目次
モノトーンインテリアとは?
おしゃれで生活感のないインテリアは素敵ですよね。その代表とも言えるのが、モノトーンインテリア。いつの時代も流行関係なく人気があります。モノトーンインテリアとはどのような部屋のことを言うのでしょうか。
白とグレーと黒でコーディネートされた部屋

白とグレーと黒でコーディネートされた部屋を一般的に、モノトーンインテリアと言います。この3色は無彩色なので、シンプルということは間違いありません。しかし色の比率によってイメージはかなり違ってくるものです。
例えば部屋の大部分が白で黒が少しだけ取り入れられている部屋というのは、広がりがある上に、清潔感もあるということから人気があります。さらに、黒の引き締め効果により、モダンな印象を少しプラスすることができます。
逆に、大部分が黒で白が少しだけ取り入れられている部屋というのは、落ち着いた印象があり、大人のイメージが強くなりますが、同時に重たい印象にもなりがちです。
色の比率によって、印象が変わってくるのが、モノトーンインテリアの特徴です。
白という色には、「はじまり」とか「何色にも染まらない色」のイメージが強くあります。物事を新しくスタートするとか、リセットするという意味があるので、心機一転頑張りたいときなどに選びたい色ですよね。
一方黒という色は、白色や灰色と同じ無彩色ですが、白と違って「強さ」や「引き締め」「威圧感」などを感じてしまう色です。高級感があり、モダンで落ち着いた印象がありますが、負のイメージも持ち合わせています。
スタイリッシュで洗練されている

モノトーンのインテリアは、スタイリッシュで洗練されたイメージがあります。都会的なイメージがありますよね。
また、おしゃれにしたい!と部屋を作るときに、一番失敗しにくいのがモノトーンインテリアです。赤や青というような色でインテリアを作るのは、失敗というリスクを背負うことになります。
それは、赤や青の有彩色にはトーンや濃淡を見ながら、合う合わないを考えなければならないから。モノトーンインテリアは、リスクを背負うことなく、おしゃれなインテリアを作ることができるんです!
極論を言うと、モノトーンインテリアに「合う」「合わない」というものはありません。それは、モノトーンの色そのものが無彩色だからです。
モノトーンは無彩色なので、彩りというものがありません。白から黒の間に色の濃淡があるだけです。だからこそ、コーディネートしやすいんですよね。
全体的にきれいに見える

白い色を見ると、清潔感を感じることがほとんどですよね。清潔感を感じる色だからこそ、制服でも使われていることが多いです。また、医療現場では白衣が多いのは、清潔感があり衛生面に配慮しているというイメージがあるということが、ひとつの理由になっています。
白い歯とか白い肌なども好印象に映ることが多く、白という色そのものは本能的に美しいと感じる色であることは確かです。
モノトーンインテリアできれいに見える効果を狙うのであれば、白メインで黒がところどころに点在しているインテリアを作っていきましょう。黒がメインの場合はきれいに見えるというより、高級感があるとか、モダンであるという印象を与えるでしょう。
モノトーンインテリアで相性の良い素材
モノトーンインテリアは、色の合わせ方は比較的簡単です。それは、白・グレー・黒の3色の比率しか考えることがないから。色の合わせ方はシンプルで失敗がないでしょう。しかし、インテリアを作っていく場合、色以外にも素材にも注目していかなけばなりません。
インテリア家具や小物で使われている素材を無視するわけにはいきません。モノトーンと相性の良い素材はどのような素材でしょうか。
ガラス

ガラスという素材は、ほかの素材と比べて腐食したり、サビてしまうことの少ない素材です。手入れにもよりますが、長年きれいな状態で使えます。一方で、ガラスという素材は割れたり、ひびが入ったりしてしまうことから、はかなさも併せ持った素材です。
モノトーンインテリアでよく選ばれているのが、ガラスのテーブルでしょう。ガラスのテーブルは部屋全体の圧迫感を抑え、よりスタイリッシュで洗練された印象を与えます。
モノトーンインテリアで黒の比率が高すぎる場合、テーブルをガラス素材のものにするだけで、モダンなイメージを残しつつ、圧迫感を緩和することができます。
ガラステーブルには、四角形の形のものが多いのですが、中にはイサム・ノグチのコーヒーテーブルのような個性的な形のガラステーブルもあります。わが家ではイサム・ノグチのコーヒーテーブルを使っています。
このテーブルは、テーブルの脚の部分がブラック、ブラウン、ナチュラルの3種類あるので、部屋のイメージに合わせて選べます。また、おにぎり型とも呼ばれるガラスの天板は、どう置くかによって、部屋の印象を変えてくれるのでおすすめです。
ドラマや映画などでよく使われているテーブルということもあり、おしゃれで長年多くの人に選ばれています。
また、ガラス素材のインテリア雑貨をディスプレイするのもおすすめです。今、話題のハーバリウムや、アクアリウムもモノトーンインテリアには似合います。
金属

モノトーンインテリアと相性の良い素材である金属素材は、照明器具全般、テーブルをはじめ、家具類を中心に使われています。無機質な素材であることから、モノトーンインテリアに自然に溶け込みますし、前述したガラス素材とも相性がいいですよね。
モノトーンインテリアでは、デザイナーズ家具がよく使われている場面をよく見ますが、やはりアルコランプやイームズチェアの脚、ジョージネルソンの時計などの定番のインテリア家具でも使われていますね。
手軽な収納アイテムとして人気のあるメタルラックも金属素材、モノトーンインテリアにマッチする素材です。
気軽なモノトーンインテリアから、デザイナーズ家具のモノトーンインテリアまで、幅広く金属という素材が使われています。
木製

モノトーンインテリアと木製が相性が良いと言われても、ピンと来ないという人もいることでしょう。木製の素材はナチュラルから、ダークブラウンまで色味もさまざま。合わせる木製によって、イメージが違う点も面白いですね。
ナチュラル系の木製素材と合わせるのであれば、白をメインとしたモノトーンインテリアがしっくり来ますし、ダークブラウンの場合は黒をメインとしたモノトーンインテリアの方がしっくり来るでしょう。
モノトーンインテリアにしたいけれど、柔らかい雰囲気も出したい!というときに、木製を上手に取り入れると、スタイリッシュな雰囲気と柔らかい雰囲気の両方を合わせ持ったインテリアを作ることができます。
モノトーンインテリアにしたい!まずはじめるコト
モノトーンインテリアってやっぱり、ぜひ一度は試してみたいインテリアです。
実際にモノトーンインテリアにしようと思ったとき、何から始めればいいのでしょうか。満足できるモノトーンインテリアを作るために一歩一歩進んでいきましょう!
白黒の配置の仕方
モノトーンインテリアは、白とグレーと黒で構成されるインテリア。グレーという色は使わないという人も多いようですが、無彩色のインテリアということで、グレーも含まれます。
白黒の配置の仕方によって、モノトーンインテリアはかなりイメージが変わって来るものです。
家具の色は何色がいい?

モノトーンインテリアを作るとき、まず家具の色を決めると作りやすいでしょう。白・グレー・黒の中でソファーやテーブルをはじめとした家具を決めます。
白の家具にすると、部屋が広く見え、明るく見えます。さらに清潔感もあります。グレーの家具はそう多くないので、探すことが難しいのですが、優しい印象を与えます。黒の家具にすると、高級感やモダンなイメージがあり、都会の洗練された空間を作ることができます。
家具の色は部屋全体の印象を決める大きな要素になるので、妥協しないことが必要ですよ♪
白をメインに小物で黒を取り入れる

モノトーンインテリアにしたいけど、家具の色やそのほかのアイテムの色も決められないという場合、ここは白メインで作られることをおすすめします。
その理由は、
- ・狭い部屋であっても広がりを感じる
- ・インテリアのイメージチェンジがしやすい
- 白黒の比率を変えやすい
・
インテリアのイメージチェンジをする可能性ってゼロではないでしょう。そのときに、白の家具やアイテムは、どんな色にも合わせることができるからです。赤でも青でも黄でも合うのが白。どんな色でもけんかをしません。
白黒の比率を変えやすいというのは、白メインのインテリアを作った場合、アイテムで黒の部分を増やすことができるからです。収納家具、ラグ、クッション、時計、アートなどで黒を増やすと印象を変えていくことができます。
これが、黒メインにしている場合、白いアイテムを少し増やしたとしても、そこまで印象を大きく変えることはできません。
例えば、絵の具の白に黒をほんの少しだけ混ぜてもグレーに変えることはできますが、絵の具の黒にほんの少しだけ白を混ぜても、色の変化はあまりないことに例えると分かりやすいのではないでしょうか。
このことは、黒という色が持つ重厚感や威圧感が関係しているのでしょう。
少し柔らかさを出したい
モノトーンの洗練された印象が好きだけど、子どもがいる人にとっては、柔らかさも出したいと思うのも無理はありません。モノトーンインテリアで柔らかさを出す方法もあるんですよ。
グレーを取り入れてみる

白でも黒でもない、グレーという色はモノトーンインテリアでは脇役の存在かもしれません。しかし、グレーだからこそできるインテリアもあるんです。
白+黒のモノトーンインテリアは黒という色が部屋全体を引き締める効果がありますが、そこまで引き締め効果はいらない、むしろ全体的に柔らかい印象にしたいとき、黒の部分をグレーにすることで印象を変えてくれます。
グレーという色は、はっきりしない、白でも黒でもない中間色ですよね。グレーの濃淡によって、白寄り黒寄りはありますから、グレーのアイテムを取り入れるときは、あまりにも濃淡に差がないものを選ぶようにしましょう。
白黒+差し色で個性を出す

白+黒のモノトーンインテリア、洗練されておしゃれではあるけれど、ちょっと差し色を入れて印象を変えることもできるんです。モノトーンインテリアに個性を出したい場合や、軽くイメージチェンジしたいというときに、差し色を使いましょう。
モノトーンインテリアの差し色に特にきまりはなく、どのような色でもしっくり来ます。ただ、差し色によって印象はかなり変わります。
レッドを差し色に入れると、モノトーンインテリアが白メインの場合は、明るくポップな印象を与えてくれます。例えば、ギンガムチェックで白と赤の組み合わせはよく見かけますが、かわいい印象を受けますよね。そこに黒が少し入ったとしても、さほど影響しないでしょう。
黒メインの場合は、赤がプラスされることでさらに高級感や洗練された印象を受けます。インテリアとは違いますが、黒髪に黒い服の女性が赤い口紅をしていると、とても洗練された印象を受けますよね。そこに白が少し入ったとしても、印象を劇的に変えることはできません。
オレンジを差し色に入れると、白との組み合わせは無難なイメージしかないのですが、黒と合わせると、それぞれの色が主役になるような印象を受けます。引き立て役はいらないということです。明るく目を引く色でありながら、赤のような近寄りがたい高級感はない色ですよね。差し色としては、モノトーンに少しだけ入れるようにしましょう。
白とも黒とも合う色ではあるのですが、3色でまとめるにはやや割合が難しい印象です。
グリーンを差し色に入れると、モノトーンインテリアに生命感が生まれます。白メインの場合は、スムーズになじみますし、黒メインの場合は威圧感を和らげることができます。グリーンという色は不思議なもので、どちらメインのモノトーンコーディネートでも、役目を果たしてくれる色です。差し色にするときに選ぶと失敗が少ない色でしょう。
ブルーを差し色に入れると、壮大な印象を得られます。それは、白+ブルーは大きな空に広がる雲のイメージがあるからでしょう。ブルーは濃淡はあっても、空の色、海の色という概念があるので、白との違和感は全くありません。
黒メインにブルーを入れる場合は、ブルーの中でも深いブルーにすることで、まとまりやすくなります。例えば、クリスチャンラッセンのいるかの絵画では、黒+ブルーの色彩が多く、吸い込まれるような魅力がありますよね。
テーブルやソファの家具類は丸いものを使う

モノトーンインテリアで家具や小物などのアイテムを丸みを帯びたものにするだけで、柔らかい印象になります。丸いアイテムとして取り入れやすいのはテーブルです。常に目がいく場所にありますし、おしゃれなテーブルを探していると丸いテーブルがヒットします。
チェアの曲線、照明器具の形、時計の形、フラワーベースの形……丸いフォルムのアイテムは数多くあるんです。
モノトーンインテリアを作ることで満足したとしても、癒しを得られないのであれば意味がありません。ふと目がいくときに癒されるアイテムを選ぶことで、もっと好きなモノトーンインテリアが作れますよ。
ドット柄や英字プリントでポップな印象に

モノトーンインテリアでもポップな印象にしたい!特に、キッチンやランドリーをポップにしたいという人は多いはず。明るい気持ちで毎日の家事をこなせるような気がしますよね♪
ポップな印象にしたい場合に外せないのが、ドット柄や英字プリントです。モノトーン雑貨でもよく見かけますよね。100均やIKEAやFrancfrancなどでも、ポップなモノトーン雑貨は大人気。お手頃価格でかわいいアイテムが揃えられる点も嬉しいですね。
アートを取り入れる
モノトーンインテリアにアートをプラスすることで、今までとは違った印象にすることができます。もちろん、どのようなアートを選ぶのかに因っても、柔らかい印象にすることも、さらに重厚感を増すこともできます。
やはり、モノクロアートがモノトーンインテリアには似合いますが、最近人気がある近代アートもおすすめです。
季節感を取り入れても意外とまとまる

モノトーンインテリアはシンプルでおしゃれなイメージなので、季節感を取り入れても違和感がありません。例えば、クリスマスツリーのきらびやかなディスプレイもインテリアとしてなじみますし、子どもたちが楽しみにしているハロウィンのディスプレイ、和の要素がある雛飾りも、しっくり来るんですよ。
インテリアを楽しみながら、季節のイベントのディスプレイも楽しみましょう!
インスタに学ぶ!モノトーンインテリアの実例集
Instagramではおしゃれなモノトーンインテリアの実例がたくさんあります。モノトーンインテリアを作る参考になること間違いなしです!
黒の家具でシックにスタイリッシュに
これくらいの広さのあるリビングの場合、黒に重きを置くようなモノトーンインテリアを作っても、広々とした印象は変わりません。ソファーやテーブルといった家具は黒を置くことで重厚感がありますし、ところどころにグレーのアイテムを置くことで、インテリア全体に柔らかさを演出しています。
キッチンももちろんモノトーンで統一されており、グリーンが目立つ場所に置かれています。まとまりのあるモデルルームのようなリビングですね。
モノトーン+グレーで柔らかさのあるインテリア
モノトーンインテリアで優しい印象にする場合、やはりグレーを使うのが自然なんですよね。アクセントクロスのグレーもベッド周りのグレーもほぼ同じ濃淡です。シンプルな白のデスクは、中学生の娘さんのもの。部屋全体が落ち着ける色味なので、受験勉強もはかどること間違いなしです。
インテリアに精通している素敵なママがいると、子供部屋もここまで素敵になるんですよね。居心地のよい空間を作って貰える娘さんは幸せですね。
ライトの使い方で印象を変える
照明にこだわったモノトーンインテリアの登場です。フロスシャンデリアは、1962年創立のモダン照明のトップブランドであり、世界的に有名です。シャンデリアと言えば、豪華できらびやかなイメージがありますが、フロスシャンデリアには+αで高いデザイン性を融合させています。
ダイニングテーブルの上に覗く照明はトリロジー、こちらも有名です。3つの輪が交差することで美しいフォルムとなり、輪に施されているクリスタルに反射し、贅沢な輝きを放ちます。
このような照明が生きるインテリアはやはりモノトーンインテリアしかないでしょう。6人がけのダイニングテーブルも、モノトーンのバランスがちょうどいいですよね。全体的に高級感溢れる素敵なリビングです。
白の割合が高いと広々とした印象
モノトーンインテリアと言っても、ほぼホワイトインテリアですよね。やはり、ホワイトインテリアは全体的に広い印象を与えますし、何よりも無垢でピュアな印象があります。ここまでホワイトでシンプルだと、それだけでおしゃれに見えます。
冬支度に入るとこのホワイトインテリアもクッションカバーを変えて、ラグを敷くそうです。どのように変化するのか楽しみですよね。普段の生活もシンプルにおしゃれに過ごしている人なのでしょうね♪
IKEAチェアはシンプルデザインでモノトーンインテリアに◎
おしゃれなだけではなく、機能性も十分に兼ね備えているリビングがこちら。白い扉の中の収納もしっかりグレーで間仕切りしています。収納スペースが単なる広い空間ではなく、使い勝手が良さそうで参考になりますね。
モノトーンインテリアにしっくりなじんでいるチェアはIKEAのもの。IKEAのアイテムにはモノトーンインテリアにマッチするアイテムがたくさんありますよね。上手な買い物をされています。天井からの照明や、ディスプレイされているアート、センスの良さが光っていますね。
かわいい♡モノトーンインテリア
子ども専用スペースを設置しているリビングも、こんなにおしゃれなモノトーンインテリアが作れるんですね。リビングの中で子ども専用スペースが広めなので、子どもさんも毎日楽しく遊べそうです♪子どもの遊具もモノトーンにこだわっているので、違和感も全くありません。
基本はホワイトインテリアですが、黒の入れ方がちょうどよく、リビングのあちこちに分散されています。モノトーンインテリアはおしゃれで洗練されているイメージが先行していますが、こちらのリビングは「かわいい」がたくさんです。
遊具のデザイン、壁のオブジェ、子ども用の椅子……リビングのどの場所にいても、子どもさんに目が届きます。見栄えだけではなく、子ども中心に、家族のリビングが作られていますね。
無駄が一切ないモノトーンインテリア
モノトーンリビングでも、重厚感のあるタイプがこちら。照明は間接照明がメインなので、天井もスッキリしています。おしゃれな照明も数多くある中、あえて置かないこともシンプルなおしゃれを演出してくれますね。
ソファーやチェアー類は黒で、収納やボードは白で統一されていることで、より一層のすっきり感があります。テレビも最近は壁にかけるタイプが人気で、約15%の家庭が壁掛けテレビにしているとか。
小さな子どもさんやペットがいるご家庭では、その方が安心ですし、何よりもスタイリッシュな空間を演出でき、まるで映画館にいるような雰囲気でテレビを観ることができます。私も壁掛けテレビに憧れているひとりです……。
小物使いも素敵なモノトーン洗面所
洗面所をモノトーンにするのもいいですよね。こちらの洗面所はモノトーンインテリアを作りたいときだけではなく、洗面所の上手な収納を知りたいというときにも参考になりますね。
収納に使われているアイテムは100均のものが多いので、すぐにでも実践できますし、今あるものを上手に使って収納されています。
最近では、モノトーンインテリアを作るときにも役立つのが100均のアイテムたち。ほんとに100円?と言いたくなるようなおしゃれなアイテムがたくさんあります。人気のアイテムはSNSなどですぐに取り上げられて売り切れてしまうとか。
モノトーンアイテムがたくさんあり、そのひとつひとつが素敵。おしゃれな街の雑貨屋さんで上手に購入されているのでしょうか。選ばれたアイテムが自然になじんでいます。
タイルのある洗面所はお手入れが大変だとは思いますが、いつもきれいにできる人なら問題なし。タイルの懐かしさとモノクロのかっこよさがシンクロする、そんな洗面所です。
差し色はオレンジ!広々LDK
ひとことで言うと圧倒されるリビングがこちら。ドラマに出てくるような洗練されたリビングです。おしゃれ、かつスタイリッシュ、広さもあり、憧れのデザイナーズ家具が揃っている。部屋として多くの人が求めていることがすべて凝縮されているリビングです。
パーティができそうな広さとアイランドキッチン、生活感をなくすのに欠かせない壁面収納。キッチンはデザイン性と利便性を兼ね備えていることが分かります。きっと、お客さまも頻繁に訪れるお宅なのでしょう。
モノトーンの差し色はオレンジ。オレンジの使い方はソファーに置いてあるクッションのみです。オレンジは差し色の比率が難しいので、むしろこれくらいが良さそう。とは言っても、ここまで広いリビングであれば、オレンジがあちこちにあっても、そこまで自己主張してこない気がします。
アクセントクロスとソファーでグレーを生かす
グレーを生かしたリビングがこちら。モノトーンインテリアの中でグレーをメインにしているリビングが少ないだけにおしゃれ度がアップして見えますね。写真ではソファーと壁面しか見ることができませんが、壁面に収納をせずに、照明のままがおしゃれ。
照明の当たり方が素敵です。ときには、このニッチにお花を飾ったりしているようですね。この方がお花を取り入れた生活をされているので、Instagramでは素敵なフラワーベースや上手な飾り方を取り入れた写真を見ることができます。
また、アクセントクロスを濃いめのグレーにしていることも特徴的。こちらの写真では分かりませんが、キッチンはモノトーンでも黒を多めに配置してあるお宅ですから、グレーを使うときも濃いめの方がしっくり来ますね。
インテリア雑誌などに掲載されることもあるお宅ですが、100均やニトリのアイテムも上手に取り入れているので、お手本にしたいことがたくさんですよね。
グリーンと好きなものを集めて心地よい空間に
ナチュラルテイストのかわいいモノトーンのお部屋です。木製家具やグリーンを多めに使っていることから、モノトーンにありがちな重さは全く感じませんね。家族とわんちゃんの癒しの空間が素敵です。
家族で仲良くテレビを見たり、わんちゃんと遊んだり……。たくさんの癒しと楽しみが詰まっているリビングなのでしょう。温かみが伝わって来ます。
白メインのモノトーンインテリアに違和感のないキッズルーム
リビングの一角にキッズルームがあるモノトーンインテリアがこちら。ベースは白でグレーがほんの少しだけ使われています。娘さんは、キッズルームのおもちゃのピアノを弾いたりして楽しそうに遊んでいるとか。
キッズルームのインテリアをリビングの中に設けるという場合、どのようなインテリアにするか悩みますよね。多くのモノトーンインテリアが好きなママさんはホワイトベースにしたいという人が多いのですが、このようにママの願いを叶えてくれるキッズルームもできるんです!
収納ももちろんホワイトベースで、そして子どもでも取り出しやすくなっています。お片付けも上手になれそうですよね。
モノトーンのマントルピースは高級感あり
マントルピースがあるだけで、そこは高級感あふれる場所になるのですが、モノトーンのマントルピースの場合は、それに洗練されたものを感じますよね。白い壁に黒のマントルピース、素敵です♡
モノトーンのアート、雑貨などを飾ることによって、季節感を出すこともできます。季節ごとに飾るものを変えるだけで、丁寧に生活しているという印象を受けます。忙しい毎日でもあっても、あえてこのような余裕を見つけて実践していきたいものです。
モノトーンキッチンでサクッとお料理
H&Mホームがお気に入りという人のキッチンです。モノトーンの中でもグレーに重きを置いているインテリアは少ないですし、モノトーンを意識した家電、雑貨アイテムの配置を見ても、広さにはかなり余裕がある印象。
背面収納はあまり見かけないものだと思っていたら、どうやら家具職人さんが手作りで作られたものだそうです。扉を開ければ、そこには炊飯ジャーがあり、生活感を消してくれていますね。
天井から吊るしてある照明が、光沢のある壁をさらに美しく見せていますね。とても清潔感のあるキッチンで素敵です。背面収納にばかり目がいきますが、キッチンはアイランド型だそうです。子どもさんと一緒に楽しくお料理をしているのでしょうね。
白い床と壁に存在感のあるブラックを
白い床と壁、最近のインテリアのトレンドです。シンプルな床と壁は、家具やディスプレイを引き立ててくれます。同時にどのようなインテリアにも合わせやすいんですよね。
こちらのダイニングは、白い床に合うブラックのチェアとガラス天板のテーブル、さらに柔らかさを出してくれる丸いテーブルと、アルファベットが記載されているアイテムたち。すべての雑貨たちが自己主張しすぎず、ぶつかることがないので、とても素敵に見えます。
ハリーベルトイアのダイヤモンドチェアがさりげなく置かれている点も素敵ですよね。まるで、グラフィックアートのようなチェアはワイヤーのみで構成されている作品です。シンプルながら、存在感のあるデザインですよね。
玄関先はあえてモノトーン
玄関先って一番最初に目が付く場所ですし、玄関先だけで用を済ますというときは、玄関先のディスプレイに目がいきますよね。こちらのモノトーンインテリアは、クリスマス仕様。クリスマスツリーというと、グリーンのものが多いのですが、ホワイトクリスマスも素敵ですよね。
ディスプレイされているもの全てがモノトーンなので、全体的な統一感も取れていますし、プチプラのアイテムも上手に使われています。モノトーンのディスプレイは、洗練されたイメージになることが多いのですが、このディスプレイはかわいさが全面に出ています。全体的にまねしたいモノトーンディスプレイです。
息子さんのおもちゃもモノトーン!
子どもさんがいる人にとって、モノトーンインテリアでおもちゃをどうするかは悩みの種。おもちゃって、色鮮やかなものが多いですし、数も多いですから。特に、大きなおもちゃは収納も難しいですよね。
こちらのモノトーンリビングでは、そのような悩みも逆手に取っています。動くおもちゃとしてかっこいい車のおもちゃは男の子の多くが一度は経験するものですが、このようにモノトーンインテリアに映えるような車もあります。
それも黒のベンツ!大人が憧れる車をリビングで楽しそうに乗っているのでしょうね♪また、元気な男の子にとって、室内で遊べるトランポリンって役に立つおもちゃ。室内トランポリンが人気があるのは知っていましたが、黒のトランポリンまであるとは驚きです。
かなり探されたのではないでしょうか。このように、子どもさんのおもちゃもトータルコーディネートできると家族全員が満足できるモノトーンインテリアが作れます。
モノトーンを生かすには、照明がカギ
誰が見てもおしゃれで洗練されているモノトーンインテリアだと思うであろうリビング。個人的にとても好きです。モノトーンの中でもグレーの割合が高いコーディネートですよね。ありがちなモノトーンインテリアではなく、選ばれたインテリア家具に個性があります。
特に、天井からの照明は、MOOOI(モーイ)のレイモンドという商品。1937年オランダ生まれのデザイナー、レイモンド・パッツのデザインです。いくつかを天井から吊るすことでさらに魅力を高めています。
こちらのお宅は、照明にはこだわりがあり、間接照明が素敵です。昼と夜とで印象を変えられるインテリアを作られています。
同時に選ばれている時計やディスプレイされた小物も、モノトーンインテリアにマッチするものばかり。こちらのお宅を参考にされているフォロワーも多いようで、センスの良さを感じます。
おしゃれに丁寧に生活されているということもあり、ほかのお部屋はモノトーンでも白メインだったり、意外だったのがプチプラのアイテムも使われているということ。お手本にしたい要素が満載です。
無機質なインテリアはモノトーンで生かされる
モノトーンキッチンの紹介です。キッチンが無機質な感じで、おしゃれなお店のようですね。生活感がないこともあり、ダイニングテーブルに飾られたお花が生活感を少し出している風。
こちらのダイニングテーブル、セラミックのため傷が付きにくく、お鍋もそのままで置ける優れもの。また、アイロンもできるとは驚きです。見た目の洗練された雰囲気だけでも素敵だと思うのですが、使い勝手もいいんですね。
モノトーンの中でも白が使われていないタイプは少ないので、黒やグレーのみでコーディネートしたいという人には参考になりますよね。かっこいい!という言葉が似合うキッチンです。
日当たり抜群のモノトーンアイランドキッチン
とても日当たりが良く、楽しく家事ができそうなキッチンですよね。ホームパーティができそうな明るい雰囲気です。モノトーンインテリアの中でもナチュラルなイメージの強い木製の家具を上手に取り入れていますよね。
柔らかなイメージを出す丸い家具、Granadaエクステンションテーブルです。脚の部分が太く、伸縮できるので、あらゆる場面に応じて使い分けができそうです。背面の飾り棚も家族の温かみが感じられて素敵ですね。
ここにも木製のアイテムを使われているので、木製のバランスが取れています。キッチンはアイランド型なので、家族みんなで楽しくお料理をすることもできます。楽しい生活が送れそうなリビングですね。
シマウマのアートで絶妙な白黒比率
ピクチャーレールにかけられたシマウマのアートが、とても目を引くリビングです。IKEAの商品らしいのですが、とてもおしゃれに飾られていますよね。
最近は白のテレビもちらほら見かけるようになりましたが、基本は黒のテレビ。黒のテレビは存在感があるので、白のテレビ台が白黒比率をバランスよくしてくれていますね。
参考にしたい!100均のモノトーンアイテムたち
モノトーンインテリアに欠かせないのが、モノトーンの雑貨アイテム。最近はプチプラのモノトーン雑貨も多くなって来てはいますが、満足できるアイテム選びは意外と難しいものです。
おしゃれなモノトーンインテリアのお宅でも、高級なアイテムばかりではなく、プチプラのものも上手に取り入れているお宅もあります。これらのモノトーンアイテムはどれも人気のものばかり。そして、しっかり使えるものばかりですよ。
収納も譲れない!プチプラモノトーンで
洗面所の収納もしっかりモノトーンインテリアにしたい!という場合、収納ケースの選び方に注意が必要です。
白いケースは収納でも必須アイテムですし、あらゆるところで売られていることから、見つけやすいアイテムではありますが、ワイヤーを使ったアイテムも素敵ですよね。ワイヤーのアイテムはモノトーンインテリアにとても似合いますし、あらゆる場所の見せる収納に役立ってくれます。
洗剤のボトルもそのままだと生活感がありすぎて表に出しにくいのですが、このようにモノトーンのボトルに入れかえれば大丈夫。さっと洗濯することもできるので面倒さがありません。
わが家は洗濯ボトルをそのまま使っているので、見せない収納にしていますが、洗面所が混雑しているときは、取り出しにくいんですよね。やっぱり見せる収納にして、このようなボトルに取り換える方が家事もスムーズにできるのでは?と考え中です。
おしゃれなインテリアの王道はモノトーン
おしゃれなインテリアと聞くと、どのようなインテリアが思い浮かびますか?それぞれ好みは違っても、多くの人がおしゃれだと答えるインテリアはモノトーンインテリアではないでしょうか。
まず、無彩色のコーディネートなので、有彩色のコーディネートのように失敗がない。失敗がないからこそ、好きな家具や雑貨も大胆に使うことができます。
また、モノトーンは流行がなく、いつの時代も多くの人に好まれて来たということもあり、アイテム数も多く、インテリアのイメージチェンジにも柔軟に対応してくれます。デザイナーズ家具からプチプラの雑貨、100均まで多くの店でモノトーン雑貨は販売されています!
とは言っても、モノトーンインテリアで使われる色の比率に因って、かなり印象が違って来るのも事実。より重厚感や高級感を出したいのであれば、黒メインに。
部屋を広く見せたい、清潔感やシンプルさを大事にしたいのであれば、白メインに。柔らかさを出したいのであれば、白と黒だけではなくグレーを使ってみるのもいいでしょう。
もし、有彩色を使ったインテリアに変えたいと思ったときにも、モノトーンインテリアであれば難しくありません。今あるアイテムを十分生かせるんですよね。季節ごとのイベントの装飾であっても、浮いた感じにならないのもメリットのひとつです。
リビング全体をモノトーンにしなくても、キッチンのみ、洗面所のみ、トイレのみをモノトーンインテリアにすることだってできます。まずは、小さな空間から始めてみるのも良さそうです。