子どもの感性はママがカギ?暮らしの中からはじめられる!わが子の感性の育て方♪

うちの子、どんな大人になるのかな?

なにかに熱中しているわが子の姿を見かけると「この子はいったい、どんな大人になるのかな?」そんな思いをつい寄せますよね。お子さんの持っている良さを伸ばすためにも、ママがしてあげられることってどんなことでしょう。一緒に考えてみませんか?

あなたはどんな子どもでしたか?

まずは、ママ自身の子どもの頃をゆっくりと思い出していきましょう♪

昔と変わらない or 昔とは違うタイプになった?

子どもの頃から大きく変わることのない「自分らしさ」を大切に今を過ごしている人もいれば、自分の中に持っていた新たな内面に気づいて、人生の方向を大きく変えた人もいるはず。みんなそれぞれが積み重なって今がありますよね。

わが子がこれから歩んでいく道のり、今持っている雰囲気の中で成長を重ねていくかもしれないし、全く違う雰囲気へと変わる可能性だってあるでしょう。でもどっちになったってその子の持ち味。応援したいね。

子どもの頃を思い出してみよう♪

今の自分を導いてくれたと感じることはどんなこと?やはり親から与えてもらったことの数々が大きく影響しているのではないでしょうか。習いごとや旅行に限らず、日常の中にある家族と過ごした時間が現在の自分の感性につながっていると言えそう。そう思えば、わが子の感性もパパとママのリードで豊かに育ててあげたいですね。

良い出会いは感性をさらに豊かなものへ

「感性とは、物事を強く心に感じとる能力」です。(小学館国語辞典より)

特に良いものに出会ったり体験したりすることは、子どもの感性が育つ上で大いに役に立ちます。

浜田廣介さんの名作「泣いた赤おに」の絵本を子どもの頃読まれたことがある方は、今でも内容を覚えていらっしゃるのではないでしょうか?読み始めは村人と友達になろうとする赤おにの温かい優しさに微笑ましくなったけど、話が終わりにさしかかると友達を想う青おにの切ない優しさに涙が出そうになりますよね。

同じ「優しい」という感情にもいろんな形があることをそっと教えてくれるいい作品です。

子どもにいろんな経験を積ませてあげたいけどそれを実行するにも限りがある、こんな場合はどうしたらいいの?そう思ったら「質の良いものに触れる」ことにフォーカスしてみてはどうでしょう。

子どもの感性が育つには、中身のある良い体験や出会いに触れることが欠かせません。調べたりするのは大変かもしれませんが、子育ての期間なんてあっという間ですよ。お財布と上手に相談しながら、ここはママも頑張って!

感性が育っていなければ、人はどうなる?

人の気持ちを想像することができない

相手の気持ちを想像することができなければ、自分にとって大切な人もやがては離れていってしまいます。待ち合わせの時間に遅れてしまっても「ごめんなさい」の一言が言えない人にわが子が育ってしまわないためにも、感性を育てる中で思いやりの心も一緒にはぐくみましょう。

自分の気持ちを表現することができない

心の中で思っていても相手に伝えることが出来ないと、その思いはいつまでも届かないまま。例えばお友達になりたいと思う人に出会っても、自分の気持ちを表現しない限り関係を深めることは難しいですよね。

いろんな人とコミュニケーションをとってきたからこそ、程よい距離感で人間関係が築けるようになったと、ママ自身そう感じている部分はないでしょうか?

ゲームのキャラクターにしか心を開けないような人にわが子がならないためにも、子どもが小さいうちから感性を育てることに心をくばってあげたいですね♪

ママ友から聞く習いごとのあれこれ。結局どれがいいの?

習いごとは感性を育てる中で大いに役立つ部分を持っています。ママたちが集まれば習いごとの会話は頻繁で、みんなの関心の高さも伺えることでしょう。ただ結局どれがいいのかよくわからなくて……。そんなときはどうしたらいい?

どれも魅力的で迷うよね…。

水泳、ピアノ、英会話、そろばん、絵画、習字……。挙げたらキリがないほど多くある習いごとの世界。ママ友との会話だけでなく、テレビで特技に花を咲かせている子ども達の姿を見れば「あれ、いいね!」など思ったりすることもよくあることでしょう。

でもわが子にとってどの習いごとがいいのか、選択肢が多すぎて悩んだりしませんか?集中力が身につくのは「水泳」音感が身につくのは「ピアノ」これからの時代はとりあえず「英語」は必要よね、と思いも様々。

悩んだ時はママが自分が習って良かったな、そう思う習いごとからスタートしてみてはいかがでしょう?経験があると褒めるポイントもたくさん見つけられていいかも!

子どもが小さいうちは、ママも関心があるものがおすすめ♪

子どもはやっぱりママが大好き!特に自我が芽生える前の子どもは、ママが楽しそうにしているものや興味があるものに関心を寄せます。もし自分が習ったことがないものをわが子に挑戦させてみたいときは、ママが関心があるものや一緒に親しめるものから一歩を踏み出してみるのがおすすめです。

サッカーに全く関心がないママが子どもにそれをやらせても、結局おうちに帰ってから話題が続かなかったりするので、盛り上がりに欠けちゃいます。ちょっともったいないですよね。私の経験でも言えますが、子どもの習いごとに関心を寄せているママのお子さんたちは、すごく伸びる印象があります。

親がサポートできるのも小学生まで。毎回は無理でも時々は付き合ってあげるといいですよ♪

子どもはダイヤモンドの原石と同じ!いろんな角度から磨いて♪

男の子だから〇〇、女の子だから〇〇をしておいた方がいい!という考え方もいいけど、性別に対する区切り方はニュートラルな時代に入ってきていますよね。性別や性格の枠にはめることなく、いろんな角度からわが子の感性を育ててみませんか?

ここでは暮らしの中からはじめられる「アート」「学習、しつけ」「自然」「運動」の4種類の感性の育て方をご紹介します♪

「アート系」から育つ感性

指を使うあそび

お絵かき、積み木、粘土、ブロック、折り紙など指を使いながら創造性を育むあそびはいっぱいあります。人は指先を使うことで神経を発達させるとも言われており、指先が上手に動かせるようになることは「成長」には欠かせない要素。

素材の質感に触れたり色彩感覚を磨いたり、複雑なコンピューターゲームの遊びに興味を持つ前にしっかり体験しておきたいですね♪

耳が育つ音楽系

耳は早くから育てておくと聞き取れる音の幅が広がります。「子どもがどんどん賢くなる絶対音感の育て方」の著書鬼頭敬子さんは、3000人以上の聞き取り調査で7歳までの聴く力が脳を発達させるとおっしゃっています。

一概には言えませんが、一理ありそうですよね。ピアノをはじめとした楽器を習うことは、芸術性が高まるだけでなく集中力も身につくので人気の習いごと。育児雑誌プレジデントファミリーの「東大生がしていた習いごと」特集でも度々「楽器」は上位にランクインしています。

「学習、しつけ系」から育つ感性

ままごとや人形あそび

ままごとや人形遊びなどのこうした「ごっこあそび」は空想を広げる力を養います。また会話のキャッチボールを学び、ストーリーを考える創造性が育ちます。言葉を使って自分の気持ちを表現することは、人と柔軟に関わっていくことにも繋がるでしょう。

絵本や読み聞かせ

「シンデレラ」ではどんなときでも明るさを失わない大切さを学び、「桃太郎」では協力する良さを知り、「サルカニ合戦」では他人をだましたり傷つけてはならない教訓を得るなど、絵本は子どもの感性だけでなく道徳心も育てます。情操教育の根幹でもある存在ですね。

子どもの心を育んでくれるような内容の絵本をママが繰り返し読んであげることは、そこに優しいぬくもりも加わりますから、感性をより深く育てることになるでしょう♪

日々の会話

子どもにとってママは世界で一番自分を素直にさらけ出せる相手です。「今日はちょっと風が冷たかったけど、寒くなかった?」など何気ない言葉をかけてあげるだけでも、子どもは愛情を受け止めています。

日本では昔に比べると家族間の会話をする時間が減っているので、目を見てお互いの表情を感じながら会話することを心がけたいですね。

パンやごはん作り

自分の手でパンやごはんを作ることで、食べることへの関心が深まります。パンの場合だと、発酵時間や温度で生地が変化するので、子どもにとっては作るたびに新しい発見の連続ですよね。

ごはんを作るのも、食材や色どり、調味料などを考えながら組み合わせることで味を想像する力が、美しく盛り付けることで芸術性が育つので、どんどん挑戦させてあげましょう♪

「自然」とのふれあいから育つ感性

生き物や植物を育てる

生き物や植物を育てていると、生物学や科学などへの関心を深めることにも繋がりますし、命について考えるいい機会にもなります。特に男の子は動いているものへの興味が本能的に備わっていますから、虫などが苦手なママは付き合うのが大変かもしれません。

でも子どもが関心を寄せるのなら、それがその子の持ち味なのでしょう。できる範囲で付き合ってあげて!好きなことに熱中することで感性は育ちます♪

自然のいろんなものに触れる

映画「となりのトトロ」で、自然と戯れながら暮らすさつきとメイの日々はユーモアたっぷりで、豊かな感性にあふれていますよね♪くすの木を見つけたらトトロの入り口を探してみるなど、私も子どもたちが小さい頃はよく一緒に「トトロごっこ」を楽しみました。

自然には美しい鳥のさえずりや、花の香りなどとにかく五感をくすぐるものがたくさんあって、想像の世界を掻き立ててくれます!自然と触れ合う人生を過ごせたらとても素敵だと思いませんか?

「運動」から育つ感性

ダンスや武道

運動は肉体を鍛えてくれるだけではなく、精神面においても学ぶことが多くあります。バレエや武道においては美しい所作が基本です。コスチュームや道着を着用することでその世界に見合う自分に近づこうという意識が高まるから、率先して自ら発信する力が育ちますよ。

ボールを使うスポーツ

サッカーや野球、ラグビーなどボールを使うスポーツは、チームメイトや敵の動きを考えることが必要だしグラウンドの状態でボールが転がるスピードや方向が変わるから、先を感じ取る力が身につくと言われています。先回りできる感覚が身につけば、人間関係も潤滑に築けるようになりそうですね。

子どもは何でも「真似」から入って、そして成長する♪

赤ちゃんから始まる「観察学習」

抱っこしてくれているママに微笑みかけてくれる赤ちゃん♪これは笑顔で抱っこしているママの真似をしている「観察学習」といわれる状態なんだそうです。早い段階で真似を始め成長しようとする人の本能ってすごいと思いませんか?子どもの感性を育てる中で、そんな本能も上手に利用したいね。

ちょっと年上の子がいいお手本

手際の良い大人より、2〜3才年上の子がお手本を見せるほうが子どもにとっては真似をしやすいそうです。年上の子が今の自分よりちょっと難しいことに挑戦している姿を見て、自分にも出来そう♪とトライしてみる子どもの姿は公園などでも見かけますよね。

兄弟姉妹はもちろんのこと、年上の子の影響力はやっぱり大きい。積極的に関わっていこう!

パパママの「ことば」や「習慣」で伸びる子育て♪

子どもの観察学習に一番大きな影響を与えるのがパパとママの日常。「ありがとう」や「美味しい」といった明るい言葉使いや、周りの人に挨拶をするなど良い習慣が確立している家庭で育った子どもは素直さを持ち続けることが出来るので、大人になっても良い出会いに恵まれることが多いようです。

普段の暮らしの何気ない積み重ねも子どもの感性を育てる大切なカギ。そう思えば1日1日がとても大切なものだと改めて思えてきませんか?

子どもの感性が育ってきたら、一流にも触れたい♪

いろんな体験を積み重ねてきたら一流に触れる時間も持つと、世界観がより深まりますよ。

本格派ミュージカルを観賞

お子さんの感性が育って来たら、劇団四季のミュージカルや海外から公演に来たショーなど一流と言われる世界を観に行きませんか?本物に直接触れる臨場感はテレビで観賞するのとは比べ物にならないくらい大きな感動を与えてくれます。

私は小学4年生のとき初めて劇団四季のミュージカルを観たのですが、そのときすごく感動したことを今でも鮮明に覚えています。娘も2年前に劇団四季の観覧デビューをしましたが、やはり普段では味わえないような感動に包まれたようでした。親子で劇場へ足を運んでみてはどうでしょう。おすすめですよ♪

美術館や博物館の旅へ

一流の画家の作品を鑑賞するために美術館へ出かけたり、恐竜など考古学の世界を深めるために博物館へ出かけてみてはいかがでしょう。好きな歌手の歌をDVDで見るよりコンサートで楽しむほうが何倍も心に残るように、子どもも好きなものと間近に接する機会を持つことで、強く心に刻むことがあるはずです。

好きな食べモノ、究極の店へ食べに行こう

それぞれの家庭によるカレーの味も美味しいと思いますが、時にはスパイス一つ一つの調合を細かく考えて作られた本格派のカレーの味を食べに行くのも面白い体験になりそう♪また水からこだわっている山奥の蕎麦屋さんをめぐる旅なんかも趣があっておすすめです。そんなわが家らしい時間、大切にしたいね。

プロスポーツを観戦するのもいいね

野球やサッカー、テニスやフィギュアスケートなど、アスリートたちが真剣勝負をしている姿を観にいくのはどうでしょう?憧れの選手が目の前でプレーをする姿を間近で見るだけでもこちらに緊張が伝わって興奮しますよね。

大切な場面で決めなくてはいけないプレッシャーがかかる瞬間に一流の選手はどんな風に自分の気持ちをコントロールするのだろう、そんなことを帰り道に家族でディスカッションしてみるのもいいね。

職人の仕事を見に行こう

工場で大量生産がされる以前の日本は、多くの職人さんによって暮らしが支えられていました。職人さんにはものを作る技術だけでなく、道具を大切にするこころや材料を無駄なく使うための知恵など、表に見えない部分も学ぶべきところがたくさんあります。

少し前に独楽の工房へ子どもと一緒にお邪魔したのですが、独楽の素晴らしさをわが子たちに伝えることができたし伝統工芸美の素晴らしさも知ることができてよかったと感じています。

職人の手技はかけがえのない日本の宝。工房でろくろ回しや絵付け体験などしていたら、家族で挑戦してみるのもいいですね♪

家族で一緒に楽しみながら、感性を磨こう♪

子どもの感性を育てるには、パパやママが一緒になって関心を持つことが何よりもお子さんの成長につながります。何かをやらせようと決めたときは、できる限り興味を持って一緒に楽しみながら付き合って。褒めたりアドバイスしたりすることも忘れずに。子どもは成長を認めてもらえると自己肯定力が高まり、感性だけでなく自信にもつながりますよ。