。相手が描いている遊びの流れに合わせたり、譲ったり、譲られたり…時には協力することも必要です。
自分一人ではできない遊びであるがゆえに、なかなか思った通りには動けませんよね。そういった理由で、最初は衝突することもしばしば。年齢が低ければ低いほどそうです。
それでも、遊んでいるうちに『一人で遊ぶのは楽しいけれど、お友だちに合わせながら遊んでもこんなに楽しいんだ!』ということに自然と気がつきます。そうすると、日常生活の中でも無意識に相手との調和を考えたり、相手の立場になって考える力がどんどん育っていくんですよね。
ひとりでも、お友だちとでも、遊びだからこそ、感覚的に、自然に、協調性・社会性を身につけることができるんです。遊びを通して、大人になるための訓練をしているんですね!
模倣遊びからごっこ遊びへ。想像力の豊かな子に!
ごっこ遊び、特に『ひとりおままごと』は想像力の宝庫です。少しのあいだ家事の手を休めて、遠くからジーッとおままごとをする我が子を観察してみてください。大抵はおままごとを始めるときから、すでに彼らの中ではき設定がある模様。
「こういうシチュエーションで、こんな物を作ろう。」、「まずこの果物を切ったら、次にフライパンで炒めて、塩コショウを振って、お皿に盛って…」という具合です。
きちんと順番があったり、本人なりの遊びの流れが決まってあるんですね。
人形を椅子に座らせてお客さんに見立てたり、一人二役も三役もやって、キャラクターに合わせて口調を変えてみたり。設定を考えることや、物や状況を何かに見立てて進める「つもり行動」を通して、大人には計り知れない、純粋な子どもだからこそ生まれるイメージと想像力が育ちます。
まだ2歳くらいの小さいお子さんの場合には、まだまだ模倣遊びの段階でもあるので、ママも一緒におままごとをして、ごっこ遊びの手助けをしてあげましょう。横で見守っていてあげるだけでもいいですね。我が子の新しい発見があるかもしれません。
一緒に遊ぶときは、あくまでもママは困っている子どもにヒントをあげたり、遊びにエッセンスを加えてあげるような役割に徹して欲しいです。こちらの方が面白いから、と勝手にママが設定を変えるなど、本人の世界観は壊しちゃいけません。
「次は○○するのかな?」「△△してみると面白いかもしれないよ〜?」など、指示ではなくアドバイス的な柔らかい問いかけをしましょう。子どもの想像力を邪魔することなく、より豊かな発想が生まれ、自然に遊びの援助をすることができます。
複数人でする『おままごと・ごっこ遊び』で培われる想像力は、「相手の気持ちを想像し理解する」といった社会性にもつながってくるよう。ひとつの遊びを通して、メリットとメリットが作用し合っていますね。
言葉の発達にも大きく影響している
おともだちとコミュニケーションをとるために、自分の思いを伝えるために、子どもたちは少ないながらもそれぞれ持っている最大限の語彙力を使って、一生懸命に会話をしながらおままごとをします。
そうして、遊びながら言葉のキャッチボールを覚えたり、きちんと相手に伝わる話し方を身につけていくんですね。
子どもは大人と話すより、子ども同士で話しをする方が語彙力が伸びる!と言われています。
ママがおうちでたくさん話しかけて育てていても、なかなかおしゃべりをしなかった子を、幼稚園・保育園などの集団生活の中に放り込まれた途端、急激に言葉の発達が進んだりするのも頷けますよね。
兄弟姉妹がいる場合は特にそうですが、シッカリおままごとをするようになってから格段に言葉が発達したなぁ、と感じるママも少なくないようです。
おままごとは、いつからいつまで?
そんなイイコトがいっぱいの『ママゴト期』。では、一体いつからいつまで続くのでしょうか?
早い子では1歳後半からスタートします
『おままごと・ごっこ遊び』が始まる時期は個人差がありますが、一般的には3歳頃からと言われているようです。2歳頃から、積み木などをなにかに見立てて遊ぶ『模倣遊び』が始まり、その延長線上に『おままごと・ごっこ遊び』があります。
他の子どもとのやりとりができるようになってくると、ただの模倣だったものが、コミュニケーションを伴うごっこ遊びへと進化してくるのでしょう。
ですが、例外もあります。もともと食べることにたくさん興味のある子や、兄姉がすでにおままごとをしている弟妹。また、すでにおうちにキッチンセットがあり、おままごとの環境を整っている子どもなどは、始める時期が早まることもあるんだとか。
ちなみに、この子たちは満腹中枢が育っていないのかもしれない…と思うほど、超食いしん坊兄妹な我が子。ごはんを作り始めるとキッチンから離れません。
大好きなテレビ番組は『NHK 今日の料理』。そんな彼らがおままごとを始めた時期ですが、正直、早すぎていつからなのか…という感じ。
言葉の発達が早かったことも影響しているかもしれませんが、2歳検診の『お子さんの好きな遊びは何ですか?』の項目には、シッカリと『おままごと』と書いてあります。ということは、それ以前にはすでに始まっていたということになりますね…。
恐るべし、食への執念…。
今ではもう、赤ちゃんの頃の微笑ましいおままごとではありません。これまでの経験が生かされた、より現実的な『リアルおままごと』へと進化しています。
先日チラッと覗いたときには、ぬいぐるみ4体をイスに座らせて、妹が丁寧に注文を取り、キッチンでお料理する兄にひとつずつ、オーダーを通していました。
「かしこまりました!グラタンはおじかんが20分ほどかかりますがよろしいですか?」
セリフもリアル。3歳児のたどたどしい口調ながらも、気分はすっかり店員さんです。そんな光景を見て、私は大笑い。ですが、彼らは真剣そのもの。
女の子は小学生まで長く続くママゴト期
じゃあ、一体いつまで続くの?これも個人差があり、何歳までという明確な区切りはないみたいですね。一般的には、小学校の3、4年生くらいまでは普通にごっこ遊びを楽しんでいるようです。
私自身の記憶を辿ってみても、かなり長い期間おままごとをしていたような気がします。幼児期とはまた少し違い、より実生活に近く、それでいて現実ではありえないような憧れの設定で遊んだりしていたように思います。
例えば小学生の頃によくやっていた記憶があるのは、お金持ちの奥様に招待されるホームパーティーごっこ。今思えばなにかのテレビで見たのかもしれませんね。おもちゃのネックレスをジャラジャラつけて、ザマス口調。完全に気分はセレブだったのを覚えています。
おままごとは男の子だって大好き!!
おままごと=女の子が楽しむ遊び、だと思われがちですが、そんなことはありません。男の子だって、女の子と同じようにおままごとやごっこ遊びが大好き!!
息子がおままごとばかりでも、ママは心配ご無用!
「ちょっとくらいならいいけれど、そんなにおままごとばかりでうちの息子は大丈夫なのかしら…」
「よその男の子はクルマや電車に夢中なのに、どうしてうちの子だけおままごとしかしないのかな…」
「このままだと、なんだか女の子みたいになっちゃいそうな気がする…」
おままごとが大好きな男の子のママからは、ときどきこんな声が聞こえてきます。でも、どうぞご安心を。そんな心配は全くもって無用です。
おままごとの原点は、『僕もママのマネっこをしてお料理したい!私もあんな風にキッチンに立ってみたい!』という、大好きなママへの憧れのキモチ。
ですから、男の子だから、とか、女の子だから、というのは、大人が作った勝手なイメージでしかなく、幼い子どもがおままごとに興味を持つのに性別は関係ありません。ごくごく自然なことなのです。
むしろ、我が子が『おままごと男子』であることを、ママは大いに喜んでください!おままごとを好む男の子には、メリットがたくさんあるんです。
おままごと好きな男の子にはいいことがたくさん!
『おままごと男子』になる男の子は、まず第一にママのことが大好き!だから、いつもママのことを観察しているし、ママにとっても憧れているんです。そして何より「ママの役に立ちたい!」と思っています。
ですから、どちらかというと中性的な性格であったり、穏やかで優しいタイプの男の子が『おままごと男子』になる傾向が強いようですね。
そして、そんな『おままごと男子』がマネしたいのは、なにもお料理だけじゃないんです。とにかく、ママのしていることなら何でもマネしてやってみたい!だから、おうちでのママのお仕事にちょっと興味がでてきたかな…と感じた時がチャンス!
洗濯物のタオルをたたんでもらう。ごはんの前にテーブルを拭いてもらう。泣いている下の子をほんの数分だけあやしてもらう。そんな、ほんの小さなことで構いません。
ママは、その子が『できた!』と達成感を味わえるようなお手伝いを、少しずつお願いしてみましょう。
うまくできなくても大丈夫だよ、というスタンスが大事。ママも一緒に、その子のお手伝いを遊びの一環のようにして楽しむんです。気がつけばこちらが驚くほど、あっという間にお手伝いが上手な男の子に成長しているはず。
共働きが多く、男性も女性を同じように『家庭力』を問われる現代。今は夫婦で家事育児を分担するのは、もはや当たり前。そんな今を生きる子どもたちの将来を考えれば、小さなうちから遊びを通して、自然とお料理や掃除、洗濯を身につけておけるというのは大きなメリットですよね。
今やおもちゃのキッチンは一家に一台?!どうやって選べばいいの?
最近では、自宅に子どものキッチンセットがある家庭が本当に多いです。大きさや素材に違いはあれど、ほとんどの家庭が持っていると言っても過言ではないでしょう。チェスト型の製品が最も多く、収納も兼ね備えているタイプがほとんど。
ですから、中には大型で子どものおもちゃとしてはかなり高価なものもあり、おじいちゃんおばあちゃんからのお誕生日やクリスマスプレゼントとしてよく選ばれているみたいです。
でも、どんなものを選ぶのが自分の家庭にあっているのかよく分からない…いうママも多いはず。ここでは、キッチンの種類や大きさ、各家庭に合わせた選びかたをご紹介したいと思います。
おもちゃのキッチンの種類は?
手作りの温かみが人気の「木製」
ママたちから圧倒的に支持されている木製キッチン。木製のおもちゃは、ベビーや子どもに与えるものへのこだわりが強いママや、ホンモノ志向のママから、特に強い支持を得ています。
また木製キッチンは、木工作家さんや職人さんのハンドメイド製品も多いため、その温かみや手作り感が可愛い子ども部屋にピッタリ!というのも人気の理由。木の質感をそのまま生かしたものから、色鮮やかな塗料が塗られたカラフルなものまで、木製と言ってもさまざまです。
ママの好みや、子ども部屋のカラー・雰囲気に合わせて選んでみてくださいね。塗料に関しては、小さな子どもが口に入れても安全な成分を使っている海外ブランド製品がいくつかあるので、安全性が気になるママも安心して遊ばせることができますよ。
ちなみに我が家の子どもたちは、3年前のクリスマスから木製チェスト型キッチンを愛用中。『北欧』がテーマの子ども部屋にマッチするよう、塗装のないシンプルなデザインを選びました。
完全に私の好みというだけなのですが、食器、野菜、果物、スイーツにいたるまで、おままごと関連はすべて木製で揃えています。木製ならではのコロンとした丸みが、ただそこにあるだけで可愛らしい。
キッチンの上に並べているだけでも十分インテリアになります。食材のリアルさについても、他の素材の製品に比べてもその差は歴然。まるで本物です。
そして、買ってみて気がついた木製おままごとグッズのとってもいいところ。
全部が木製同士だからでしょうか…どんなに炒めても、ドバーッとお皿に盛られても、おもちゃ同士のぶつかる音が全然耳障りじゃないんです。
遊んでいるあいだじゅう、ほぼノンストップで続くおもちゃのガチャガチャ音。子どもは全然平気でも、ママにとっては実はプチ騒音だったりしますよね。結果的にこれが、木製を選んで良かった一番のポイントになりました。
衛生面と耐久性バツグンの「プラスチック製」
年齢が小さい子ほど、おもちゃを口に入れてしまいがち。食べるマネをしているつもりが、もう口の中に入っちゃってる!なんてことは、ママにとっては日常茶飯事ですよね。かと言って、毎回それを阻止するのも難しい…
そんな時、プラスチック製であればすぐに洗ってキレイにできますよね。タオルで拭けばすぐに乾くので、何といってもお手入れがカンタン。子どものおもちゃを清潔に保つためには、定期的なママのお手入れが必要ですが、プラスチック製ならサッと洗って、サッと拭くだけ。すぐに割れたりすることもなく、耐久性もあります。
アルコール除菌OKなものがほとんどだから、衛生面が気になるママにオススメの素材と言えるでしょう。
また、カラフルな色調も特徴のひとつ。はっきりとした色は、薄いパステルカラーなどに比べて、より子どもの脳を刺激してくれるのだそう。
ひと目見ただけで「このキッチンで遊ぶとなんだか楽しそう!」と、子どもたちが飛びついてくれそうな、ポップなカラーやビビットな色使いはとても魅力的です。木製に比べるとやや価格も下がるので、キッチンと一緒にたくさんのおままごとアイテムを一気に揃えてあげたい!と考えているママにもいいかもしれませんね。
低価格がうれしい「ダンボール製」
ダンボール製の特徴は、何といっても『低価格』。木製やプラスチック製に比べると、そのお値段は1/10以上の価格差になることもあるくらいとってもお得!また、子どもでも持ち上げられそうなくらい軽いから、その時々でお部屋や位置を移動させて、遊ぶ場所を気軽に変えられるのも嬉しいポイントです。
ひとつ注意点としてあげるとすれば、それは『虫』です。ダンボールなどの紙材は虫がついてしまうことがある、という難点があります。一定の場所に長いあいだ置かない、キッチン本体やその付近をこまめに掃除をする、などの対策が必要になるかもしれません。
短期間の使用であれば問題はありませんが、長い期間使うつもりでいる場合には、はじめから他の素材の製品を選ぶのが無難でしょう。
最近おままごとをよくしているけど、この先もするのか分からない…だけどおうちでも遊ばせてあげたい…そんなママが、おもちゃのキッチンをお試しで購入するときにダンボール製はオススメです。
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「どこに置くか」で、選びたいサイズやデザインは変わります
各家庭の間取りや部屋の配置で、使いやすい大きさやデザインは変わってきますよね。
リビングの場合
子ども部屋がない家庭や、目が届くところにキッズスペースを作りたいご家庭は、おもちゃのキッチンをリビングに置くことが多いのではないかと思います。ここで気をつけたいのが、リビングの雰囲気に馴染む製品を選ぶこと。
例えば、ベージュを基調としたシンプルなリビングに、プラスチック製のビビットカラーのキッチンを置いた場合、そこだけが浮いていて、とてもアンバランスな空間になってしまいます。
家族が集ったり、お客様を通したり、一番使われるリビングだからこそ、落ち着く空間でなければいけませんよね。木目調のシンプルなデザインの製品であれば、比較的どこのご家庭でも置きやすいのではないでしょうか。
リビングが広いご家庭の場合、幅も高さも、サイズに関してはあまり気にしなくて良いでしょう。むしろ大きめのオシャレなおもちゃキッチンを置けば、例えおもちゃと言えどお部屋のアクセントとして、立派なインテリア家具になるかもしれません。
リビングが標準〜狭いご家庭の場合、生活スペースの確保のためにも、サイズはコンパクトなものを選びましょう。高さがあると圧迫感を生んでしまいますから、あまり縦長のものにせず、幅も50センチほどのコンパクトサイズがオススメです。
子ども部屋の場合
子ども部屋に置く場合は、お部屋の広さや実際に置けるスペースがどれくらいあるのか、ということに気をつけるだけ。あとはその部屋の雰囲気に合わせたり、子どもやママの好みで選んでみてください。
部屋の色調に合わせてもよし、キッチンにアクセントカラーを持ってきてもよし。頭の中でどんなおままごとスペースにしたいのかを想像しながら選ぶと、とっても楽しいですよ!
おままごと男子のお部屋に一押し!無機質さがカッコイイですよ。
スペースが確保できない場合
「うちにはおもちゃのキッチンを置くスペースがないけれど、おうちでおままごとをさせたい!」というママや、「大きなキッチンセットは置きたくないわ…」というママにはコレ。
チェスト型ではなく、卓上型のおもちゃキッチンです。
邪魔にならないサイズ感だから、収納スペースが確保しやすく、出し入れ簡単。設置型のものに比べるとコンパクトなものが多いですが、子どもが遊ぶのには何の支障もありません。チェスト型はリアルにキッチンを再現してあるのに対し、こちらは子どもたちが喜ぶ『キッチン感』は若干欠けます。
ただ、帰省や旅行の際にも持って行ってあげられるというのがこの卓上型の最大のウリ。子どもは大喜び間違いなしです!
中にはブリキのバッグ型になっていて持ち運びができるミニサイズのキッチンまであり、子連れでお出かけのときにはママの強い味方になってくれるかもしれませんね。
おもちゃのキッチンのサイズ感って意外と大事!
一度買えば長く使うおもちゃのキッチン。楽しく遊ぶためには、遊びやすいサイズ感のものを与えてあげることも大切です。
子どもの年齢や身長に合わせた高さ選び
ちょうどいいのは、『子どもの肘がちょうどシンク台と同じくらい』の高さです。それよりあまりにもシンク台が低いと、猫背の姿勢で遊ぶことになってしまいますから、あまりよくありません。
チェスト型キッチンの高さは、約50センチ〜100センチほどと、サイズにかなり幅があるので、購入したいものを決める前に、あらかじめ『床から子どもの肘までの高さ』を測っておきましょう。
長く使えるキッチンセットを選ぶには?
長く続くママゴト期ですが、おもちゃのキッチンを年齢に合わせて買い換えるなんてことはできればしたくないですよね…。そのためには、最初から長く使えるキッチン選びをすることが大切。
一般的に、女の子のほうが男の子よりも長くおままごとをする傾向にあります。
男の子は5、6歳になると、だんだんとスポーツやドッヂボールなどのゲーム、戦隊ものなどに移行していくことが多いからです。
子どもの成長は著しいため、2、3歳のまだ小さな女の子にピッタリの高さのものを選んでしまうと、小学生になった頃には買い替え…なんてことにもなりかねません。
ですから、就園前の女の子にキッチンを買う場合には、ピッタリサイズよりも少し大きめのものを選び、イスやスツールなどの踏み台を利用して高さを調整してあげるといいでしょう。
人気の木製おままごとグッズをご紹介
全〜部揃えたくなっちゃう!人気の木製おもちゃのキッチンブランド
MILAN(ミラン)
一押しのおもちゃキッチンブランド。比較的に値段設定は高めではありますが、その価格に納得できる素晴らしい製品です。つるんとした木の滑らかな質感が存分に生かされたデザインは高級感バツグン。
シンクとオーブンが付いたキッチンセットに食器棚、冷蔵庫など、大人が欲しくなるほどの本格的なクオリティで、全部揃えたくなってしまいます。もちろん、野菜やケーキなどの小物も文句なしの充実ぶり。カラフルな色使いが可愛らしく、食べちゃいそうなくらい本物そっくり。
シンクや鍋などの素材にはステンレスやブリキではなく、ホーローを使用しているのもオシャレなポイントです。クリスマスなどの大型イベント前になると、売り切れ続出になりますのでご注意を。
無印良品
シンプルの代表格といえば、そう。『無印良品』。あまり知られていませんが、実はこちらもおままごとグッズを販売しています。その中でもオススメしたいのが、『あそんでしまえるボックス』のシンクとガスレンジ。
コンパクトではありますが、卓上型には珍しい収納も兼ね備えた機能的なキッチンです。一緒に遊べるお野菜セットや食器セットなどもあります。
WODDY PUDDY(ウッディプッディ)
ここにしかないユニークなおままごとセットを多数販売している『WODDY PUDDY』。定番の野菜や果物のセットも充実していますが、納豆ごはんや卵焼きなどがついた『和食セット』、本物そっくりで気分は板前『おすしセット』など、男の子にウケそうなセットがたくさん!どれにしようか迷っちゃうけど、どれをプレゼントしても喜んでくれること間違いなし!
すべての食材がマグネット式になっているので、使っているうちに粘着力がなくなってしまった…なんてことにもなりません。決して安価ではありませんが、長い目で見ればコスパ◎◎
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まとめ
本気のおままごとを見ていると、私もおままごとゴコロに火がついてしまい、子どもと一緒に遊んでいたらあっという間に日が暮れちゃった…なんてこともしばしば。遊ぶたびに内容がレベルアップしていて、彼らの発想にはいつも驚かされるばかりです。
成長を感じるとともに、ママと一緒におままごとをしてくれるのはあと何年かな、なんて思うと、そんな子どもたちとのおままごとタイムがとても愛おしいものに感じられたりします。
ごっこ遊びの時間を通して、楽しく、自然に、社会性や他者とのコミュニケーションスキルを身につけて欲しいものですね。