ただオシャレなだけじゃなく、丈夫で万能なホーロー鍋。大事に使えば、将来子どもの嫁入り道具として譲れそうなくらい長い付き合いになる、一生モノの鍋です。普段の買い物のように簡単に手が届くものではないからこそ、後悔したくない。
そこで一番重視したいのは、なんと言っても機能性。もちろん、長く愛用していくためにはブランドやデザインなど見た目の好みは大事ですが、あなたにとって使いにくいものであれば何の意味もないのです。
せっかくのお気に入りのお鍋を、キッチンの大きな肥やしにだけはしたくありませんよね。今回は、ホーロー鍋についての正しい知識とおすすめブランドについてご紹介していきます。
ホーロー鍋って、どんな鍋?
友人たちとのあいだでも、あのホーロー鍋が欲しい!とか、ホーロー鍋ついにゲットしたよ!とかいう話が話題にのぼるんです。じゃあ実際にちゃんと使いこなせているのか?というと、反応は微妙…。
もったいないことに「実はイマイチ、使い道分かんないのよね…。」というのが大半です。あなたは、そもそもホーロー鍋がどんなものなのか、ちゃんと知っていますか?まずは、ホーロー鍋の基礎知識をまとめました。
ホーロー鍋って、そもそもどんなもの?
ホーロー鍋とは、鉄やアルミなどでできた金属製の鍋の表面に、ガラスを高温で焼きつけてコーティングをしたもののこと。表面の抜かりない光沢とツヤは、ガラスだからこそ出せるものなんですね。
金属製だから熱伝導が良く、強度も高くて長持ち。耐食性がいいので、保存容器としても使われることが多いです。
また製品ごとに違いはあっても、そのほとんどが直火・IHの両方に対応。引っ越しやリフォームでキッチンが変わっても手放す必要はナシ。だから、ずっと長く使っていけるんです。
ホーローには種類があります
ホーローの中にも「鋳物ホーロー」と「鋼板ホーロー」の2種類があり、持ってみればすぐにどちらなのかわかります。それぞれに特徴が異なることから、向いている使い方にもはっきりと違いがあります。
「鋳物ホーロー」について
「鋳物(いもの)」は、昔から日本で行われている加工法で、日本製ではバーミキュラがこれに当たります。高温で溶かした金属を、砂などで作った鋳型(いがた)に流し込んで固め、ガラスで加工したもの。
金属のズッシリとした重さがあり、言わば「鉄の塊」。使い勝手の面では、決してお手軽だとは言えないところがありますが、鍋の厚みがしっかりあるため、内部にじわじわとスローに熱を伝えることができ、保温性・保湿性にとっても優れています。
煮物を作るなら、これに勝るものはありません。
「鋼板ホーロー」について
「鋼板(こうはん)」は文字どおり、鋼を薄く伸ばして板状に加工したものに、ガラスを焼きつけているのが鋼板ホーロー。ホーローのミルクパンや、ホーローのヤカンと言われて誰もがイメージするのが、この鋼鈑ホーロー鍋です。
日本では野田琺瑯や兎印などでおなじみ。厚みがないのでとにかく軽くて、日常使いがしやすいんですね。鋳物よりもさらに熱伝導に優れていて、普段サッとお料理をしたいときに大活躍します。
ただし、熱しやすい反面冷めてしまうのも早いので、鋳物のような高い保温性・保湿性は求められません。何かをボイルしたり、温めたりといった、調理器具としての使い方が最適。
お湯を沸かすと、沸騰するまでの時間が早いこと!ジャムやスープなどの長時間火にかけないお料理にも向いていると言えます。
どんなお料理にホーロー鍋を使えばいいの?
ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラ、シャスール。数年前から世界中で大人気なのは、どれも鋳物ホーロー鍋。いったいどんなお料理に使うのがベストなのでしょうか?
無水調理
鋳物ホーロー鍋の一番の醍醐味と言えば、この無水調理。高い密閉性によって鍋の内部に圧がかかり、温度が一定に保たれることで、ギュっと旨みを閉じ込めて素材の栄養を逃しません。
ほんのちょっとの水分と油で調理ができるから、とってもヘルシー!お料理が好きな人は、この無水調理に魅力を感じてホーロー鍋を選んでいる、と言っても過言ではないでしょう。ぜひ使いこなしたいものです。
煮込み料理
おそらく、ホーロー鍋が一番活躍するのが、煮込み料理じゃないかと思います。私は8割くらい煮込み料理で使っています。角煮やシチューなどの、じっくりと時間をかけてコトコト煮込むお料理にベストマッチ。
お鍋の内側に発生する遠赤外線効果によって、味はシッカリと染み込みつつも素材が煮崩れしにくいから、形はそのままで、素材の旨みを最大限に引き出すことができるんです。
ホーロー鍋で煮込んだジャガイモは、それを実感できる一番の食材のように思います。
炊飯
お米を炊くのだって、鋳物ホーロー鍋ならお手のもの。炊飯器として買っている人もいるくらい、その美味しさはお墨付きなんです。優れた熱伝導と、圧力によって起こる熱対流がお米をムラなく炊き上げるので、できあがったゴハンはふっくらモチモチ。
お米一粒一粒が立っていて、普通の炊飯器で作ったそれとは比べものになりません。
基本的にはマルチプレイヤーなホーロー鍋
向いている調理法をいくつかご紹介しましたが、基本的にはマルチな使い方ができるので様々なお料理に対応してくれます。鍋底にこげつきにくいという点から、炒め物も問題なくできるので、例えばスープや煮物の時なんかでも、炒めの段階から出来上がりまでこの鍋ひとつで完結。
別鍋で炒めてから、具材をこちらに移しかえるということも必要ありません。ただ、炒めることでヘラと鍋底にどうしても摩擦が生じてしまいます。少しでも鍋を長持ちさせたいということであれば、炒めるのは避けておいたほうがいいのかもしれませんね。
ホーロー鍋を選ぶときのポイント
では、実際にホーロー鍋を選ぶとき、どこにスポットを当てて選べば失敗しないのでしょうか。
ホーロー鍋選び成功のカギは『サイズとカタチ』
ホーロー鍋を選ぶとき、何より大事なのが、自分にあった大きさと形状の見極めです。これはなにもホーロー鍋に限ったことではありませんが、使いやすさも、使いこなせるかも、自分に一番合った鍋をピンポイントで選び出せるかどうかで決まってくるんです。
ホーローブランドの商品をそれぞれ見てみると、ブランドごとで多少ラインナップに差があるものの、だいたいどこも同じくらいのサイズ展開です。
定番は20センチ、22センチ、24センチ。
中でも一番人気は22センチなんですが、これが意外と使いにくいようなんです。目安としては、20センチが1〜3人用、22センチが2〜4人用、24センチが3〜5人用。
副菜やスープを作るにしてはちょっと大きすぎるし、メインの煮込み料理に使うとなればファミリー層には物足りない量しかできない…という難点があります。
ちょっと中途ハンパな大きさなんですよね。
ホーロー鍋は煮込み中心で使う人がほとんどですから、一人暮らしやカップルにはちょうど良いサイズ感でも、4〜5人家族となると22センチでは明らかに小さい。
ファミリー層で購入を考えているのなら、いっそ思い切って24センチにしたほうが重宝するんじゃないかと思います。
賢い買いかたとして私が一番オススメしたいのは、20センチと24センチのダブル使い。おそらく、鍋はこれしか使わなくなるというくらいのヘビロテアイテムになること間違いなしです。
ホーロー鍋の選び方のポイント
- この先ホーロー鍋を増やさないというのであれば、単身・カップルなら22センチ、ファミリーなら24センチがベスト
- 煮込み料理のメイン使いなら24センチ
- ふたつ持てるのであれば、20センチと24センチが最高の組み合わせ
決して手軽なお買い物ではありませんから、手に入れたからには最大限に活用したいもの。自分とじっくり相談して、一番使えるものをチョイスしたいですね。
鍋の形状ですが、使いやすさの面でいうと断然ラウンドタイプ。ストウブの長丸いオーバルタイプも人気がありますよね。形もオシャレだし、アクアパッツァやピラフなんかを作ったときにはそのまま食卓に出せるし、長細いものをボイルするのにも使えるし。
一見、使いやすそうではあるんです。ただ、持っている人がみんな口を揃えて言うのが、とにかく混ぜにくい。特にシチューやスープ系の煮込み料理のときはコンロには飛び散るし、エプロンにはたくさんシミが…。
だから、ホーロー鍋をひとつだけ持つとするなら、ラウンドタイプの方が◎。ホーロー鍋をいくつも揃えようという人には、むしろラウンドタイプは手に入れて欲しいところです。
29センチになると存在感もピカイチですから、ホームパーティなどで大活躍!これひとつでフォトジェニックな食卓の完成です。料理の幅も広がって、キッチンに立っている時間がまたうんと楽しくなるんじゃないでしょうか。
重さって実はあまり気にならない
ホーロー鍋の重さがよく難点として取り上げられますが、実はそんなに気になるものではありません。フライパンのように、調理の最中に持ち上げることもないですよね。鍋の重さを感じるのって、
- 収納スペースから取り出すとき
- 洗うとき
- 使い終わって収納スペースにしまうとき
こんなときぐらいしかないんです。だから、収納スペースを肩よりも低い位置にすることで、重さのデメリットはほとんど解決できます。洗うときですが、ホーロー鍋は確かに重たいですので細心の注意が必要です。
落とすと傷が入ったり、欠けてしまったりして、鍋の寿命が縮んでしまいます。ただ、鍋の重さにかかわらず、大事なキッチンツールって長く使いたいから大切に扱いますよね。
だから『重い』という理由だけで、使いづらいということにはならないのです。
私はむしろ、重たいことがいいんです。思いっきり混ぜる時も、手は軽く添えるだけでいい。ズレない安心感と重厚感。重たい鍋こそ、お料理好きには魅力のひとつでもあります。
自分の料理にホーロー鍋が向いているかを考える
ホーロー鍋の本来の使い道ですが、やっぱりメインは『煮込み』と『炊き』。シチューや角煮などはもちろん、炊き込み御飯やピラフ、炊飯器としてのデイリーな使い方でも活躍してくれるでしょう。
ホーロー鍋といえば『無水調理』ですから、これはもう言わずもがなですね。
逆に、『毎日のおかずは炒め物中心で、お米は炊飯器。』という人がこれを持っていても、ただの宝の持ち腐れ状態にしかなりません。自分がいつも作っているお料理、もしくはこれから挑戦してみたいお料理にちゃんとホーロー鍋がマッチしているか。
買ってしまう前にちゃんと見極めることが大事です。
大食漢キッズたちのママである友人は、とにかくお腹にたまる大皿料理がメイン。ホーロー鍋が活躍するような料理は全くできません。でも、なぜか勢いだけでストウブを買っちゃったんだそうです。
「持っているだけで使えないから後悔してるけど、気に入ってるから手放したくもない…」分かりますよね〜その気持ち。主婦にとっては贅沢なお買い物だし、自分へのプチご褒美のようなもの。私はとても共感できました。
ということで、いろんな使い道を暗中模索した結果、今ではキッチン横のスチールラックの上で超高級なライスストッカーとして活躍中とのこと。見せる収納というやつですね(笑)やっぱり、買う前の一呼吸って大事!!
ホーロー鍋のメリット・デメリット
ホーロー鍋には、他の鍋にはないお料理が楽しくなるような仕組みがいっぱい!その反面、ちょっとした使いづらさや難点も…。鍋選びの参考にしてほしいポイントとして、メリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
熱しやすく、冷めにくい
熱伝導と保温性でホーロー鍋の右に出るものはいません。ホーロー鍋(鋳物)に含まれる炭素による性質で『遠赤外線効果』があることから、熱伝導率が非常に高いんです。ムラなく均等に温めることができますから、中の具材までしっかりと熱されます。
そして一旦熱が通れば、今度は鍋の内側に施されたガラスコーティングがその熱をしっかり閉じ込めて逃がさないような構造になっていますから、いつまでも温かいんです。なんと、余熱で熱を通すということもできるんですよ。
あわせて保湿性も優れているところから、無水調理や煮込み料理に向いているんですね。
お手入れがとっても楽
ホーローは匂いがつきにくく、酸や塩分にも強いんです。だから、鍋表面の物質が溶け出す心配もないため安全性も高い。ジャムやお酢を使った料理に最適です。
また、ステンレス製などに比べるとこげつきにくいというところも嬉しいポイント。
煮込み料理はカレーやトマトソースなど濃い色も多く、どうしても使っていくうちに多少の着色は免れません。たまのお手入れは必要になりますが、基本的にはサッと洗うだけで汚れはすぐに落ちてくれます。
優れたデザイン性とオシャレなカラーリング
キュートで、オシャレで、シンプル。どこか懐かしいレトロな雰囲気漂うほっこり感。それでいて機能性バツグンのお料理上手!これだけで、他のデメリットが全部帳消しになるよなーなんて思ったりします。
ステンレスの無機質な質感に慣れてるから、ホーロー鍋でお料理をしているだけで気分が楽しくなるし、なんだかちょっとお料理の腕も上がったような気持ちになるんですよね。同じ料理でも、見た目もワンランクアップ!
食卓の真ん中に鍋ごと出せば、テーブルが一気に華やかに。
デメリット
耐久性はあれど、衝撃性には弱い
大切に使えば、何年も、何十年も使えるという耐久性には優れているものの、「落とす」「ぶつける」「傷つける」といった衝撃には弱いんです。表面はガラスですから、ヒビが入ることも。
そして、そのヒビや傷がついた部分からサビが発生したり、こげつきやすくなったりします。一度ついたヒビや傷は戻りませんから、注意が必要です。
気をつけることとしては、
- 金目のキッチンツールは使わない
- お手入れ時にタワシやクレンザーは使わない
- 落としたり、ぶつけたりしない
とにかく大きい小さいにかかわらず、できるだけ傷をつけない心がけが、長く愛用するための秘訣です。
温度変化に弱い
急激な温度変化に弱いというのが、ホーロー鍋の最大の欠点。特に急冷は禁物。よく鍋やフライパンなど、「熱いうちに水につけておくと汚れが落ちやすい。」などど言いますが、それは大きな間違い。
ホーロー鍋にいたっては、完全に使えなくなってしまうこともあります。しっかりと冷まして熱がなくなってから、水につけ置きをしましょう。空焚きにも要注意。
一度焦げが付くと、なかなか落ちにくい
焦付きにくいというメリットはあるものの、やっぱり焦げてしまうこともあります。そして、一度焦げがついてしまうとなかなか取れないんです。
こんな時にゴシゴシこすって無理やり落とそうとすると、すぐに傷がついてしまいます。削ったりするのもNG!
そんなときは力任せのお手入れではなく、重曹の力を借りましょう。つけおきをするだけで汚れを落とせます。
そのまま冷蔵庫保存は×
翌日に持ち越したお料理を冷蔵庫保存することがあると思いますが、ホーロー鍋ごと冷蔵庫保存というのはちょっと難しい家庭が多いのではないでしょうか。
たとえ小さめに20センチサイズだったとしても、重さの面でちょっと大変かもしれません。
真冬はエアコンが付いていない時間であればコンロの上に出しておくこともできますが、真夏は移し替えが必須です。
ホーロー鍋の人気ブランドをご紹介
それぞれのこだわりが詰まった、魅力溢れるブランドたち。人気の海外製から安心の日本製ブランドまで、有名ブランドを一挙ご紹介。好みの鍋が見つかるかもしれませんよ。
Le Creuset(ル・クルーゼ)
世界中で鋳物ホーロー鍋の人気に火をつけた、フランス生まれのキッチンウェアブランド。蓋の3本ラインがトレードマークです。知らない人はまずいないですよね。料理研究家やシェフのあいだでも愛用者多数。
鍋以外にも人気商品がたくさんあり、製品ラインナップの多さは他のブランドと比べると群を抜いています。単色のビビット、パステルカラー、グラデーションといったカラーバリエーションもさまざま。
長年研究されてきたエナメルコーティング技術も手伝って、ツルっとした独特の質感と綺麗な発色がお見事です。
ブランド一押しのこだわりは、2種類の鍋と蓋のツマミ部分。ツルツルしたコーティングの『サンドホーロー』は汚れが落ちやすく、具材やスープの様子が確認しやすいのが特徴。
ザラザラした感触の『マットホーロー』はザラザラとした感触で、焼き付けの工程が入る料理に向いています。ツマミ部分は料理に応じて付け替えて使いますが、年々改良されています。
新作は250度までのオーブン料理に対応した樹脂製のツマミと、さらに高温調理に使えるステンレス製がついていて、家庭で使うのであればまず付け替えの必要もありません。
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STAUB(ストウブ)
こちらもフランス・アルザス生まれの、鋳物とセラミック製品のブランドです。ストウブはとにかく鍋の種類が多いんです。
一番人気の『ピコ・ココット』をはじめ、和食を作ることに特化した『Wa-NABE(ワナベ)』、「炒めて煮る」料理に最適な浅いフォルムの『ブレイザーソテーパン』など、全部合わせるとなんと6種類!
どんなお料理でも最大限に美味しく、というブランドの思いが感じられますね。
ストウブがこだわる蓋の形状は、保水力にとっても優れているそう。旨みが染み込んだ水蒸気を鍋の中で循環させて、さらに食材をふっくら美味しくするという、『セルフ・ベイスティングシステム』は、なんと他社ブランドと比べると9倍も!
だから、「この鍋で料理をするだけで美味しくなる。」と絶賛されていて、フレンチ界の巨匠ポール・ボキューズなど、世界の名立たるシェフやレストランオーナーに支持されているんだそうです。
濃く深みのあるカラーリングがとても上品。大人の女性に選ばれそうな、洗練されたデザインです。
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VERMICULAR(バーミキュラ)
鋳造メーカーである愛知ドビーが開発した、鋳物ホーロー鍋ブランド。その名前から海外製かと思いきや、名古屋市に本社を持つ、れっきとした日本製です。
熱伝導のトリプルサーモテクノロジーという独自の技術によって、旨みを最大限に引き出してくれることや、これまでホーロー鍋の課題だった「フタの密閉性」にこだわったことで、
「世界一無水調理に優れているホーロー鍋」と言われているのだそう。そして、さすがはメイドインジャパンと言いたいのが、カラーリングへの配慮。通常、鍋のカラーリングには鮮やかな発色にするためカドミウムが使われているそうなのですが、バーミキュラは発色よりも安全性を最優先。
人体に有害となるかもしれないカドミウムは使わずに、敢えて優しい色合いのパステルカラーになっています。ベビーや小さいお子さんがいる家庭でも、これなら安心して毎日のお料理に使えますよね。
バーミキュラを選ぶのなら、鍋と炊飯器が一体型になった次世代型の家電鍋「ライスポット」も忘れずに要チェック。入荷待ちをするほどの人気。これなら、無水調理だけでなく、低温調理までお手のものだから、お料理好きにはたまりません!
今やバーミキュラ人気はうなぎのぼりです。
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UNILLOY(ユニロイ)

最近になって国内でじわじわと知名度が上がってきている、新潟県の鋳物ホーロー鍋ブランドです。
重さで価値が決まると言われたりする鋳造業界で、「世界一軽いホーロー鍋」をひたすら追求し作られています。
一番人気の22センチサイズで、通常は3.5〜3.7kgほどなのに対して、ユニロイなら2.7kgとその差約1kg。
そして、厚さは2ミリと超極薄!
熱はうんと通りやすいのに、ホーローの保温性はそのまま。
日常使いがしやすくて、多少のお手入れもこれなら苦にならないかも?!
お値段も他社製品と比べるとリーズナブル。
とにかく一度は鋳物ホーロー鍋を使ってみたい!という人は、まずユニロイからはじめてみるのもいいかもしれませんね。
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CHASSEUR(シャスール)
「ピンクのシャスール」で知られる、フランス生まれの老舗鋳物ホーローブランド。フランス製にこだわり、寒いアルデンヌ地方で暖炉などのホーロー製品を作り続けている長年のプロの技術が、ホーロー鍋にも活かされているのだとか。
マカロンを思い出させるようなキュートなパステルカラーが、女性の「欲しい!」をさらにくすぐってきます。
キャセロール鍋の種類自体も豊富ですが、シャスールにはタジン鍋やクレープ専用のフライパンなど、他社にはあまりないユニークな商品もたくさん!それがまた魅力のひとつになっていて、見ているだけでも楽しくなってきますね。
同じフランス製品のル・クルーゼやストウブと比べると、価格も可愛い!
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DUNSK(ダンスク)
こちらはデンマークのキッチンウェアブランド。鋼板を使ったホーロー鍋で、お部屋が明るくなるような北欧らしいカラーとオシャレなフォルムがいいですね。独特の形をしたフタはなんと鍋敷きになるという、その実用性もさすがは北欧ブランド。抜かりありませんね。
そして、ほとんどの商品が電子レンジ、食洗機、オーブンに対応しているという優れもの。ミルクパンや片手鍋などの小さめ鍋がほとんどで、幅広い日常使いがメインのラインナップも特徴的です。
毎日忙しくしている私たちの暮らしに特化した使いやすさは、ほかのブランドと比べてみてもダンスクがダントツ。王室でも使われているとのことで、その機能面はお墨つき。
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賢い選び方で一生モノのホーロー鍋を手に入れよう
いかがでしたか?ホーロー鍋の人気はまだまだ続きそうですね。
お鍋の性能も日々進化しているようで、また新しいのが欲しいなぁ〜と思う反面、お料理の腕も進化しているか…?と聞かれると、決して「ハイ!」とは言えない私(汗)
次のお鍋に思いを馳せながら、今あるストウブをトコトン可愛がろうと思います。
明日は久しぶりにピラフでも作ろうかな。女性って、キッチンツールひとつでお料理のやる気も変わってくるもの。「眺めてるだけで幸せ。」「お料理が楽しくなった!」そんな風に思える、一生モノのホーロー鍋に出会えたらステキですね。