不動の地位となった「iittala ARABIA(イッタラ・アラビア)」 「iittala」と「ARABIA」 […]

不動の地位となった「iittala ARABIA(イッタラ・アラビア)」

「iittala」と「ARABIA」の歴史

北欧を代表するテーブルウェアブランドとして、確固たる地位を築き上げてきた「iittala ARABIA(イッタラ・アラビア)」。
「iittara」と「ARABIA」はどちらもフィンランドの老舗企業ですが、1990年に「ARABA」が「iittala」の傘下となり、このように呼ばれるようになりました。

iittala(イッタラ)


出典:iittala

iittalaは、初代創業者のピーター・マグナス・アブラハムッソンがガラス工場を設立した1881年にその歴史がスタートしました。

1936年にフィンランドの有名建築家アルヴァ・アアルトがデザインした「アールトベース(サヴォイベース)」と呼ばれるフラワーベースで成功をおさめ、iittalaの名が世に知られるようになります。


出典:iittala
創業から今日までの130年ほどのあいだ、iittalaは他社との経営統合などを幾度となく繰り返してきました。
それでも今なお「Iittala」の名前が残っているのは、創業以来ずっと守り続けてきた職人魂と、有名デザイナーたちによる素晴らしい北欧デザインの賜物です。

ARABIA(アラビア)

出典:iittala
ARABIAの歴史もiittalaとほぼ時を同じくして、1873年フィンランドではじまります。

スウェーデンのロールストランド社の子会社として、フィンランド、ヘルシンキ郊外のアラビア地区に工場を構え「ARABIA」が誕生。最初の10年ほどは、白地のシンプルな磁器製品を作っていました。ヨーロッパ全体で自国のアイデンティティを表現するアートが広がり出した頃、ARAVIA社もその流れに乗り、独自の新しい表現を模索するように。

1916年、ARABIA社はついにロールストランド社から独立。その後、のちに「ARABIA黄金時代」と呼ばれるブランドの転換期へ繋がる、豊かな色彩と繊細で美しいデザインの数々が登場し始めます。

1930年〜1950年代がまさにその黄金時代。世界大戦真っ只中にあり、暗く重苦しい空気に包まれ続けていた時代にも重なりますが、そんな中でも、「Vackrare Aardagsvara(美しい日常)」をスローガンにした、ARABIAの明るく華やかなデザインはフィンランドの人々の心を強く支えたそうです。


出典:ARABIA
ビルゲル・カイピアイネンの「パラティッシ」、カイリー・フランクの「キルタ」が進化した「ティーマ」など、現在でも変わることなく愛され続けている銘品の数々が生み出され、多くの有名なデザイナーが誕生しました。

グループブランドへと進化

2003年、iittalaグループの一員としてARABIAがブランド統合。
コンセプトには違いがありながらも、iittalaとARABIAどちらにも共通するのは、深くて力強い「北欧愛」です。

スカンジナビアの自然と大地を彷彿とさせる、爽やかで洗練されたカラーやカラフルなデザイン。

そして北欧の人々に根付くアイデンティティを重んじた、高いデザイン性と実用性。
グループブランドとなった今も、独自の視点を失わずに、時代を捉えた新しい製品を生み出し続けている「iittala ARABIA」。

心を打つデザインは、言葉も、海も、民族も、時代をも越えて、いつまでも愛され続けることができるものだということを、この美しい器たちを通して教えられているような気がします。

「iittala ARABIA」が愛される理由

肩肘を張らないカジュアルデザイン

よそ行きの気合いの入った豪華なテーブルではなく、家族や気の知れた友人たちと囲む毎日の食卓にこそ似合うのが、iittala ARABIAのテーブルウェアならではの魅力です。

出典:ARABIA

毎日忙しい朝の食卓では、爽やかな「24hトゥオキオ」にトーストを乗せよう。
友人が持ってきてくれた手土産のスイーツは、「パラティッシ」のカップ&ソーサーに淹れた美味しいコーヒーとともに。

そんな風に、いつもある風景や人、変わらない日常の中に、パッと彩りを与えてくれる。意味を持たせてくれる。

ずっと昔から北欧の人々の心に根付いてきた「丁寧なくらし」とは、この繰り返しの中にある気がします。

人々の普通の日常を明るく照らし、物質的な豪華さや豊かさではない、「心」豊かな暮らしを支えること。
そして、人々の空間に馴染み、気付けばいつものそこにある。
そんなデイリーな使い心地をタイムレスで楽しめる、飽きのこないテーブルウェア作りがiittala ARABIAがずっと追い求め続けているカタチです。

想像を超えるマッチング能力の高さ

iittalaのほとんどのアイテムに共通しているのは、その製品でも新旧を問わず、全てがマッチするテーブルセッティングができるということ。

これは、当たり前だった「使い捨て」という文化に反旗を翻したiittalaが、長年掲げてきたブランドの理念でもあり、その考え方は、iittala ARABIAのヘッドデザイナーだったカイ・フランクの「機能美」だけを追い求めた装飾のないシンプルさと相通じます。


出典:iittala
確かに手持ちのアイテムを見ていると、マッチングの力の高さには驚かされます。
そして、それは何もiittala ARABIA製品同士に限ったことではありません。
最近では波佐見焼と北欧食器のコラボ商品なんかもよく目にしますが、和食器との相性も抜群。

シンプルなボーンチャイナや洋食器だってお手の物です。
装う料理にしても、和洋中、エスニックに至るまで、むしろ対応できないものを探すほうが難しいといったところ。


出典:scope
無駄がないシンプルには永遠に飽きがこず、出てくるのは愛着だけ。
いつの間にかなくてはならないものになってる。
これは、iittala ARABIAを持つ人であれば誰もが思うことなのではないでしょうか。

食材が活きる華やかなスパイス「ARABIA」シリーズ

パラティッシ

出典:ARABIA
1969年に誕生した、ARABIAの代名詞と言える人気シリーズ。
美しい白磁に、パンジーやカシス、ぶどうやりんごなどの瑞々しい果実や花を、大胆かつ繊細に描いた豪華な「パラティッシ」。

シンプルなテーブルコーディネートのアクセントとして、無地の食器と組み合わせたり、大きめのワンプレートで華やかさを演出したりと、その使い道は持つ人次第。自由自在。

実用的な使い方はもちろん、インテリアとして飾るのもgood!
贈り物としてもよく選ばれています。

24hアベック

出典:ARABIA
こちらも、「パラティッシ」同様に人気の高いアイテム。
コンセプトは、朝から晩まで24時間ずっと愛される皿。
2003年、ARABIA創業130周年を記念し、デザイナーのカティ・トゥオミネン=ニーットゥラがデザインしました。

全体に無数に施された放射線状に広がる模様は、決して主張しすぎず、それでいてしっかりとした存在感を放つ、計算され尽くした素晴らしいプレート。

ittala ARABIAに留まらず、他のどの北欧デザインと比べてみても、「24hアベック」の高い機能性は唯一無二。

和洋中、どんな料理でもきちんとマッチするから、気づけば毎食使っている。
きっとあなたにとって恋人のような、いつも一番近くにあるプレートとなることでしょう。

24hトゥオキオ

出典:ARABIA
TUOKIO(トゥオキオ)は、フィンランド語で「瞬間」を意味する言葉。
朝から晩まで24時間ずっと使えるものをコンセプトに作られている、24hシリーズのひとつである「24hトゥオキオ」。

どんな料理にもマッチするシンプルさでありながら、一際存在感を放つデザイン。青色の模様は、その「瞬間」のひとつひとつを象徴しているのだそう。

まるで時を噛みしめるかのように、力強く描かれた深く鮮やかな群青色が、艶やかな白磁にキリッと映える。

爽やかな朝の食卓に特によく似合う、爽快感あふれるアイテムです。

エステリ


出典:ARABIA
レース模様のようなをモチーフに描かれた、女性らしさ溢れる「エステリ」。パターンデザイナーのエステリ・トムラが、1973年のARABVIA創業100周年を記念してデザインしたもので、現在販売されているのはその復刻版。

最初に販売された当時はカップ&ソーサーのみの1年の限定販売でしたが、2017年にフィンランド独立100周年を記念して登場した「エステリ」のマグが大人気となったの機に、プレートやボウルも加えたエステリシリーズとして発売されることに。

出典:ARABIA
70年代を彷彿とさせるヴィンテージライクな出で立ちには、どこか懐かしさを覚えます。ヴィンテージのコレクターの間でもずっと愛され続けてきたアイテムとあって、この先も長く親しめるデザインであることは間違いなし。
これまでのARABIAアイテムとは少し違う雰囲気を求める人へおすすめしたいシリーズです。

ムーミン

出典:ARABIA
フィンランドの国民的キャラクターである「ムーミン」をデザインした、ARABIAを代表する人気のシリーズ。

個性溢れるムーミン谷の仲間たちが、マグやボウル、プレート、ピッチャーなどのさまざまなアイテムに、表情豊かに描かれています。

ひとつひとつのイラストには物語があり、まるで絵本を読んでいるかのよう。パステルカラーのデザインが多く、優しい色合いが心をほっこりさせてくれます。大人だけでなく、子どもたちにとっても、きっとお気に入りのアイテムになることでしょう。


出典:ARABIA
マグやプレートをセットで揃えたり、ほかのシリーズと組み合わせてさらに食卓をグレードアップさせたりと、楽しみかたもいろいろ。
カトラリーやフィギュアなど、「ムーミン」シリーズならではのアイテムもチェックしてみては。

ココ

出典:ARABIA
コンセプトは、色で遊ぶ。
ARABIAを代表するデザイナーである、クリスティーナ・リスカとカティ・トゥオミネン=ニーットゥラによるデザイン。「ココ」シリーズで楽しめるのは、なにもこのチアフルな「色」だけではありません。

模様がないからこそ引き立つ、艶やかな磁器の質感。モダンでスッキリとしたフォルム。そして、ほかの食器とのコンビネーションまで。

使いやすさと合わせやすさを併せ持った究極のシンプル、だからこそ単体でも組み合わせても楽しめるのです。ぜひ自分だけのお気に入りのコーディネートを見つけて、日々の食卓を楽しんでください。

削ぎ落とされたシンプルの極み「iittala」シリーズ

ティーマ

出典:iittala
初めて発売された1952年以来ずっと愛され続けてきた、iittalaのテーブルウェアの代表格。無限に組み合わせが楽しめるカラーやシェイプ、サイズ感など、ARABIAの「ココ」シリーズにもどこか共通するものが。

「ティーマ」のデザイナーであるカイ・フランクの「必要な装飾は色だけ」という言葉どおり、その形とカラーだけにこだわった、究極にシンプルでモダンなシリーズ。
たとえ時代や人々のニーズが変わったとしても、いつまでも変わらず使い続けられるタイムレスなデザインの魅力に溢れています。

出典:iittala
そして「ティーマ」にしかない、もうひとつの大きな特徴。それは装飾がないからこそ実現できた、十分すぎるほどの機能性です。

全ての「ティーマ」シリーズが、電子レンジ、食洗機、オーブンに対応。耐久性抜群で、もちろん冷蔵庫での保管もOK。常備菜などをそのまま食卓へ出すことができ、単に食器としてだけでなく、おしゃれなキッチンツールとしての使い方もできる優れもの。デイリーどころか、気づけば毎食使っているかもしれませんよ。

カステヘルミ

出典:iittala
フィンランド語でカステヘルミとは「露のしずく」を意味します。1964年にオイバ・トイッカが、朝日に照らされ真珠のように輝く朝露からインスピレーションを得てデザインしたもので、2010年にリニューアル。

全体を覆う大きさの異なる雫のような粒が、ガラスの美しさをより際立たせます。花を挿したり、おやつを乗せたりと、カジュアルに使える一方で、このしずくのようなデコレーションがゴージャス感を演出。よそ行きのような豪華な食卓にも使える、華やかなシリーズに仕上がっています。

アルヴァ・アアルト

出典:iittala
フィンランドを代表するデザイナー、アルヴァ・アアルトによるデザイン。近代建築やプロダクトデザインなど、多方面で活躍していた北欧デザインの巨匠として知られます。

iittalaの名が広がるきっかけとなった、この「アルヴァ・アアルト コレクション」のフラワーベースもまた、有名なガラス作品のひとつに数えられ、歴史に名を残す不朽の銘作。

不規則に流れるような独特の形状は、フィンランドの湖や、白樺の根元の形などからインスパイアされたのではないかという説もあるのだそう。北欧の大地を思わせ、花の色を引き立てる控えめなカラー。

どんな美しい花にも劣らないほどの絶大なインパクトのフォルム。たとえ部屋の片隅に置いていたとしても、その空間を一気に光輝く場所へと変えてくれます。

https://www.iittala.jp/products/detail.php?product_id=44
1936年に発売されて以来、変わっていないのは製品だけではありません。
「アルヴァ・アアルト コレクション」のほとんどが、今でもiittalaの工房にて、熟練した職人7人の手仕事によって作り続けられています。

カルティオ

出典:iittala
販売開始から60周年を迎える、ロングセラーの人気商品「カルティオ」。
「ティーマ」シリーズ同様、余分な装飾を削ぎ落としひたすらにシンプルを追求した、カイ・フランクによるデザインです。

iittalaの高品質なカラーガラスの美しさを存分に楽しめるアイテム。手持ちのどんな「iittala ARABIA」のアイテムにもきちんとマッチします。生活に馴染みやすく、ずっとずっと使い続けていきたいと思わせてくれる、飽きのこないカラーバリエーション。

アイノ・アアルト

出典:iittala

デザインの巨匠アルヴァ・アアルトの妻である、アイノ・アアルトが1932年に生み出したガラスシリーズ。

ミラノの展覧会で金賞を受賞したことで一躍有名に。今現在iittalaで販売されている製品の中でもっとも古く、息の長いアイテム。

水の波紋を表現したリング状のデザインは、iittalaの本質を大切にするというブランドそのものを体現しているそう。冷たいものから温かいものまでさまざまな飲み物に対応し、食洗機利用もOK。

持ちやすさやスタッキングのしやすさなど、機能的な面も兼ね備えています。女性だからこその、細やかな気配りや繊細さが滲む優しいデザイン。

「iittala ARABIA」の食器とともに、色で満たされる毎日を

出典:iittala
いつもの、何も変わらない毎日。
「変わらない」ことって本当はすごくありがたいことなのに、人はそれを無機質に感じて、寂しくなったり、つまらなくなったり。
本当は少しずつ変化しているはずなのに、気がつけないんです。
そんな日々のルーティンの中にも、ちゃんとひとつひとつに「意味」を持たせることで、丁寧な暮らしへと変えてゆくことができます。
ちょっとした変化も楽しめるようになると、心にゆとりが生まれ幸福感も満たされますよね。
バリエーション豊かなiittala ARABIAから、家庭に彩りをプラスしてくれるアイテムを探してみてはいかがですか。
何年でも何十年でも、愛情を持って使い続けていける「人生の仲間たち」にきっと出会えるはずです。

iittala

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