ソファがないリビングって、赤ちゃんがいる生活において何がいいの?
限りのある住まいの中で子どもを育てるとなると、必須になるのが赤ちゃんが過ごすスペース。ママが家事をしている間はどうしても目の届きやすいリビングに赤ちゃん用のスペースを作りたい、という方も多いはず。
でもリビングにはそんなスペースないし…。とはいえ、今までのリラックスタイムのお供だったソファや机をなくすのには勇気がいりますよね。
そこを思い切ってなくしてみると、子育て中のママにとっては思っていた以上にメリットが多いんです!
掃除がしやすい
目線の低い赤ちゃんと暮らす生活では、それまでの生活以上に毎日のお掃除に気を使うようになりますよね。
ソファの中には、下に掃除機が入るスペースのないものも多いはず。そんな場合は、ゴミやホコリが溜ってしまったり、おもちゃが入り込んでしまったり…。毎回ソファごと動かして掃除機をかけている方も多いのではないでしょうか。
ソファがなければ、その手間が省けるのがうれしいところです!
子どもが動き回るスペースが増える
ソファがなくなった分、赤ちゃんのためにスペースを使うことができます。
赤ちゃんは7〜8ヶ月ごろになるとハイハイを始め、そのうちつかまり立ちができるようになり、ついに立てるようになますよね。
つまりハイハイは、立てるようになるための練習のステップ。そう考えると、部屋の中をできるだけ自由に動き回れるようにしてあげたいところ。
ソファをなくすことで、少しでもスペースを確保してあげることに繋がるんです。
落下事故などを防げる
つかまり立ちもしっかりできるようになると、思いもよらないところに登ろうとするのが赤ちゃんですよね。
「いつの間にそんなところに登れるようになったの……!」「気がつかなかったけど、コレも赤ちゃんにとっては危ないんだ!」そんな焦りと驚きの連続なのではないでしょうか。
まだ頭蓋骨がしっかり硬くなっていない赤ちゃんにとっては、大人からすると低いと思いがちなソファくらいの高さからの落下も、予期せぬ大事故になりかねません。
ソファがある場合も、対策をすれば大丈夫。事前にできるだけの危険は避けてあげておきたいものですね。
ソファーなしのリビングでくつろぐには?代わりのものを教えて!
ここまでソファがないリビングの子育てのしやすさをお伝えしましたが、やっぱりソファって偉大です。床に座るより楽だし、なによりもリラックスできる!
子育て中はいつもいっぱいいっぱいで、子どものお昼寝の隙にしかママも休むことができませんよね。そんなときには全力でリラックスしたい……!
そんなあなたへおすすめの、ソファの代わりになるインテリアをご紹介します♪
ラグ・マット
ソファを置いていて、さらにラグを敷いている方も多いかもしれませんね。さまざまな素材や色があるので、インテリアに合わせて選べるのがうれしいポイントです。
ソファがなく床に直接座る場合は、固さや冷たさが気になることも。
そういう場合は、キルティングになっているものを選ぶと◎。クッションをいくつか用意しておくだけでも、過ごしやすい空間になりますよ。
こちらはジョイントマットを敷き詰めている例。
クッション性の高いジョイントマットであれば、赤ちゃんが転んでも怪我の心配が少なくなりますね。ジョイントマットの特徴はお部屋に合わせて大きさを自由に変更できること。お好みの大きさで使えるので、お部屋での活用の幅も広がります。
なにより、マットがあれば床に直接座ることも減るので、冷たさや硬さが気になることも減りますよ。水を弾く素材で作られていることが多く、分解も簡単なので掃除が楽なところも、ママにとってはポイント高めです!
無印良品 体にフィットするソファ
話題になることが多いので、気になっている方も多いのではないでしょうか。中にビーズが入っていて、体の形に合わせて自由に形を変えることができます。
魅力はなんと言っても、包み込まれるように座れること。立ち上がるのがおっくうなるくらいの居心地の良さですよ。
さまざまなカバーがあり、おうちのインテリアに合わせて変更ができます。
こちらはデニム素材のカバーを付けていますね。シンプルなインテリアに、デニムがアクセントになっていて素敵です♪
ソファの代わりに体にフィットするソファのミニを使っている例です。ソファよりも場所をとらないため、かなりスペースの省略ができています。
タテに使った場合は全身を包むような座り心地になり、お昼寝もできそうな感覚に。ヨコに使う場合は、背中が固定されるから、テレビ鑑賞や読書にピッタリですよ。
座椅子
なんだか渋いイメージのある座椅子ですが、取り入れ方次第ではかなりオシャレで実用的なインテリアになるんです。
こたつでも使える座椅子を、そのまま使っている例。和風になりそうなところですが、クッションや座椅子の色次第ではモダンでオシャレなるんです!
広いスペースは確保したまま過せるので、開放感を味わえますね。
こちらもモダンな座椅子を使った例です。机も小さくしてしまえば、さらに広々したスペースを確保できますね。
座椅子には折りたためるものも多く発売されているので、使わないタイミングでは畳んでしまっておけるのもうれしいポイントです!
Yogibo(ヨギボー)
大きく場所をとってしまうソファではなく、ビーズクッションにしてみるのはいかがですか?
どんな確度から座っても体にフィットし、かなり軽いので持ち運びも簡単。サイズも豊富で、用途に合わせてかなりの数から選ぶことができます。
大きさや置く場所を工夫すれば、軽くて移動も簡単な簡易ソファとしても立派に使えます。カラフルなカラーバリエーションで、北欧系のインテリアとも相性ばっちり。
床に直接置けるから、小さなお子さまも簡単に登れますし、万が一ずり落ちてしまっても落下高さが低くなるので、大きな怪我には繋がりにくくなるのも安心ですね。
お子さま用のソファと、yogiboがレイアウトされています。
来客はもちろん、赤ちゃんのお世話に合わせて簡単に移動できるのが何よりの魅力ですね。
楽天市場
Yahoo!ショッピング
ソファーなしリビング、どう配置する?子育て家庭のレイアウト案4選
実際にソファをなくしたとき、どんなレイアウトで過ごしているのでしょうか。instagramで人気のソファなしリビングのコーディネートを集めてみました♪
こちらは体にフィットするソファとラグを使ってコーディネートされています!雲の形のラグがインパクト◎
キッチンの目の前をキッズスペースにしているため、家事の途中でお子さんに呼ばれても手を止める必要がないという素晴らしい配置になっています。
お料理中もしっかり様子が分かって、ママも安心ですね。
全体にジョイントマットを敷けば、お掃除などもしやすいですよね。
お昼寝中や、まだハイハイの始まっていない赤ちゃんなら、体にフィットするソファの包み込む感じが寝かせておくスペースとしてもピッタリかも?シンプルな中にもお子さま用のスペースをしっかり作ってあげたいところですね。
大きなソファの代わりにビーズクッション型のソファを3つ使用されています。これだけスペースがあれば、赤ちゃんもかなり自由に動き回ることができそう♪
リビング全体をお子さまのスペースにしている配置です。
テレビ台のヨコのおもちゃスペースは、お子さまの目線で作ってあるので使いやすさも◎なはず!リビングにおもちゃ収納があることで、後片付けの手間も少しだけ省けますね。
おわりに
いかがでしたか?
お子さまが成長すると、お子さまが過ごすスペースを思った以上に確保する必要が出てきますよね。
手放すには勇気のいるソファですが、「これから先ずっとない」のではなく、お子さまが小さい間はリビングに置かない、とするだけでも、少し楽になるかもしれません。