正しく知ってる? 出産のお祝い返し「内祝い」のマナー

出産祝いへのお礼である「内祝い」。どんな謂れがあるの?

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今ではメジャーとなった「内祝い」という言葉。元々はどんな意味なのでしょうか。

「内祝い」の本当の意味とは?

内祝いというと、「もらった物へのお返し」という意味が強いと思いますが、実はそうではありませんでした。

「内」とはすなわち「自分の家」のこと。自分の家でなにかお祝い事があった場合、周囲の皆さんにもお知らせをし、喜びをわかち合ってもらうために記念の品を贈ったのが始まりです。特に出産に関しては、新しい命の誕生をお知らせする意味があります。

ですので、出産祝いが届かなかったけれど、こちらからお知らせを兼ねて出産内祝いをお贈りするのは間違いではないんですね。

ですが、最近の風潮では「いただいたプレゼントに対してお返しするもの」という意味に変わってきています

出産のお祝いをいただいてないのに内祝いをお届けしてしまうと、相手先にお祝いを強要しているように思われてしまうかもしれないため、「いただいたらお返しする」というのがいいようです。

地域差もあるのでさりげなくご両親に訊いてみて

内祝いには地域差もあります。トラブルのもととなりやすいので、さりげなくご両親やご主人の家に聞いてみておくといいですよ。

みんなが気になってる内祝いの「マナー」ってどんなもの?


出典:GIFT CONCIERGE

こちらは、内祝いをもらった人たちが「NG」だと感じたマナーについて調べた結果がです。特にみんなが気にしているマナー違反について、ひとつひとつ見てみましょう。

1.贈ったものより高価なものを返された

こちらは特に年配の方々が強く感じる「マナー違反」のようです。贈ったものより高価なものをお返しされると、なんだか馬鹿にされたように感じるのだとか。高価であれば間違いない、というわけではないんですね。

2.贈ったものよりあきらかに安すぎるお返しが届いた

こちらはどちらかと言えば若い世代が多く感じている「マナー違反」と言えます。安く済ませたいと思われたのかもしれませんね。「親しき仲にも礼儀あり」と言いますので、明らかに安すぎるものは避けましょう

3.メッセージも何もなくお返しが届いた

祝ってもらったことへのお礼だというのに、一言もなし…。

いきなり商品だけが届いたりすると、何のプレゼントとして贈ってきたのかも分からないこともありますよね。これではせっかくの気持ちを踏みにじられたような気分になるのも頷けます。

4.忘れた頃にお返しが送られてきた

もちろんお返しが遅れたことへのお詫びの言葉などがあればまた違ってくると思いますが、半年以上経過していきなり届くお返しはやはり貰う側が不審に思ってしまいます。

一番気になる! 内祝いの金額の相場ってどれくらい?

高くてもダメ、安すぎてもダメという難しいのが内祝いのマナー。では金額の相場というのはどのくらいなのでしょう。

頂いたお祝いの1/3~1/2の金額

相手に対して失礼のない金額の相場は、頂いたお祝いの金額の1/3~1/2くらいと言われています。

金額に幅があるのでそこまで厳密に考えなくてもいいのですが、「半返し」つまり「だいたい半額くらい」と覚えておくと無難ですね。あまりにも高額なものを頂いた場合、1/3くらいでも大丈夫だと言われています。

また、グループで頂いた場合も、その商品の半返しのものを人数で割って大丈夫。プチギフトや、人数分入っているお菓子の詰め合わせなどをお届けするといいですね。

値段はこっそり検索することもできます

お返しの金額の相場は分かりましたが、頂いたお祝いの金額を相手に聞くわけにもいきませんよね。こういう場合はネットで検索するとだいたいの金額が分かります。

「お店の名前」と「商品名」などで検索してみましょう。昔は「金額が分かりにくい」という理由で喜ばれていたカタログギフトなども、たいてい値段が公開されています。

その他にもお祝い返しで気になるマナー

金額以外にも気を付けたいマナーがたくさんの内祝い。どれくらいまでに贈り返さないといけないの? とか、包み方に決まりはあるの? など、色んな疑問が尽きません。

お祝い返しを贈る時期は?

頂いた出産のお祝いに対してお返しをするのは、「なるべく1ヶ月以内」というのがマナーのようです。しかし、出産直後で慣れない育児に翻弄されている新米ママにはなかなか「すぐに準備」というのは難しいものですよね。

お付き合いのある年配の人たちには、あらかじめ好みをリサーチしておくと便利。もしネットで通販も請け負っているお店なら、ブックマークしておくといいですね。わざわざ買いに行く手間も省けます。

もしお店から直接配送してもらう場合は、メッセージカードをつけてくれるサービスもあるかどうか、チェックしておきたいものです。もしそういうサービスがない時は、届いたころを見計らって電話でお礼をお伝えしましょう。

包装や熨斗(のし)の決まりって?

出産祝いへのお返しというのはちょっと独特なので、きちんと覚えておきたいものですね。

水引には「結び切り」と「蝶結び」のふたつがありますが、出産の内祝いには「蝶結び」を選びましょう。これは「何度でも解いて結び直すことができる」ことから、「何度あっても嬉しいこと」を意味します。

水引の上には「出産内祝い」、下には子どもの名前のみを書くようにします。もちろん贈り物をするのはパパとママなのですが、いただいたのは子どもなので、子どもの名前でお贈りするというわけなんですね。

熨斗(のし)に付けるのは「生まれた子どもの名前のみ」

メッセージもなしにお送りするのはどんなプレゼントでも失礼、という風習が日本にはあります。やっぱりもらう側としては何か一言あると嬉しいですよね。

最近は、買ったお店で簡単なメッセージカードをつけてくれるところも増えてきました。もしそれだけでは心配な場合は、直筆で「ありがとうございました」など書き添えて別にお手紙を出すのも良いですね。

お礼のお手紙は長々と書かなくても大丈夫。それでも文章を書きなれていなくて恥ずかしいなと思う人は、「いま、赤ちゃんはこんな様子です」というふうに、成長の記録を書いてみるといいですよ。

赤ちゃんの顔写真いりのメッセージカードは注意が必要です

メッセージカードに生まれた赤ちゃんの写真を載せるのは賛否両論あるところ。職場の上司など儀礼的に贈り物を交わす人は、顔写真入りの手紙だと扱いづらく感じてしまうようです。

また、贈った先は、赤ちゃんが授からなかったご家庭かもしれません。こういった方々への配慮として、写真はごく身内や親しい友人などに留めておくといいかもしれませんね。

性別・年齢問わず喜ばれる内祝い【5選】

年配の方々や会社の上司など、配慮のいる方々への内祝いとして好まれるものをピックアップしました。ぜひ参考にしてください!

お菓子のセット

スヌーピー バウムクーヘン&クッキーセット

出典:Shaddy.jp

職場の同僚や上司などからお祝いをいただいた場合、個包装されたお菓子のセットなどが好評です。

ひとつひとつの包装に子どもの名入れをしてくれるサービスもあるので礼を失しないですし、食べてしまえばあと腐れもありません。普段はなかなか食べないような高級なお菓子にしてみると、お互い満足度もアップします。

迷った時の力強い味方「カタログギフト」

シャディ「アズユーライク和風」

出典:Shaddy.jp

年齢を問わずに贈れて、好きなものを選んでいただけるのが好評のカタログギフト。もちろん金額設定も細かくできますし、「出産祝いに限定したもの」や、和風、洋風、グルメ専門などジャンル別のカタログもたくさんあります。

これから先、いろんなケースでお礼をすることが出てくると思いますし、「迷ったらコレ!」というくらい便利なので、ぜひ利用してみて下さい。

高級感ある「タオルセット」

今治タオル「細わた&ギンガムチェック ギフトセット」

出典:今治タオル

ご年配の方や男性相手だと、好みの食べ物がなかなか分かりづらい時もありますよね。こういうときに選んで間違いないのは「タオルギフト」。高級感もありますし、消耗品なのでいくつあっても困りません

お米セット

八代目儀兵衛「BABY RISE ダリア」


出典:八代目儀兵衛

どのご家庭でも困らないのが「お米」。こんなふうにオシャレに包装されているお米だったらさらに嬉しいですよね。

年齢に関係なく喜ばれますが、ひとつひとつが風呂敷で包まれていて高貴な感じがするので、年配の方に受けがよさそうです。出産の内祝い用に、名入れや写真・手紙同梱サービスもあります。

紅白のプレゼント

「喜」ハートの紅白祝い麺

出典:ゼクシィ内祝い

縁起の良い紅白の内祝いは年配の方々にも好評。赤ちゃんの誕生を喜ぶ気持ちが伝わってきそうです。中にはハート型のうどんも入っており、いっそうめでたい感じがしますね。乾麺なので日持ちするのも嬉しいです。

出産に限らず、お祝いへのお返しは柔軟に

マナーというのは時代によっても変わります。もともと「内祝い」というのが今とは違った意味を持っていたように、いま生まれた赤ちゃんたちが大きくなる頃にはまた違うマナーが生まれているかもしれません。

すでに、若い人たちの間では「内祝いは要らないからね」と声を掛け合う文化もあるのだそうです。

最近はインターネットの普及で、内祝いの商品を選んだり配送したりするのもネット注文が可能で、ずいぶん楽になりました。

それでなくても出産後は行事に次ぐ行事でパパもママも大変な時期。これも新しい気遣いの形のひとつとして、今後流行っていくかもしれませんね。

どんなふうに時代が変わっても柔軟に対応できるように、まずはパパやママがその見本になってあげられるようにしたいものですね。

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