もう気にならない!親子で安心の「ほこりかぶらない」ぬいぐるみ収納術

子どもにとって、ぬいぐるみのチリ・ホコリはとっても有害

小さな子どもにとってぬいぐるみは、生まれてきて初めてできる『おともだち』のようなもの。

遠い昔、私にもいました。寝るときも、トイレに行くときでさえ、片時も離さなかった白いクマのぬいぐるみ。今でも忘れられない大切な思い出です。そしてまだ小さな娘もまた、いつも一緒に遊んでいる大好きなぬいぐるみがいます。

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ぬいぐるみとの楽しかった記憶が今もまだ残っているからこそ、私は「子どもたちにもお気に入りのぬいぐるみと、毎日思いっきりハグして欲しい!」と思っています。

そのためには日々、ぬいぐるみの小まめなお手入れが欠かせません。ぬいぐるみに付くチリやホコリは、小さな子どもにとって有害なものがたくさん含まれているんです。

どんな影響があるの?

では実際に、ぬいぐるみに付いたホコリが子どもに及ぼす害とはどんなものなのでしょうか。

チリとホコリはダニ・カビの温床

チリやホコリを総称して、最近ではハウスダストと呼ばれているのは皆さんご存知ですよね。ハウスダストを吸い込むこと自体が、非常に危険で体に有害なことだというのは知られていますが、怖いのはそれだけではないんです。

ハウスダストが放置され、取り除かれずにいることによって、ダニやカビなどがさらに繁殖しどんどん広がってしまう、という二次被害までをももたらします。

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ダニは、おもに人間の皮膚片や髪の毛、フケ、アカ、ダニの死骸、花粉などを好むと言われています。それらと、服や布製品から出た細かい繊維などが絡みあって集まったチリやホコリに、ダニはどんどん住みつき繁殖していくのです。

また、ホコリにはカビの胞子が含まれていることもあります

部屋の中でも空気中を常に浮遊しているカビ胞子は、私たちが想像を絶するほどの凄まじい繁殖能力を持っていて、簡単な条件さえ揃えばあっという間にぬいぐるみにも繁殖してしまうんです。

出典:Photo by Annie Spratt on Unsplash

ぬいぐるみは化学繊維でできているものが非常に多いですよね。ホコリは静電気に吸い寄せられていく性質があるため、ぬいぐるみには余計に付着しやすくもあります

だから、ぬいぐるみを何もお手入れせずにいれば、当然ホコリは溜まっていく一方。まさにダニ・カビの温床となってしまうのです。そんなぬいぐるみと毎日遊んでいる子どもたち…。健康被害が出ないワケがないですよね…。

ハウスダストアレルギーの引き金になることも

最近では2、3歳で花粉症を発症してしまう子もいるというアレルギー症状。幼児期のアレルギーといえば、ついつい食物アレルギーばかりを想像しがちですが、ハウスダストアレルギーを持っている子も実はたくさんいるんです。

もちろん、生まれつきの体質によってもともとハウスダストアレルギーを持っているという子もいます。

ですが、ホコリやチリなどを一度に大量に吸い込んでしまったり、継続的に極度のハウスダストに晒されたことが原因で、それまでハウスダストアレルギーを持っていなかった子が突然アレルギー症状を発症してしまうということもあるのだそうです。

そして急性の場合、大半が重い症状になる傾向にあるとのこと。また、一度発症してしまったアレルギーはなかなか治りにくく、大人になるまでに完治できるという保証もありません。とにかく発症させないこと。これに尽きます。

ぬいぐるみを抱っこすることが多いまだ小さな子どもたちは、鼻や口とぬいぐるみとの距離が近くなってしまうので、遊んでいるうちに実はたくさんのホコリを吸い込んでしまっている、という可能性が高そうですね。

子どもが大好きなぬいぐるみでアレルギーになってしまうなんてことは、絶対に避けたいところ。

大人だって要注意!湿疹やかぶれてしまうこともあります

ぬいぐるみのチリやホコリで健康被害が出るのは、何も子どもだけに限ったことではありません。

子どものようにぬいぐるみから直接ホコリを吸い込んでしまうことはないとしても、ぬいぐるみに触れただけで大変な皮膚トラブルが起きる可能性大。大人も十分な注意が必要です。

大掃除や部屋の片付けをしていて、しばらくすると手が痒くなったり、赤い湿疹のようなものができていた、という経験のあるママもいるのではないでしょうか。

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あれは、チリやホコリについていたダニやダニの死骸などに皮膚が過剰反応してしまい、アレルギーのような皮膚トラブルを起こしているために出てしまう症状です。

ひどい人では湿疹だけでは収まらずにかぶれたりする場合もあり、皮膚科を受診するといったケースも。

ですから、ホコリにまみれたぬいぐるみを触ることで、子どもだけでなくパパやママもそういったトラブルに巻き込まれる可能性が十分に考えられるのです。

ぬいぐるみを綺麗に保つためにできること

子どもにキレイなぬいぐるみで遊んでもらうためには、できる限り清潔に保っていられるよう、日頃から心がけていくことが大切です。そして、そんな親の様子を見て、子どもも自分の大好きなぬいぐるみをなお一層大切にし、可愛がるようになるのかもしれませんね。

いつもありがとう、という気持ちを込めて、親子で一緒にお手入れしてあげるのもオススメです。

ぬいぐるみの定期的なカンタンお手入れ方法

ぬいぐるみのお手入れと言われると、なんだか大変そうな気がしますよね。大きなサイズのぬいぐるみになると「そもそもお手入れ方法なんてあるの?!」なんて思っているママも多いはず。でも、実は意外とカンタンなんです。

お手入れ方法は大きく分けて3つ。

汚れがひどい場合や丸洗いをしたいとき

体半のぬいぐるみはポリエステルやアクリルなどの化繊製、中綿にはポリエステルが使われているので、中綿が少なめの比較的フワフワしているものについては丸洗いできます。綿素材であればまず問題ないでしょう。

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外せる付属品は取り除いた状態で洗うことと、思い入れのあるぬいぐるみであれば、色落ち確認も忘れずに。

洗濯後は、「吊るして陰干し」が基本ですが、吊るせないものは「置き干し」をしましょう。毛足の長いものは、干す前にブラッシングをして毛並みを整えておきます。

ぬいぐるみが完全に乾くためには1日の陰干しでは到底足りません。かといって直射日光に当てるのはおすすめできませんので、2、3日を目安にしておいてください。

外側は乾いていても中綿が乾ききっているかは判断しづらいので、私は取り込んだ後、念のため浴室乾燥で一晩乾かしています。梅雨時期の洗濯の際にも、浴室乾燥を使うといいですよ。

※洗濯不可や手洗いのみと記載のあるものも多いです。気になる方は洗濯表示を必ず確認してください。

家庭用洗濯機で丸洗い(洗濯用洗剤)

  1. 必ず洗濯ネットにぬいぐるみを入れて、洗濯機へ。
  2. 『ドライマーク専用コース』『手洗いコース』にセットし、規定量の洗剤を投入してスイッチON

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一度にたくさん洗ってしまおうとして、洗濯機ぎゅうぎゅうにぬいぐるみを詰め込まないようにしてくださいね!

洗面器などで丸洗い(重曹)

手洗い表示があるものは、洗面器やたらいで収まるサイズであれば手洗いしましょう。この場合は、洗濯用洗剤ではなく重曹を使ってくださいね。

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  1. 色落ち確認後、洗面器やたらいなどにぬるま湯を用意し重曹を溶かします。
  2. ぬいぐるみを浸して、静かに押し洗い。
  3. 汚れがひどい場合には、お湯を変えて同じ作業を繰り返します。
  4. すすぎの時も同じ要領で、その都度新しいお湯に変えながら丁寧に押してすすぎます。
  5. 脱水はバスタオルでくるんで、上からトントン叩くor脱水のみ洗濯機にかけてもOK。その際は洗濯ネットを使うこともをお忘れなく。

汚れが少ない場合や部分的な汚れを落としたいとき

表面的な汚れが少ない場合には、拭き洗いをするだけでも十分効果的です。拭き洗いの際も重曹を使います。

中性洗剤での拭き洗いも紹介されていたりしますが、小さなな子どもであればぬいぐるみを口に入れてしまうこともあるので、私は重曹を使うことをオススメしています。

全体的に拭き洗い

  1. 付属品をできる限り取り除き、タオルを2枚用意します。
  2. 重曹を溶かしたぬるま湯に浸したタオルを硬く絞り、ぬいぐるみの表面を下から上に擦りながら丁寧に拭いていきます。
  3. 次に取り替えたお湯で先ほどのタオルを洗い、同じ要領で全体的に拭いていきます。
  4. 最後に、乾いたタオルに持ち替えて拭き仕上げをします。
  5. 丸洗いと同じ方法で陰干ししてください。

汚れた部分だけをポイント洗い

  1. 規定量の水と重曹をボトルに入れて、重曹スプレーを作ります。
  2. 気にある部分にシュっとふりかけて、タオルやスポンジの角で叩きながら擦ります。
  3. ぬいぐるみの縫い目部分などの細かいところは、綿棒や歯ブラシが効果的。
  4. 乾いたタオルで拭き、陰干しします。

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水を使わなくてもできるホコリ・ダニ退治の方法

水洗不可のぬいぐるみだからと言って、お手入れを諦めることはありません。水を使わなくてもホコリやダニを撃退する方法があります。

重曹と塩

  1. ゴミ袋サイズの大きめのビニール袋を用意します。
  2. ぬいぐるみと一緒に重曹と塩を中に入れ、袋口を結んで振り、ぬいぐるみ全体にまんべんなくまぶします。
  3. 30〜1時間ほど放置。
  4. 袋からぬいぐるみを取り出して、重曹と塩を完全に払いおとします。このとき、ある程度払い落としたあと全体的に掃除機をかけるとよりいいでしょう。

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黒いゴミ袋

必要なのは暑〜い夏の暑さと日差し、黒いゴミ袋だけ!

  1. どこにでもある大きめの黒いゴミ袋を用意します。
  2. ぬいぐるみを入れ、袋口を縛ります。
  3. 日差しが出ている日中の時間帯、ベランダやお庭で天日干し。
  4. 夕方、日が陰ってくる頃にぬいぐるみを取り出し、軽く叩いてホコリを払い落します。
  5. 家の中に取り込み、全体的に掃除機をかけて終了です。

出典:Photo by Jordan Stewart on Unsplash

ダニは高温の環境に弱いという特徴があり、50度以上になると死んでしまいます。

また『黒』は熱を取り込みやすいという性質を持っているので、このふたつの特徴を使ってぬいぐるみを天日干しすることで、袋内の温度を高温にし、ダニを死滅させる、というやり方です。

増えすぎたぬいぐるみは「断捨離」も必要

ぬいぐるみをお手入れする方法をご紹介してきましたが、一匹残らず完全にダニを駆除してしまう、ということは実質不可能です。

ダニの住処である『ぬいぐるみを減らしていく』、さらには『ぬいぐるみそのものの数を増やさない』という努力も必要です。

本当に残しておきたいぬいぐるみはどれなのか。ぜひ子どもと一緒に『断捨離』をしてみましょう。

『断捨離』はなにも、捨てること、手放すことだけを言うのではありません。捨てるかもしれないものを買うほどもったいないことはないですよね。ぬいぐるみを買う時、可愛い!と勢いだけで買うのではなく、「ずっと持っていたいぬいぐるみなのか?」をよく考えること

『買わない』選択をする=『断つ』ということになるのではないでしょうか。それは同時に、子どもたちが『物を大切にする気持ち』を育むことにも繋がってくるのです。

ぬいぐるみを「ホコリかぶらせない」日々の収納が大切です

皆さんはぬいぐるみを片付けるとき、どんな風に収納していますか?大きさもバラバラ、素材もバラバラ。いつも使うものだから仕舞い込むわけにもいかず、できればすぐ手の届くところに置いておきたい…。

結局、どんな風に収納していいのかわからず、いつも棚の上に飾るだけの収納になっている家庭が多いのではないでしょうか。

小まめにお手入れすることも大事ですが、そもそも『ぬいぐるみをホコリかぶらせないようにする』ことが、ぬいぐるみを清潔に保つための何よりの近道です。

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「見せる」収納でおしゃれにしたい方

カゴやラタンで通気性とおしゃれ感を同時に確保!

shihomiさん(@shmskc4.6)がシェアした投稿

通気性もありながら、ぬいぐるみが丸見えにならないカゴ収納。子ども部屋の雰囲気作りを大切にしたいママにはぴったりの収納方法ですよね。

ホコリが積もらない、話題の簡単ハンモック

ai asakura.さん(@aiiiiiii1019)がシェアした投稿

最近話題の手作りハンモック。網目状になっていてハンモックそのものにホコリが積もるのを防げるためとてもオススメです。自転車の防犯用ネットを使ったハンモックなんかもいいですね!

ぬいぐるみは見えないけれど、置いているだけでおしゃれなスツール

Naoさん(@nao.333)がシェアした投稿

ぬいぐるみはスッポリ見えなくなってしまいますが、どこに置いていても邪魔になりません。さすがシンプルの天下、無印良品。スツール代わりにもなる便利な収納アイテムです。

衛生面重視!ぬいぐるみをシンプルに片付けたい方にはコレ

蓋付きシリコン製でホコリの侵入をシャットアウト!

フランス生まれのカラバリ豊富な収納バスケット。サイズ展開もSMLあり。最近ではムーミン柄なども登場しています。蓋付きなので上からのホコリを完全にシャットアウト!

高さのある衣装ケースで大きなぬいぐるみもスッポリ収まる

これなら高さのあるぬいぐるみもちゃんと収まりますし、クローゼットを収納場所にすることも可能です。もちろん外に出していても、邪魔にならないシンプルさ。

まとめ

我が家では、週に一度『ぬいぐるみ洗濯DAY』が設定されています。娘には「お風呂に入る日だよ」と言うと、意外とアッサリ手放してくれるんです。

鼻を押しつぶしてサッシにへばりつき、吊るされているぬいぐるみを何度も見ながら、「はやく乾いてねー!」と叫んでいる姿はいつ何度見ても笑える、私のお気に入りの光景。

そして戻ってきたらお決まりの強烈ハグ!最近では一緒に拭いてくれたりと、自分で大切にしようとする気持ちも芽生えてきたように思います。それぞれ、いろんな楽しい思い出が詰まった可愛いぬいぐるみたち。

親子でいつも清潔に、そしてずっと大切にしていきたいものですね!