目次
Point.1:壁+αでぐんとおしゃれに♪
リビングルームのなかで一番の表面積を占めるパーツは何かわかりますか?実は部屋をぐるりと囲う「壁」なのです。
リビングには大物の家具もたくさんあって、新しい何かを取り入れるのは難しく感じてしまうかもしれません。でも壁なら場所も取りませんし、余白部分にアクセントをつけてあげられるので、オシャレインテリアの第一歩に最適ですよ。
雰囲気をガラッと変える壁+αのアイディアをご紹介します♪
賃貸でもOK!壁に貼って剥がせるウォールステッカーでお部屋をイメチェン
最近では家具インテリアのお店や雑貨店、また100均などでも見かけるようになったウォールステッカー。その多くは貼って剥がせるタイプで、壁のクロスを傷つけにくいつくりになっています。
壁の一角を占めるような大きなものからワンポイントで使えるもの、さらには壁に浮かび上がる立体のものまで、バリエーション豊富なのが嬉しいところ。剥がせるタイプなら、気軽に試せますね♪
クロスのタイプやウォールステッカーの性質によっては剥がしにくいもの、跡が残るものもありますので、説明書などをよく読んでから使ってみてくださいね。
こちらは小さめのウォールステッカーをランダムに貼り付けるアイディア。北欧風テキスタイルのような、ほんわか暖かい雰囲気が壁から伝わってきますね。
大きいものだと場所を選びますが、この使い方なら取り入れやすいのではないでしょうか。子どもが落書きやシールなどで汚してしまった部分を、ステッカーで隠すという上級テクニックもあるようです!
見せたくない部分を隠しながらインテリアのアクセントにできたら、一石二鳥ですね♪
掛けても立ててもOK!ファブリックパネルで空間の模様替え
ファブリックパネルとは、フック金具のついた額に布を貼りあわせたものをいいます。布にはマリメッコなどのポップな色使いのものが用いられることが多く、お部屋のアクセントに使うオシャレさんが続出していますよね♪
こちらはリビングルームで、ソファの上に大きめのパネルをセッティングし、壁に爽やかな抜け感を出したアイディア。リビングに差し込む柔らかな陽射しのなか、スッキリとしたブルーが映えますね♪
よく見るとソファに置いているクッションとパネルは同じ生地!まとまり感が出ていてグッとオシャレな印象になりますね。
ファブリックパネルは壁に掛けなくても、棚に置いたり立て掛けたりするだけでもいいんです。他のインテリアとの調和を楽しみたい方におすすめ。
こちらのオシャレさんは、ドライフラワーと同じ色合いのパネルでお互いを引き立てあわせるテクニックが素敵ですね♪絵になる壁を簡単に作れます。
こちらは同じ生地を3つのパネルに分けて並べるアイディアです。マリメッコのお花が咲き誇る様が、3つに分けているからこそ広がりを感じさせるオシャレなセッティング方法ですね♪
次の項目ではファブリックパネルをハンドメイドするテクニックをご紹介しますよ。
簡単♪ファブリックパネルをハンドメイドしよう!
生地のなかでお気に入りの布やテキスタイルはありますか?あるならファブリックパネルのハンドメイドに挑戦してみましょう!作り方はとっても簡単。
用意するものは、
- 好みのサイズの木製額のキャンバス、または既製品のファブリックパネル
- ホチキス
- 出来上がりサイズより少し大きめのお好きな布地
- (壁に掛ける場合)フック
以上です。
既製品のファブリックパネルを使う場合は、上に貼る布地に透けないように無地かシンプルなものを選んでくださいね。
手順は、キャンバスやパネルに布地を載せてホチキスで固定するだけ。壁に掛ける場合はフックも固定しましょう。
これだけでお好きな生地をいつでも愛でることができますよ♪生地は切り方ひとつで表情を変えるもの。同じ生地で何枚か作るのも楽しそうですね。
見せたいおしゃれインテリアは、棚にディスプレイ♪
棚は床に置くだけのものじゃないんです。壁に小さな棚を取り付けたら、新たなスペースが生まれますよ。こちらはオーク材の棚にお気に入りのファブリックパネルや雑貨をディスプレイしています。
白地のクロスにハイコントラストのパネルが映えますね。ディスプレイするものを簡単に替えられるので、お部屋に季節感を出すのもおすすめです。
壁につけられる棚、無印良品で揃います
ディスプレイも収納もおまかせ!なこちらの棚、無印良品で種類豊富に取り扱われています。ご紹介したようなボックス型のものや、コーナーに設置できる棚も揃いますよ♪
無印良品ならではのシンプルなデザインなので、お部屋を選ばず使えますね。お気に入りのインテリアグッズが見つかったら、壁にディスプレイしてみてください。
Point.2:目にも優しいグリーン 観葉植物のある暮らし
森林浴などでも実感できるように、植物を見ると人はゆったりリラックスできますよね。お部屋にもそんなグリーンを取り入れてみましょう。グリーンの優しい色合いは目に刺激を与えにくく、疲れにくい作用があります。
ホッと一息つきたいリビングにぴったりのインテリアですね。
「窓辺から」なら取り入れやすい!グリーンもいきいき
植物をリビングに置いたことがないという方におすすめ。窓辺のスペースに小さな鉢植えを置くと、お部屋にさらっと馴染みますよ。やっぱり植物には太陽の陽射しが似合いますね♪
ただし植物の種類によっては日光に当たりすぎない方がいいものもあります。置き場所やお世話の方法についてはお店で相談してみることをおすすめします。「窓辺に置きたい」など使い方を伝えて購入するのもいいですね!
シンプルなお部屋なら一点投入!
色使いの少ないシンプルなお部屋なら、大きめの植物をワンポイントで取り入れるとナチュラルにまとまります。写真のお部屋は美しい木目を中心としたナチュラルウッディな雰囲気。
大きな葉をつけるグリーンが加わることで、より優しい雰囲気に、そして色合いとしては引き締まる効果も出ていますね♪
グラス×観葉植物でみずみずしいインテリアグッズに
鉢植えよりも手軽に取り入れたいときにぴったりなのが、グラスや花瓶を使う方法。透明感のある土台ならお部屋への圧迫感も抑えられ、リビングにみずみずしいフレッシュな雰囲気を加えてくれる効果も。
こちらで紹介している写真では、ボトル型の花瓶に大ぶりのグリーンを挿しています。ガラス素材なら枝ぶりの華奢さを邪魔せず、枝葉の奥行を引き立ててくれますね。
Point.3:季節によって変えても◎カーテンでお部屋の雰囲気アップ
外からの光を受けて輝き、風に揺れて表情を変えるカーテン。お部屋のイメージを左右する重要なパーツと言っても過言ではありません。カーテンを替えると気分も変わりますよ♪
インテリアとしてのカーテンを生かすアイディアをご紹介します。
カーテン×ウォールデコでリビングのアクセントに
こちらはPoint.1でもご紹介したウォールデコレーションとの組み合わせ。イエロー・グリーンでまとめたカラーリングが可愛らしく、グリーンが加わることでナチュラルな優しい印象になりますね♪
カーテンは日除けや目隠しといった機能にも注目されますが、こうしてお部屋のアクセントにもできます。
春はふんわりパステルカラーで明るく♪
カーテンは色味や素材が豊富にあるので、季節に合わせて使うと楽しいですよ♪こちらは北欧ブランドの春夏コレクション。淡いプリントと優しいパステルカラーが、春の柔らかな陽射しにぴったりですね。
ふんわりカラーのカーテンは差し色になる濃い色のインテリアと合わせて、すっきり引き締めましょう。
暑い夏にはマリンカラーで爽やかに
夏は視覚的にも「涼」を取り入れたいもの。カーテンを涼しげなマリンカラーにしてみてはいかがでしょう。こちらでご紹介しているカーテンは、ストライプ風で更に涼しげですね♪
透け感のある生地や柄ならお部屋に軽やかな印象を与え、すっきり爽やかにまとまります。このようなカーテンを選ぶ際には、遮光・遮熱のレースカーテンを合わせましょう。夏の日差しを避けながら取り入れてみてくださいね。
秋冬は素敵な厚手カーテンでお部屋を暖かく
寒くなる秋冬には、重厚感さえ感じられるずっしりとした生地のカーテンがおすすめ。リビングの雰囲気が重たくなるのを心配されるなら、カーテンの色とインテリアの色で濃淡グラデーションを作ることを意識して選んでみてくださいね。
錯覚の効果もあり、重たい色もすっと馴染んでお部屋の奥行を損ないません。秋冬の冷え込みは、ガラス1枚で外と隔てた窓から入ってきます。厚手のカーテンでしっかりと遮り、暖かいお部屋づくりに生かしましょう♪
カーテンの色を床と合わせると溶け込むような自然な印象に
床や壁といった表面積の大きなパーツとカーテンの色合いを合わせると、それぞれがうまく溶け合ってお部屋が広く感じられる効果があります♪色選びに悩んだら、既にある色合いのものを参考にすると失敗が少なくなります。
大きなインテリアのパーツだからこそ、他との調和をとって選びたいですね。
Point.4お部屋の印象を決める!おしゃれ照明でなりたいお部屋に
LEDの登場で、大きく形態が変化してきたインテリア照明。様々な種類がありますが、リビングでの生かし方は適材適所で選びたいものですよね。ここでは、それぞれの特長を生かせる配置の仕方をご紹介します。
個数や配置で自由自在♪雰囲気を作るダウンライト
ダウンライトとは、天井に電球を埋め込んで照らすタイプの照明です。場所をとらないため、個数や位置を調整しやすい一方、高いところからの小さな明かりなのでやや明るさが弱いという弱点も。
ソファの辺りなど人がたくさん集まる場所には多く配置して明るく、リビングのドア付近など人が通るだけの場所なら少なめに、といった使い分けができます。
こちらのお部屋では、ダイニングにはペンダントライト、リビングにはダウンライトを等間隔に配置して明るさを確保していますね♪
次のお部屋ではキッチンからダイニング、リビングへの道しるべのようにダウンライトが照らしています。ベンダントライトと間接照明とを組み合わせて、明るく、またオシャレな照明を実現していますね。
点けなくてもおしゃれ!バリエーション豊富なペンダントライト
天井の取り付け部分から吊るして使用するのがペンダントライトです。光の広がり方を決める役割もあるカサ部分に様々な装飾があるため、点けていないときもオシャレなインテリアとして使えます。
こちらのお部屋では、キッチンとの境目にヴィンテージ調のペンダントライトをチョイス。白を基調としたシンプルなお部屋のほどよいアクセントになっていますね!
パステルカラーが可愛いペンダントライトなら、照明の要らない日中もオシャレ感を演出してくれます。ふんわりカラーでも色違いをいくつか並べると遊び心も感じられて楽しいお部屋になりますね♪
天井に吊るすからこそお部屋全体から見えるので、インテリアのワンポイントに最適です。
ダウンライトと組み合わせて天井すっきり
天井から下に吊るすため、上からの圧迫感を感じやすいペンダントライト。小さいタイプのものでも、目線に近いと狭く感じたり目が疲れやすかったりと難点が出てきます。
そんなとき、ダウンライトと組み合わせるといいとこどりができますよ♪
おしゃれなバーみたい!主役級のインテリア「間接照明」
光源から壁や床などに光を当て、漏れでる光を照明にするのが間接照明です。直接光源から明かりを採らないため、、落ち着いた雰囲気のお部屋が作れます♪その裏返しで少し明るさが不足するので、他の照明と組み合わせることが必要です。
他の照明と組み合わせれば明るくおしゃれに
木の温もりがホッと暖かいこちらのお部屋には、間接照明とダウンライトが使われています。木漏れ日のような柔らかい光をお部屋で再現できるのは、オシャレ上級者ですね!
大きなファブリックボードも明るいデザインのもので、優しい光のなかにパッと浮かび上がり、お部屋の明るさに一役買っていますね♪
工事なしでもOKな間接照明アイディア
照明は工事が必要なものがほとんどだから手を出せない…と諦めていませんか?実は工事なしで簡単に取り付けられる間接照明があります。こちらのお部屋ではテレビの裏にスティックタイプの照明を設置することで間接照明を手に入れたアイディア。
テレビ以外にも棚や壁などでも応用が利きそうですね♪
まとめ
コツをつかめば見えてくる おしゃれリビングの作り方
いかがでしたか?いつものお部屋にちょっと加えるだけ・ちょっと替えるだけでオシャレなお部屋づくりができます☆今までインテリア装飾に使って来なかった部分があれば、きっとその場所は今あいているはず。
この機会にリビングをオシャレに変えるアイディアを試してみてください!
好みのテイストのインテリアグッズを集めることから始めてみよう
簡単お部屋づくりのためには、まずグッズが必要。好きなブランドやテイストのインテリアグッズを見つけたら、集めてみましょう。季節によって取り替えたり、お部屋の模様替えに伴って取り替えたり、使い方はあなた次第。
家族みんなが楽しく居心地のよい空間を作ってくださいね。