赤ちゃんグッズの中でも一番場所を取る、「ベビーベッド」問題
ベビーベッドの置き場に悩むママは多いもの
新生児の生活の舞台でもあるベビーベッド。
しかし、ベビーベッドはベビーグッズの中でもかなり場所を取る家具のひとつ。そのため「ベビーベッドは買わない・使わない」というママもいるほど。
ですがどうしても使いたい人、使わなければならない人も大勢います。ここでは、ベビーベッドを置くことにした場合の問題点や注意しておかねばならないことについて、一緒に考えていきましょう♪
あなたはリビング派?寝室派?
ベビーベットをどこに置くかという問題が出てきますが、これもまた人によって意見の分かれるもの。大きく分けるとリビング派と寝室派に分かれています。
▼寝室に置くとこんなイメージ
リビングに置く場合はインテリアとの兼ね合いも考えて!
次からは、リビング・寝室のそれぞれについて、メリットやデメリットを調べてみましょう。
リビングにベビーベッドを配置する場合
リビングにベビーベッドを置く理由は?
リビングにベビーベッドを置く理由は、何より「ママの生活スペースで赤ちゃんの面倒を見ることができる」こと。つまり、「昼間」のお世話に重点を置いた配置と言えます。
おむつ替えをしたり、泣いている赤ちゃんをあやすのはママがすぐに駆け付けられる場所の方がいいですよね。
他にも、「上に兄弟児がいるから床に寝かせていると踏みつけられちゃう」とか、「ペットを飼っているから赤ちゃんはベッドに寝かせないと」という理由もあります。
リビングにベビーベッドを置くメリット
ママは日中だいたいリビングで活動しますよね。だから、メリットは「昼間のお世話がすぐにできる」ことです。この場合、ベビーベッドの下にはおむつや着替えなどをセットしておくとスムースにお世話ができますよ。
柵が下ろせて、下に収納スペースがあるべビーベッドだと、お世話も楽になりますよ。
リビングにベビーベッドを置くデメリット
夜寝るときにベビーベッドを移動させるのか、それともママと一緒のベッドに添い寝するのかという問題も出てきます。
移動させられる場合はいいのですが、例えばリビングが1階で寝室は2階、という家だと移動は無理ですよね。かといってベビーベッドは二つ準備するのも難しいサイズ。
リビング派のおうちでは、夜ママの布団で添い寝するケースが多くなるかと思いますが、その場合は乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクも合わせて知っておいてください。
ベッドインベッドを利用するなどして対策するのも手ですね。
ファルスカ「ベッドインベッド」
ママのベッドの中に小さな赤ちゃん用のベッドを持ち込む感じで安全に使えます。
また、リビングは一日を通して「大人が活動する場所」です。常にテレビなどの物音がしますし、電灯も明るく設定されています。そのため、リビングだとお昼寝しづらいという赤ちゃんがいるのも事実。
他にも、リビングのベビーベッドで眠る赤ちゃんを起こさないように、大人たちの生活が著しく制限されてしまうようなら、置き場を考えた方がいいかもしれませんね。
赤ちゃんだけでなく家族にとってもいい方法を探してみてください。
何より、リビングに大きなベッドを置くことで見た目を損なうため、来客のときに困るということもあります。こういう場合は一見ベビーベッドに見えないようなおしゃれなものを選ぶという手もあります。
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ストッケ「スリーピーベッド」
ベビーベッドに見えないフォルムで、リビングのインテリアにも溶け込んでいいですよ。
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寝室にベビーベッドを配置する場合
寝室にベビーベッドを置く理由は?
夜の赤ちゃんのお世話は本当に大変。暗い夜中に起き上がり、別の部屋まで赤ちゃんをあやしに行くのはつらいもの。
だからこそ、ママのすぐそばに寝かせておきたいというのが寝室に配置する人たちの理由です。これは「夜中」のお世話に重点を置いた配置の仕方ですね。
寝室にベビーベッドを置くメリット
この場合のメリットは、夜にママがゆっくり睡眠時間を確保できるということ。それからリビングにベッドを置かないので、生活スペースがスッキリ片付きます。
また、赤ちゃんの方も暗い部屋に連れてこられて「今からもう寝る時間なんだな」という習慣がつきやすくなります。もちろん個人差はありますが、ねんねトレーニングにもかかわることですので、意識して習慣づけるようにしてみてください。
添い寝用
添い寝用にセットを変えられるベビーベッドもあります。色々と調べてみてください。
寝室にベビーベッドを置くデメリット
夫婦の寝室はどれくらいの広さがあるでしょうか。
一般的に寝室は6~8畳くらいですが、ベッド以外にも机やテレビなどを置いてあるおうちもあるでしょう。
なかなか寝室にベビーベッドまで置くスペースのないところも多いと思います。ましてクローゼットの扉などがあると、ベビーベッドのせいで開けられなくなることも。
ミニタイプのベビーベッドや、子供の身長に応じて長さを変えられるようなベビーベッドも開発されているので、そういったものを賢く選んでみてください。
「そいねーるプラスロング」
コンパクトなサイズから4歳くらいまで使えるロングタイプまで組み換えが可能。
また、夜中のお世話の際には照明を明るくすることもはばかられます。読書灯くらいの小さなライトを別に準備したほうがいいですね。この場合、コードレスのものだとベッドの配置を考えなくていいのでおススメです!
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授乳用ライト
寝ている家族に迷惑にならない程度に明るさの調節も可能で、ボタンを押すだけで授乳の記録もできます。
レンタル品も賢く利用しよう!
レンタルベビーベッドはママの強い味方!
そうは言ってもやはり場所を取るベビーベッド。しかも、ベビーベッドを使うのはほんのわずかの期間です。添い寝が可能になってくる月齢までの利用なら、いっそレンタルのベビーベッドで過ごすという手もあります。
「中古品はいやだな…」と思われるかもしれませんが、きちんとしたレンタル会社ならメンテナンスも清掃もしっかりしてくれています。個人間の中古品の売買よりは安心できると思います。
ただし、レンタル品は現品限りですのでほしい時に予約ができないこともあります。また、すぐに次の子を出産する予定がある人などは、新品を購入した方がトータルでは安くつくことも。ご夫婦で話し合ってみてくださいね。
便利なベビーベッドをご紹介します!
キャスター付きでリビングと寝室を行ったり来たり
最近はこういった家庭の事情に配慮して、ミニタイプで移動のできるベビーベッドもたくさん出ています。昼間はリビングで使用し、夜になったら一緒に寝室へ移動。こうやって使えばベビーベッドを120%使いこなせますね。
KATOJI「ミニベッドビアンコ」
移動もできるミニタイプのベビーベッド。
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ベビーベッド以外の用途があるもの
赤ちゃんが使うときはベッドとして、それ以外の時は別の利用法もあるベビーベッドはいかがでしょうか。IKEAをはじめ、いろんなブランドで多機能に使えるベビーベッドが販売されているので、チェックしてみてください。
イタリアのベビーブランド「Pali」
イタリアのベビーブランド「Pali」のサイドベッド。添い寝ベッドだけでなく、机やおもちゃ入れにもなる多機能ベビーベッドです。
おわりに
リビングでも寝室でも、ベビーベッドの配置は頭を悩ませるものです。これといった正解はありませんので、それぞれのご家族で一番いいと思う形を話し合ってみてくださいね。いい方法が見つかりますように。