お年玉の相場ってどれくらい?年齢別にみる金額の相場と知っておきたい渡し方のマナー

年齢別にみるお年玉の相場ってどれくらい?

現代は年を重ねるお祝いをお誕生日に行いますよね。ですが昔の日本は年神様をお迎えするお正月の度に、一つ年を加える「数え年」の習慣でお祝いをしてきました。

お年玉は、お正月に子ども達が年齢にふさわしい数のお餅をいただくことがそもそものはじまりでしたが、1955年あたりの高度成長期時代からお餅ではなくお金を渡すスタイルに変わっていったそうです。

家族の形成や世の中の経済事情とともに変化してきたお年玉事情、今はどんな感じなのでしょう。気になる現代のお年玉の相場、早速チェックしてみませんか?

赤ちゃん〜幼稚園児

就学前のお子さんへのお年玉は、平均的に1,000〜2,000円程度が多いようです。子どものお気に入りのキャラクターのポチ袋に500円玉を入れて渡してあげる形でも十分喜んでくれます。

まだ小さいので「あげない」という選択肢もありますが、親戚間のやりとりにおいてバランスで悩むときは、お年賀を添えるあるいは図書カードなどのギフトカードをお年玉として渡す形もいいかもしれませんね。

小学校1年〜3年

小学校1〜3年生のお子さんへのお年玉は、1,001〜3,000円程度が全体の約50%を占めており、3,001〜5,000円程度は全体の約20%です。

お年玉のほとんどをまだ親がしっかり管理している年頃なので、クリスマスですでにプレゼントはもらっているということもあり、貯金へ回すご家庭が1番多いようです。

小学校4年〜6年

小学校4〜6年生のお子さんへのお年玉は、1,001〜3000円と3,001〜5000円程度の金額がどちらも約40%ずつを占めており、「3,000円渡すかあるいは5,000円渡すか」の二極化だと予想されます。

お年玉を渡す人数や兄弟間のメリハリ、また親戚間のバランスなどによって金額が一番左右されやすい年齢です。

中学生

中学生のお子さんへのお年玉の平均額は、5,000円が圧倒的に多いです。5,000円はキリの良い数字でもあり10,000円はまだ早いという考え方から、このようになっているそうです。

高校生

高校生のお子さんへのお年玉の平均額は、5,001〜10,000円が約45%で、続いて3,001〜5,000円が27%程です。

高校を卒業したらアルバイトもできるためお年玉は高校生で卒業というパターンが多いのですが、「お年玉の習慣はいらない」と密かに思っている独身の方などもいらっしゃるよう。

負担をあまり感じない程度にやりとりができたらいいですね♪

参考:住信SBIネット銀行平成29年調べ
参考:富士フィルム平成27年調べ

小さい子へお年玉の代わりに贈るとしたら何がいい?

まだ小さな子(甥っ子姪っ子)にはやりとりとかわからないだろうけど、お正月にせっかく会えるのなら何かあげたいな。そんなときあげるなら何がおすすめ?

図書カードNEXT

お年玉がわりに絵本をプレゼントしてあげるのもいいけど、持っている絵本と重なる可能性が心配だったり絵本に詳しくない人は、図書カードNEXT(平成28年より図書カードから名前変更)を贈ってあげるのはどうでしょう?

おすすめはかわいいピーターラビットの図書カード。500円、1,000円、3,000円など色々種類が揃っていますよ!

カード裏のコードをスマートフォンやパソコンに入力すれば残額も分かるようになっていてとっても便利♪贈るお子さんのパパとママにも喜ばれそう〜。


楽天市場
Yahoo!ショッピング

お菓子

人気キャラクターの巾着やポシェットなどにお菓子詰めされたアイテムなどはいかがでしょう?食べ終わっても、入れ物だけは手元に残ります。大好きなキャラクターだったらきっと大切にしてくれますよ♪

また、ご家族で楽しんでもらえるようなお菓子を選んでもいいと思います。ただ、アレルギーなどをお持ちのお子さんでないか、そこは配慮しておきましょうね

おもちゃ

クリスマスでおもちゃをもらったばかりのお子さんもいるでしょうし、興味がないものをプレゼントする羽目になってもいけないので、パズルや粘土など当たり障りのないいくつ持っていてもいいような、高価ではないアイテムをプレゼントすると負担に感じられずいいかなと思います

大きいぬいぐるみなど、相手が置き場所に困ったりインテリアの妨げになりそうなものは控えましょうね。

知っておきたいお年玉のマナー

ちょっと大変だけど「非常識」だと思われるのはやっぱり避けたいですよね。お年玉といえどもマナーは大切!失礼のないようおさらいも含めて、しっかり抑えておきませんか?

名前の書き方

「おとしだま」あるいは「お年玉」と書いたポチ袋に、「〇〇くんへ」「〇〇ちゃんへ」と記入しましょう。ポチ袋の裏側に「〇〇より」と書きます。小さい子が相手である場合は、ひらがなで書いてあげるといいですよ♪

金額は書いても書かなくてもどちらでもいいですが、もし記入するなら一般ののし袋と同じように、袋の裏側の名前の横に添えてくださいね。

お札の準備

子どもたちがすぐにお年玉を使う使わないは関係ありません。お年玉はお祝いごとのひとつです。心をこめて準備をすることは、子どもだけでなく相手の親にもきっと伝わりますよ。

新札を用意しましょう

出産祝い、進学祝い、成人祝いなどと同様にお年玉にも新札を準備するのがマナーです。

お祝い事はあらかじめわかっているもの、心遣いという部分も含めて年末に銀行が混み合う前に早めに新札を準備しておくと「しまった!」ということがなくてすみます。

お年玉を受け取るのはお子さんであっても管理するのは親だということは忘れないで。その一手間をきちんとしておくと、渡すときの心も清々しいですよ♪

お札の折り方

一般的に一番美しい折り方は「三つ折り」です。左側から先に折るのか、右側から先に折るのか、どちらが正しいかみなさんご存知ですか?そう、答えは左側からです。

綺麗な三つ折りがなかなかできなくて……。たしかに難しいですよね。でも一度コツを覚えておけば大丈夫!

例えば千円札の場合だと、野口英世さんの顔の白い方のきわに合わせて折ってみてください。きれいな三つ折りができますよ♪

四つ折りは数字的に縁起が良くないので避けておく方が賢明です。

硬貨の入れ方

「硬貨にまで入れ方があるの?」ここまで心遣いができたら理想的といった感じで硬貨については、知識としておさらいしましょう。

日本の硬貨はどちらが表で、どちらが裏なのかご存じですか?答えは「日本国 〇〇円」と記載されているのがオモテ!

気をつけたい、NG行為

お年玉を渡すにあたり仰々しくする必要はありませんが、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあります。無作法だと思われないためにも次の行為には気をつけましょう!

お子さんの名前の呼び方や漢字の間違えに気をつけよう

一番してはいけないことが、お子さんの名前の呼び方や漢字などを間違える行為。

名前を間違われた経験がある方はお分かりだと思いますが、苦笑しながらもそのほんのちょっとの間違い、結構がっかりしちゃうんもんなんですよね。失礼がないよう事前に年賀状などで確認しておくと安心です♪

身内に不幸があった場合

喪中の間、お正月のお祝い行為を控えている相手にお年玉はどうしたらいいのでしょう?先方がお正月に会うことを控えている場合は、敢えてお年玉を渡しにいく必要はないと思います。

ですが、もし会う機会があるのなら祝儀袋は使わず「お小遣い」としてあげるのが一番無難なライン。「お年玉」の文字の記入や水引のデザインがついていないシンプルなポチ袋を持っておくと良さそう。

感謝の言葉はかならず伝えよう

お年玉を受け取った瞬間、目の前での開封は子どもであってもNGです。片手ではなく両手で受け取り「ありがとうございます」と感謝の言葉を添えることも伝えておきましょう。

また相手が座った状態でお年玉を渡してくださる場合、立ったままで受け取るのもNG。膝をついて座ってから受け取りましょう。わが子の礼儀作法、改めて見直してみませんか?

お年玉の金額の数字にも心配りを

お祝いごとにおいて「4」と「9」の数字は、古くからの言い伝えといえどもやっぱりNGです。気心知れた間柄であっても、マナーとして理解しておきましょうね♪

相手にお年玉でお返しができない場合

いただいた相応の金額を相手にもお返しする、というのが一般的なお年玉のルールですが、普段会わない親戚や知り合いの方が想像していなかった状況で、子どもにお年玉をくださることもあるでしょう。

そのときはお礼の言葉だけ述べて、すぐにお返しをしない方が相手の好意を受け取った形になります。もしお返ししたい場合は、折を見ながら別の機会にお茶やお菓子などをお渡しすると良いでしょう。

もらったお年玉ってどうしてる?

就学前のお子さんはともかく、小学生以上の子どもたちはクリスマスでプレゼントをもらっていても、お年玉をもらえばやっぱりワクワクします。各家庭でお年玉に対する考え方は異なると思いますが、参考までにチェックしてみて!

子どもに渡すのは全額それとも?

子どもが小さいうちは親が全額管理して貯金や学資保険に回す家庭がほとんどです。

小学生になると、学年×1,000円の金額を子どもに渡してあとは親が管理する、または年間通して欲しいものがあったときお年玉から買ってあげるという意見が多く見られました。

お年玉、みんな何に使っているの?

あなたは子どもの頃もらったお年玉をどのように使っていましたか?親が管理していて好きなように使えなかったから、わが子にはある程度自由に使わせてあげたいと思っている意見のパパママが比較的多いようです。

自由に使える範囲が広まった今の子どもたちはお年玉をどのように使っているのでしょう?幼児は親がほぼ管理しているので、ここでは小学生を対象に見ていきたいと思います。

男の子

小学生男子の第1位は貯金。それ以降はゲーム機やゲームソフト、おもちゃ、続いて本、雑誌などが使い道となっています。スポーツをしている子どもだと、グローブやシューズなどのスポーツ用品をお年玉の使い道に希望することもあるようです。

女の子

女の子の小学生第1位もやはり貯金。ただ男の子に比べると、ゲーム機やゲームソフトを購入するより本や雑誌、文房具を使い道に選ぶ子が多いです。

6年生あたりになってくるとアクセサリーや衣服の割合が一気に高くなる傾向が……。ファッションへの関心が強くなる年頃だと伺えますね♡

参考:学研教育総合研究所2017年調べ

お金について子どもと一緒に考えよう

いただいたお年玉をなんとなく使ってしまうよりも、お正月は子どもと一緒にお金について考えるいい機会にしませんか?

「おカネの天才の育て方(ベスコリブナー著)」を始め、子どもの金銭感覚を早くから身に付けさせるための本も数多く出版されています。

かつての日本は「お金」というテーマを親子であからさまに会話するのは下品だとも思われていましたが、今は違います。曖昧にせず向き合う時代なんです!

口座開設をする

子ども自身が自分名義の銀行口座を開設するのは、小学校高学年くらいからがおすすめ。今手元にいくらのお金があって、欲しいものを手に入れるには月々のお小遣いと合わせてどのようにやりくりすると良いかなど、お金について深く考えることができる年頃です。

子ども本人の確認書類である住民票や健康保険証、手続きする人が親権者だと証明できる書類、それに印鑑(シャチハタは不可)と入金するお金の4点が揃えば開設できます

貯金の大切さを早くから学ばせておくと、おカネの天才になれるかも?

お年玉やお小遣いについて話し合おう♪

冬休みが明けた新学期、子どもたち同士の会話においてお年玉の金額は多かれ少なかれ必ず持ち上がります。

各家庭でお年玉やお小遣いについてお金の価値観が異なるということをあらかじめ伝えておくといいですね

ときには思い切って大きな金額を使う経験や、失敗する経験も見守ってあげましょう。本当の意味で金銭感覚を身に付けるためにも、いろんな経験は欠かせません。

お年玉の使い方で子どもの金銭感覚をチェック!

お友達同士でお金のトラブルが起きないためにも、特に冬休み明けは財布に入れておく最高額などを決めておくと良いです。

お友達といると特に男の子はお財布の紐が緩む傾向があります。わが子が勢いでパッと使ってしまうところが多いタイプならば、その行為を叱るのではなくなぜそのように使うのか、理由を一緒に考えてみてくださいね。

子どもの意見も聞きながら、お金について一緒に考えよう!

緩すぎても締めすぎてもいけない、バランスの良い金銭感覚を子どもに身につけさせるって結構難しいですよね。親の望むお金の使い方を子どもに押し付けるのではなく、子どもがどうしたいかについてもきちんと耳を傾けながらリードしてあげましょう。

お年玉を渡す親戚とのやりとりにおいては、来年再来年のことも考えて事前に軽い決め事ができそうならしておいてもいいと思います。

お年玉を渡した数ヶ月後に3歳違いの兄弟へ立て続けに「進学祝い」を贈ることもあるでしょうし、お子さんの人数が異なる親戚やお子さんがいないご夫婦がいらっしゃっる場合、贈る側もいただく側も毎年悩む方、多いのではないでしょうか?

お年玉の相場は多少意識しながらも、無理のない範囲でやりとりを上手に育んでいけたらいいですね♪

私は冠婚葬祭やお年玉のやりとりを、1冊のノートに「おつきあい帳」として記入しておくようにしています。結構便利ですよ!よかったら取り入れてみてくださいね。