選び方やお洗濯の仕方など、知っておきたいジーンズのこと

そもそもジーンズって?

ジーンズの由来

ジーンズが誕生したのは、1980年代のゴールドラッシュに沸くアメリカが舞台。当時の金鉱で働く労働者たちのズボンは、作業中すぐに擦り切れてボロボロ。

そこで、仕立て屋を営んでいたヤコブ・デイヴィスは、彼らのズボンをリベット(ポケットの端などに打ってある小さいパーツ)で補強することを考案。こうして生まれた丈夫なズボンは、労働者たちの間で大人気になりました!

そんな中、デイヴィスは自分の考案したアイデアを守るため、特許を取ろうと考えます。ですが、特許を取るために必要なお金は、当時の彼にとっては大金です。

そこで、生地を仕入れていたリーバイ・ストラウス社と話し合い、合同で特許を申請し、1873年に無事、特許を取得しました。

そこからデイヴィス考案した”丈夫なズボン”を、リーバイ・ストラウス社が生産するようになり、デイヴィスはその生産部門の監督となります。

その後は、より良いワークウエアを目指して改良に改良を重ね、第二次世界大戦終結後には現在とほとんど変わらない完成度のジーンズに。

また、ジーンズを着用するカウボーイやハリウッドスターたちの影響もあって、ジーンズはどんどんファッション化していき、私たちの身近な存在へと変化していったのです。

デニム?ジーンズ?

「デニムとジーンズの違いって何だろう」

ふと、そう思うことってありませんか?そこで、両者の語源について調べてみました。

デニムは、当時アメリカに輸出されていた、フランスのニーム産のサージ生地”セルジュ・ドゥ・ニーム”が語源となっているそうです。

一方ジーンズはというと、諸説ありますが、イタリアの”ジェノヴァ”が語源という説が有力なよう。

ジェノヴァからアメリカに渡航してきた船員たちが履いていたズボンの綿布を、アメリカでは”ジェンズ”と呼んでいて、それがいつしかジーンズと発音されるようになったのだそうです。

ちなみに、セルジュ・ドゥ・ニームはウールや絹の織物で、デニムとは全く違う生地。

しかしながら、語源となった生地はどちらも丈夫で、よく作業服に使われていたため、「デニム=生地の名前」「ジーンズ=ズボンの俗称」として認知されるようになったそうですよ。

だから愛される、ジーンズの魅力

世界中で人気があるジーンズの魅力といえば、まず、履くほどに味わいが出る「色落ち」。中でも良い色落ちとされるのが「縦落ち」といって、縦の方向に点線が走るように現れる色落ちの仕方です。

実はこれ、織り糸の太さがバラバラだった時代に使われていたデコボコした生地が、偶然生み出したものなんですって!

それから、それぞれのジーンズが持つ独自の「シルエット」もジーンズの魅力の1つ。女性の場合はとくに、シルエットにはこだわりたいですよね。

ファッションが多様化しているこの時代、ジーンズの種類も様々で、迷うこともしばしばあるかと思います。そんな中、自分にピッタリのジーンズを見つけることこそ、最大の魅力かもしれませんね。

自分にピッタリのジーンズの見つけかた

ジーンズの種類と選ぶときのコツとは?

ジーンズは選ぶ種類によって、コーディネートはもちろん、シーンや好みに合わせて履き分けることもできるオールマイティーな存在。

でも、自分に合うジーンズ探しってけっこう難しいですよね。そこで、ジーンズの種類とそれぞれが持つ特徴や、選ぶときのコツをご紹介します!

ジーンズの種類

ストレート


出典:BEAMS

その名の通り、真っ直ぐなシルエット。シンプルで履きやすく、最も着回しやすい形かもしれません。

テーパード


出典:URBAN RESEARCH DOORS

ヒップからひざまではストレートで、ひざから裾に向かって、徐々に細くなっていくデザイン。履きやすいのに、シルエットはスッキリ。スタイルアップ効果も期待できます

スキニー


出典:URBAN RESEARCH

タイトで、ヒップや脚にピッタリ沿うようなデザイン。女性らしく、きれいめな印象に。ストレッチ素材のものが多いので、見た目とは対照的に案外履きやすいものが多いのも特徴。

ボーイフレンド

彼氏から借りたジーンズを履いている女の子をイメージしたデザイン。ちょっとブカっとしたシルエットが、可愛らしい印象を与えてくれます。裾をロールアップして履くことが多いようです。


楽天市場
Yahoo!ショッピング

フレア、ブーツカット


出典:URBAN RESEARCH DOORS

ヒップからひざまではタイトで、ひざ下からは広がっているデザイン。その広がり方が異なることから、フレアとブーツカットに分かれているようです。ひざ下が長く見えるので、脚が長く見えて、スタイルアップ効果が期待できます

他にも、スーパースキニーなど、それぞれの種類の中でも、ゆったりめだったり、タイトだったり、本当に多種多様。なりたいイメージに合わせて選ぶと良いですね。

選ぶときのコツは?

選ぶときは、必ず試着することをおすすめします!試着する際にまず注目するのがサイズですよね。

ブランドによって表記の仕方やサイズに若干の違いがあるようなので、欲しいブランドが決まったらお店の人に聞いてみることをおすすめします。今持っているジーンズのサイズを参考にしてみても良いですね。

ある程度サイズが絞れたら、いよいよ試着!鏡を見るときは正面だけでなく、全体を見回すようにします。ウエストのボタンが横に引きつったようになっていたり、ファスナーがちょっと開いたり見えてしまうのは、サイズが小さいということ。

ちなみに、ウエストはジャストのものか、ちょっと緩いサイズのものがおすすめ。きつめを選んでしまうと、ウエスト部分にお腹のお肉が乗ってしまうので、見た目があまり良ろしくありません。

ウエストがちょっと緩くても、太もものサイズが合っていればOK。また、後ろポケットの位置は、ヒップの上にくるほうが、脚長効果があっておススメですよ◎

どうしてる?ジーンズのお洗濯

ジーンズは洗っていいの?

洗うことで気になるのが、傷み・擦れなどのダメージや、型崩れ、それに色落ち。

ジーンズは洗わない方がいい!そう聞いたことってありませんか?でも、ずっと洗わないのって不衛生ですよね。皮脂や汚れが長い間付着したままだと、どんどん菌が繁殖し、劣化の原因になってしまうんです。

ジーンズを長持ちさせるためにも、まずは、きちんとしたお洗濯の仕方を知ることが大切です。

洗う頻度は?

基本的には、汚れや臭いが気になった時点で洗うようにしましょう。目安としては、少なくとも月に1、2回

とはいえ、できるだけ洗わず、ジーンズの色の濃淡を強めに出したい場合もありますよね。そんな時は、2~3か月に1回を目安にすると良いそう。

どうやって洗ったらいいの?

基本的なこと

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ジーンズは色落ちしやすく、他の洗濯物と一緒に洗ってしまうと、「この服ってこんな色してたっけ?」なんてことになりかねません!できるだけ単独で洗うようにすると安心です。

それから、ジッパーとボタンを留めて、裏返しておくこと。そうすることで、ダメージや型崩れ、色落ちからジーンズを守ることができます

また、洗うときは水を使うようにしましょう。お風呂の残り湯など、温水で洗うと色落ちの原因になってしまいます。

色落ち防止のため、洗剤は漂白剤や蛍光剤が入ってないものを選びます。
※汚れが目立たない場合、洗剤は使わなくてもOK。

洗濯機を使っても大丈夫?!


出典:Haddels Shop

手洗いした方が傷みや色落ちを防ぐことができますが、ジーンズってけっこう重くて、手洗いするのはなかなか大変ですよね。

サッと汚れた部分だけ手洗いするという手もありますが、汗をかいた後なんかは特に丸洗いしたいもの。

そんなときは、洗濯機を使っても大丈夫。ずぼら派の私は、迷わず洗濯機を使います!洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れて洗うようにしてくださいね

また、脱水時間を30秒くらいに抑えると、型崩れやシワになるのを防ぐことができますよ。

干し方は?

軽く手で叩いてシワを伸ばし、形を整えてから、裏返したまま、風通しの良い日陰で干します。日当たりの良いところで干してしまうと、日焼けや色あせなどのダメージの原因になってしまいます。

ノンウォッシュジーンズはどうする?

ジーンズは洗った状態で売られているものがほとんどですが、中には洗わずに、のりがついたままの状態で売られているノンウォッシュジーンズ(リジットデニム・生デニム・ロウデニムとも呼ばれています)もあります。

ノンウォッシュジーンズを初めて洗う場合は、先にのりを落としてから洗うようにしましょう。

方法は、まず、ぬるま湯に30分以上浸します。そして、のりが浮いてきたら取り出して水洗い。干すときは洗ってあるジーンズと同様に、風通しの良い日陰で干してくださいね。

それから、ノンウォッシュジーンズは洗うと、けっこう縮みます!買うときは縮むことを前提に選んだ方が良さそうです。

なるべく色落ちを防ぎたい!

ジーンズに使われている「インディゴ染料」は洗うと必ず色落ちします。その色落ちを楽しむのもジーンズの良さではありますが、できるだけ色落ちするのを防ぎたいときもありますよね。

色落ちを最小限に抑えるためにも、ちょっと面倒ではありますが、きちんとした洗い方・干し方を守るようにしてくださいね。

気になる縮み。どうしたらいい?

縮みについても、きちんとした洗い方・干し方を守ることで、最小限に抑えることができます。それから、乾燥機の使用は厳禁!縮むばかりか、ダメージの原因にもなってしまいますよ。

まとめ

難しいイメージのジーンズのお洗濯も、これなら手軽にお家で出来そうですよね。

それから、ジーンズを選ぶとき、お店でつい遠慮しがちな試着ですが、そこはぜひ、いろいろと試着してみることをおすすめします。苦手意識があった種類のジーンズが意外にしっくりきたりなど、新しい発見があるかもしれませんよ!