目次
そもそも「収納」って?
片づけやすい空間は、子供にとって遊びやすい空間
誤解されがちですが、収納の基本は「取り出しやすいこと」なんです。知ってましたか?
子供のおもちゃを例に考えてみましょう。
なぜ子供はおもちゃ箱をひっくり返して遊ぶのでしょうか? それは、目当てのおもちゃが見当たらないから。
まずは、子供が遊びたいおもちゃをすぐに見つけられる環境を作ってあげること。そうすると、子供もストレスなくそのおもちゃで遊べて、散らかることが少なくなる。だから片付けもしやすくなる、というわけなんですね!
動線を考えて、よく遊ぶ場所におもちゃを収納する
遊ぶのはリビングなのに、収納場所を別の部屋に作っていませんか? 欲しいものがすぐ手に入らないのでは、大人だって面倒だしストレスですよね。片付けやすい仕組みの作り方は、「すぐ遊べてすぐ収納できる」ことです。
かといってリビングにおもちゃなんて置きたくない。そんなママたちの本音が聞こえてきそうです。
でも、置き方次第でリビングのインテリアにもなじむようにおもちゃ収納もできちゃうんですよ!
IKEA(STUVA収納ベンチ)
ざっくり収納にもってこいのベンチ式収納。急な来客にも使えるし、キャスター付きで小さな子供でも開閉が楽々。むしろリビングに置いておきたい家具ですね。
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年齢別に収納のポイントを見ていこう!
まだ幼いうちは、興味の対象がころころと変わるもの。年齢に応じておもちゃ収納は工夫していく必要があるんです。でも大丈夫! 個人差はありますが、年齢別のポイントを押さえておいてください。
0~2歳くらいの赤ちゃん期
赤ちゃんの頃はおもちゃもさほど必要ありません。ざっくりとした収納の方が、子供にもママにもストレスなく続けられていいですよ。
絵本と一緒に片づけられるようなラックだとインテリアにも馴染みます。
ニトリ(キッズ家具オリーブシリーズ)
絵本を立てて見せつつ、下におもちゃを置くスペースがあります。ナチュラルな雰囲気はリビングにも溶け込みやすいテイストで、同じシリーズのトイシェルフと並べて使うのも素敵です。
3歳前後のおもちゃの収納は保育園や幼稚園を見習おう!
手指を動かすことが子供の成長にも繋がる大切な時期です。いろんなおもちゃで遊んでほしいですよね。でもこの時期からこまごましたものが増えてくるため、油断していると家じゅうがおもちゃまみれに! そうならないためにも、この頃からゆっくり「ジャンル別」収納を意識してみましょう。
保育園や幼稚園のおもちゃ収納を思い浮かべてみてください。どれも背丈が低く、オープンな棚になっていると思います。ぽんぽんと投げ入れられるようなカゴが多いですよね。そのかごにも、一目で何が入っているか分かるようにラベルがされていると思います。かごは軽いもので、力のない子供でも引っ張り出せる重さのもの。家の収納もこれを真似していきましょう!
IKEA(TROFAST)
子供のいるママなら知らない人はいないくらい有名なこのシリーズ。階段状になっている棚の上は、頑丈に出来ているので子供くらいなら乗ったり座ったりしても平気。
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ベビザらス(キッズオーガナイザー)

カラフルで子供でも分類しやすいのが特徴。中身がきっちり見えるので、子供が遊びたいおもちゃを探すイライラからも解放されますよ。子供が手で持てる大きさのかごなので、おもちゃを持ったままの移動も楽!
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5歳前後は子供の意識を高めるとき!
年齢が上がり、遊びの幅が広がってくる頃。上の子と下の子で遊ぶ内容が違っていたり、男女で遊ぶおもちゃに違いも出てくるかもしれません。
この頃からぴちっとした「引き出し」に収納できるようになってきます。今までと違って、遊んで楽しいだけでなく、誰かに自慢したいおもちゃが出てくるのもこの時期ならでは。自慢気におもちゃの説明なんかもしてくれるようになりますね。この時期にはモノの大切さもあわせて教えつつ、「飾る」楽しみも味わわせてあげましょう!
無印良品(アクリル小物収納)
細かい分類を覚えるこの頃の子供に最適の収納家具。中身が見えるから、失くしものも少なくなります。好みのおもちゃはここに入れて、さりげなく見えるようにしてあげてもいいですね!
ディアウォール
「魅せる収納」と言えばこれ! 賃貸住宅でも壁を傷つけることなく棚が作れるから安心ですね。お片づけの時には「車両を基地に戻してくださーい」と言えばスムースかも!
おもちゃで楽しむように、収納スペースも手作りして楽しんじゃおう!
そうはいってもサイズ的に、金銭的にちょうどよいものがない場合だってあります。しかし諦めるのはまだ早い! ここは手軽に作ってしまいましょう! 近い将来、おもちゃを収納しなくなった場合も、解体して別の用途に使えそうなものがいいですね。
DIYの定番! カラーボックス収納
手作りと言えばやはりカラーボックス。DIYの定番ですよね! 安くてサイズも小さいのでどこにでも置けるので助かります。いまでは女性でも簡単に扱えるキットも多く出ていますよ。DIY初心者はまずこれから始めてみてはいかがでしょうか。
扉をつけるだけの簡単リメイク
収納と一緒にハンガーラックも
有孔ボード(ペグボード)はオシャレの味方!
レイアウトの自由さが特徴のペグボード。これを壁に設置しておけば、季節に合わせてレイアウトを変えたりもできます。気軽にインテリアを楽しめるし、色や大きさもたくさん選べますよ!
IKEA(SKADISペグボードコンビネーション)
IKEAのペグボードは日本製に比べて厚みがあるのが特徴。壁に打ち付けるだけでなく、机などに自立させる方法も選べるから、賃貸住宅でもぜひお試しあれ!
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インテリアを邪魔しないプチプラDIY
収納の基本は同じです。子供でも持てる大きさと重さのものを使いましょう。それを気軽に実現したい場合、やっぱりプチプラ商品が大活躍しちゃいます!
3coinsの折りたたみコンテナもおもちゃ入れに
すのこをDIYして
アイデア満載! 驚き収納術
どうしようもないときの裏技のような、驚きの収納術!
木製品のアルコム(木製 ままごとキッチン デスク 冷蔵庫セット)
収納量たっぷりのおままごとセット。実はこれ、天板を裏返すとデスクにもなってしまうという驚きのアイデア。おままごとで遊ばなくなったらミニデスクとして使えちゃうんです!
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ぬいぐるみ用のハンモック
床や壁の収納は誰でも考えますが、天井付近にまで収納するのは盲点だったかも! いわゆるデッドスペースですが、ここだって立派に収納スペースです。有効活用しましょう!
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一緒に成長していける収納を考えよう!
子供と一緒に収納も成長させていこう!
子供は成長するもの。収納もそれに合わせて成長させないといけません。
かといってその場しのぎに買い足していくと見た目もちぐはぐ、インテリアにもよくないですよね。有名ブランドのシリーズ商品は、こんなときにとっても便利。長く愛されている商品にはそれだけの理由があるんです。
無印良品(スタッキングシェルフ)

アレンジOK、買い足しOKなのが嬉しい、無印良品の定番シリーズです。例えば、子供が小さい頃は横長に設置して、かごと一緒におもちゃの収納に。成長したら縦型に置き直して本棚にして使えます。大型家具の割に後ろの棚板がないので、圧迫感がないのも使い勝手の良さ。リビングの中央に置いて間仕切りとして使うのもおしゃれ。
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まとめ
おもちゃ収納に頭を悩ませるのは小学校入学前後までにしたいもの。しかし最初で躓いてしまうと「片づけられない子供」になって、ママも子供も長く苦労をすることに…。また、子供の成長と共に収納も見直しが必要。無理なく見直しができるシステムを最初に作っておけば、知らずのうちに片付くお部屋が出来上がります!