子連れの旅行、最小限の荷物ですごしたい!
せっかくの旅行、家族みんなが楽しい思い出として残るようにしたいですよね。そのために必要になるのが、旅行前の抜かりない準備。
準備をしっかりすれば、荷物は比較的少ない状態でお出かけができるようになるんです。荷物が少なければ、ママやパパの気持ちにも余裕ができたり、たくさんのメリットがあります。
小さなお子様連れの旅行を計画されている方はもちろん、今まさに荷物の準備中!という方も、ぜひもう一度中身をチェックしてみてくださいね♪
これだけあれば大丈夫!子連れ旅行での必須アイテム
「家族で旅行に出かけるならアレも必要だし…あっ!コレも必要よね。」なんて色々と考えているうちに、気がつくと荷物が大量でに……!なんて経験、ママなら一度はありますよね。そんなことにならないための方法をご紹介します!
まず作ろう!荷物リスト
まずは荷物リストを作成しましょう!
持っていくべきものをリスト化することで、必要なものとそうでないものの判断が付きやすくなることはもちろん、ほんとうに必要なものを忘れてしまった!なんてことも防げます。
荷物リストを作るときのポイントは、紙などに書き出して可視化すること。面倒ではありますが、途中で手を離さなければいけなくなってどこまでやったか忘れてしまった!なんてときには役にたちますよ。
これだけは必需品!子ども連れ旅行、最低限の荷物リスト
- 保険証
- 母子手帳
- 乳幼児医療証
- 常備薬(日焼け止め、絆創膏、お薬手帳など)
- ビニール袋類
- バスタオル
- ウエットティッシュ類
- 離乳食やお菓子
- 子ども用食器(ヌードルカッター・スプーン)
- 洗面用具(こども用歯磨き粉・歯ブラシ)
- 着替え、下着
- 水筒(保温機能付き)
そのほか、一緒に行く子どもの成長に合わせて以下も検討してあげてくださいね。
- 抱っこひも、スリング
- オムツやおしりふき
- ミルクと哺乳瓶、授乳グッズ
これもあるとさらに安心!+αの便利グッズ
赤ちゃんや小さなお子様連れの旅行では、子ども達のご機嫌も気になるところですよね。
「ここで泣かないで~!」
「ここでコレを欲しがるか~??」
など、子どもの行動は様々で、ママでも予測のつかない場面に遭遇することも。そんな場面にも対応できる便利グッズを紹介したいと思います。
- 断熱シートや冷えピタ
ベビーカーやバギーに乗る子どもたちは、背中に汗をかいていることも多いですよね。熱が体にこもってしまうと気持ち悪くなり、子どももグズりがちになります。
子どものご機嫌を維持するためにも、子どもが過ごす環境を快適にしておくことで楽しい時間が増えることにもつながりそうです。
- お気に入りのおもちゃ
子どものお気に入りのおもちゃの中から、軽くて持ち運びに困らないものを選んで持って行きましょう。移動時間だけでなく、レストランの待ち時間などにはきっと大活躍してくれるはずです!
- ビニール袋
赤ちゃん連れの場合、汚れた衣類や食べかけのお菓子などなど、さまざまなものを入れるのに役立つビニール袋。旅行先にも持っていきましょう!
海水浴では拾った貝殻入れ、山遊びでは拾ったどんぐりを入れるなど、ママのバッグへ直接入れたくないものを入れる時にも助かります。
また、どうしても子どもが泣き止まないときはシャカシャカと音を立てると泣き止んでくれることも。ひとつと言わず、数個は持って行っておきたいものですね。
どんなふうに、どれくらい?子連れ旅行の荷物のまとめ方
まずは荷物を集めよう!
まずは、持っていきたい荷物を一箇所に集めることから始めましょう!荷物が揃ったら、次はバッグ選びです。選ぶバッグによって子連れ旅行の動きやすさが変わってきますので、旅先での動き方を想像して決める事も大切です。
合言葉は、「荷物は最低限」!
「コレは必要かも…?」
「コレは使うかもしれない..?」
この2つのワードは、とっても危険です!(笑)
子どものためにも、色々と準備し安心したいママも多いと思いますが、荷物がどんどん増えていくことになりかねません。この2つの言葉は、なるべく考えないようにしましょう!
衣類の選び方
基本的に着回しがしやすい洋服を選びましょう!子どもの洋服も、シワになりにくい素材やリーバーシブルの物などがおすすめです。
荷物はなるべく小分けに!
荷物はなるべく小分けにまとめましょう。1日ごとの衣類を大きめのポーチや風呂敷にまとめて入れておけば、途中で荷物の中身がぐちゃぐちゃにならずに済みますよ。
液体のパッキング
子ども用シャンプーなどの液体を持って行く際には、チャックのついたジップロックなどの袋に入れて詰めましょう。気を抜いてそのまま入れてしまうと、気圧の変化に対応できず、バッグの中が大変なことになってしまう可能性が.…..。
お土産用スペース
帰りに荷物が入らない……なんてトラブルは避けたいもの。荷物を詰めるときに、お土産用スペースのことも念頭においてみてくださいね。
旅行用荷物の便利なパッキングアイテム
子連れ旅行では多くなりがちな荷物も、パッキングアイテムを使って上手に収納したいですよね!身近に手に入るアイテムでカンタンにできる、便利なパッキングアイテムを紹介します!
衣類圧縮袋
赤ちゃん連れのママを悩ますの代表格が、オムツですよね。厚みがあるため、バッグの中をオムツが占領してしまう…。そんな経験をしているママも多いのではないでしょうか?
そんなときには、圧縮袋が便利です。その日に使うオムツはもちろん、予備のオムツもしっかり圧縮することで、かなりの省スペースになりますよ!
ヘアーキャップ
本来は髪の毛が濡れないように頭にかぶるものですが、なんと靴入れにも使えます。ゴムがついているので靴に被せやすく、おまけにバッグの中が泥で汚れない!!という嬉しいメリットがあります。
ジッパー付きプラスチック袋、サランラップ
ジッパー付きプラスチック袋は、下着や靴下などの小さい物を小分けして収納できます。ラップは、ネックレスやピアスなどのアクセサリーを収納するときに、挟んて包むと無くなる心配がありません。
メガネケース
ケーブルやアダプターなどを入れるのに便利です。厚みのあるケースならコードの破損防止にもなります。
洗濯用ネット
衣類を小分けしバッグへ詰める時に役立ちます。使い終わって汚れた衣類も中にまとめておけば、帰ってきたときにそのまま洗濯機へ入れることができるので便利ですよ。
子連れ旅行、ついつい増えた荷物をどう減らす?
増えすぎた荷物も怖くない!楽する子連れ旅行
「色々と考えて荷物を選んだつもりでも、やっぱり増えてしまった……」
「子ども達の人数を考えると、どうしても減らせない……」
「お土産を買いすぎて、バッグに入らない……」
などなど、気を付けていても荷物が増えてしまいがちですよね。そこで荷物の上手な減らし方をご紹介したいと思います。
子連れ旅行、減らせる荷物とは?
「減らせる荷物なんてあるの~?」
なんて叫びたくなりそうですが、冷静に荷物を吟味してみると意外にあるものなんです。
化粧品
かさばってしまいがちな化粧品。毎日使っているものをそのまま持って行ってしまうとかなりの荷物になってしまいますよね。
そんなときは、できるだけサンプル品を持って行くようにしてみてはいかがですか?リキッドファンデーションなどは、コンタクトレンズレンズのケースなどに詰め替えていくこともできます!
お財布を変える
旅行の間だけ三つ折りなどのコンパクトなお財布に入れ替えて、使わないポイントカードなどは自宅に置いていきましょう。カバンの中もスッキリしますよ。
子どものおやつ
いつも食べているものを持っていきたくなりますが、おやつって意外とかさばるんですよね。たまには現地で購入してみると、目新しいおかしなどを選ぶ楽しみもできますよ。
ネット注文や宅配便の活用
移動中に使うもの以外は、宅配便を利用し滞在先にまとめて送のもひとつの手段です。オムツやミルクなどは事前にネットで注文しておき、滞在先へ配達してもらってもいいですね。その際は滞在先への許可も忘れずに!
現地で洗濯する
滞在期間が長い場合、下着や肌着を日数分持ってくのもなかなか大変です。洗えそうなものは洗濯し、再度使えばその分の荷物をへらすことができます。
増えたお土産と荷物、持ち帰る?それとも送る?
美味しそうなお菓子、一目惚れした雑貨、素敵な洋服など…。旅行先では、人との出会いもたくさんありますが、物との出会いも大切にしたいですよね。子連れ旅行ともなれば、家族の人数だけ物との出会いも増えていきます。
でも、子どもの手を取りながら増えた分の荷物を運ぶって、ママにとっても子どもにとっても危険です。どうしてもお土産品が多くなってしまった場合は宅配便を利用して自宅まで届けてみてもいいかもしれませんね。
旅行で家族の新たな絆と思い出を!
家族でいろいろな場所へ一緒に旅行をし、たくさんの経験や体験を子どもと共有するすることは、子どもの考え方や生き方に、とても良い影響を与えるきっかけになります。
例えば、宇宙ロケットの打ち上げ発射を見に行ったことで、宇宙の魅力に気づき将来宇宙センターで働くことが夢になった男の子。子どもの頃、シュノーケリングで初めて見た海の中に感動した体験が、水族館で働くきっかけになったひと。
家族で同じ体験や感動をすることは、子どもが「パパやママも自分と同じ気持ちなんだ。」という思いに気づき、自己肯定感を高めるきっかけにもつながります。
実際に私も子どもの頃を思い出すと、楽しかった思い出がたくさんあり、両親への感謝に気づいた瞬間が多々ありました。
海や川での魚釣り、乗馬体験、山登り、キャンプ体験など、大人になり子を持つ親となった今でも忘れずに覚えています。そのため、自分も体験してきたことを、ぜひ我が子にも経験させてあげたい!と感じるのです。
お金をかけて海外旅行や国内旅行へ行くことも楽しいことですが、子どもと一緒に時間や経験を共有することを大事にすると、わが家なりの素晴らしい子連れ旅行を楽しむことができるのではないでしょうか?