押入れは工夫次第で子供部屋になるんです!
押入れはもともと、物を収納する場所。
主に和室にあることが多く、布団などを収納することが多いですが、子どもが小さいうちは押入れに入れる荷物そのものも少ないですし、何よりも近年の洋風な生活に、日本古来の押入れは少しだけ悪目立ちしてしまう……。
そんなときは、押入れのDIYがおすすめです!戸を取ってしまうだけでも、そこには十分なスペースが広がっています。
「押入れ=布団入れ」もう古い?

最近は布団を敷いて寝る人よりも、ベッドで寝る人の方が増えてきていますよね。半数以上の人がベッド派であり、押入れは布団入れるスペースという考え方も変わってきている模様。
その結果、押入れをクローゼットにしたり、ワークスペースにしたり、子供部屋にしたり…とパパママもさまざまな工夫をしているようです。
DIY等に使う材料も100均や家庭にあるものを上手に使って低予算で行うことができるんです!押入れをどうにかしたいと思っているパパママ、ちょっと頑張ってみませんか?
押入れを遊ぶスペースにしちゃおう!

子どもにとって、自分専用の場所があると嬉しいもの。
それは、まだ小さなお子さんであっても同じ。押入れを遊ぶスペースにすることにより、自分専用の秘密基地ができたということもあり、お片付けもさせやすいでしょう。
押入れそのものは物を入れるスペースとして作られていることもあり、座り心地は決してよくありません。柔らかなマットやラグのようなものを敷けば座るスペースもできますし、押入れ特有の木材でできた壁面も変化を持たせることができます。
押入れをベッドスペースに

押入れをベッドスペースに?と思われるかもしれませんが、子どものベッドスペースとしては十分に使えるスペースがあります。
子ども用のベッドを購入しても、これから先大きくなるとまた買い替えをしなくてはならない…と考えたときに、押入れをベッドスペースにすることは無駄がなく、素晴らしいアイデアですよね!
子どものベッドスペースとして狭いと感じれば、押入れベッドスペースを止めればいいだけのことなんですよね。
私もこのようなアイデアがあれば、無駄な買い物をしなくて済んだかもしれないと思ってしまいました…。
押入れをデスク代わりに

押入れをデスク代わりに使うこともできます。襖を外して、2人用のデスクスペースとして使うことも可能です。
デスクとしても決して狭くはありませんし、奥行もそこまでないので、無駄なものが置けません。集中できるスペースになること間違いなしです。
子どものデスクだけでなく、この方法は大人のちょっとしたデスクスペースや、ママの作業スペースとしての活用法もありますよね。
部屋にデスクを置いているわけではないので、押入れを解放していることもあり、部屋が広く見えるというメリットもあります♪
見せる収納でお片付け上手

本来の押入れの見せない収納の場合、人目に付かないということもあり、物を押し込んで入れてしまったり、最初は良かったけれど段々雑な収納になってしまうということもあります。
その点、見せる収納の場合はそのようなことになれば、=部屋が片付いていないということになってしまうので、常にきれいな状態を保つことができます。
押入れを子ども部屋にしたときの、照明は?

押入れを子ども部屋にしたり、デスクスペースにするというときに頭を悩ませることになるのが照明の問題。押入れそのものが暗いですし、夜になれば当然照明も必要ですよね。
壁掛けの照明もIKEAなどでおしゃれでかわいいものが数多く販売されています。押入れの照明は狭い場所を照らせばいいので、十分に使えます。手元を明るくしたいという場合は、デスク用の照明を使えば大丈夫ですよ♪
ただ、こだわり派のママは照明のコードを隠したい!と思うかもしれません。その場合も、市販されているコードを壁に固定するものや、コード隠しを使って目立たなくすることができます。
押入れを子供部屋に変えちゃった!15選
オムツ替え専用スペースとして
これから生まれてくる赤ちゃんのために、ママが押入れをリメイクしたというから驚きです!お手製の枕もかわいいですし、ガーランドが同系色で統一感を持たせていますね。
押入れの真ん中にある100均のペーパーストレージバックはおむつ入れだそうです。どうやら、このバッグはこちらのお宅のトイレットペーパー入れにもなっているそうですよ。
シンプルでプチプラで上手にリメイクされています。赤ちゃんもおとなしくおむつ替えを待ってくれそうです♪
学習スペースは集中力が大事!
6帖をシェアしている仲良し兄妹のお部屋です。椅子も色違いで、統一感がありますね。デスクとなる中棚の部分には天板を貼って机として使えるように表面を滑らかにしています。
天井面が勾配があるので、それを上手に利用するために黒板壁紙を貼っています。テストの目標や、予定、次の日に持っていくものなどを書くのに役立ちます。お兄ちゃんのテストの意気込みが感じられていいですよね♪
押入れの下段は収納スペースになっているので、今後荷物が増えたときも上手に収納してくれることでしょう。収納スペースが見えるので、片付けをしなければならなくなることが意識を高めてくれるのではないでしょうか。
夢が詰まったシンプルメゾネット風
ナチュラルな色を中心に使っている雑貨屋さん風の押入れです。下段はベッドスペースと収納スペース、上段はデスクスペースとミニクローゼットになっています。
洋服やランドセルの色までがしっくり来ていますよね。洋服は学校のある日をすべてコーディネートしておけば朝慌てることもありません。上段の昇るのに危なくないように、簡易はしごを設置した点は安全性にも配慮されていますね♪
まさか元押入れ?というくらい、おしゃれにかわいくリメイクされています。こんな風にママがリメイクしてくれるなんて幸せですよね。
おいしいカフェご飯待ってるよ♪
元々は押入れの下段に作っていた遊びスペースを子どもさんが頭をぶつけるので、上段に変更したそうです。かわいいカフェ風のスペースで楽しくおままごとができますね。
収納BOXにはおもちゃが入っているのでしょうか?ミニキッチンでどんなご飯が出てくるのか見てみたいものです。
女の子だって秘密基地が欲しい!
見た目は本格派DIYの印象を受けますが、実際は壁面はグリーンのテーブルクロスを両面テープで貼り、床はクッションフロアを両面テープで貼っただけというから驚きです。
押入れの悩みの種の照明も、音感センサー付きの壁掛け付き。数種類の色を合わせながらも、ごちゃごちゃした印象を全く受けないのは、色の合わせ方が上手だからでしょうね。
居心地の良い秘密基地で子どもさんものんびり遊べることでしょう。
マシュマロのような寝床
ベビーベッドを押入れの上段に作ったものです。ネットもしっかり張ってあり、安全性も◎。お手製のカーテンやタッセルにsalutのコットンボールライトがピッタリです。
DAISOのガーランドも言われないと100均とは分かりません!また、スリムラのクッションの色見が抑えられているので、全体的にかわいく落ち着いた印象です。
プチプラのものを上手に使い、手作り度が高く、ママの愛情を感じますよね♪
和室からのつながりがナチュラル
押入れと言えば和室、その和室からの畳のつながりをあえて見せる収納にしているのが、不思議と自然に目に入って来ます。
かごや棚を上手に使って収納しているので、ごちゃごちゃした印象は全くありませんし、ナチュラルな色だけを使っているので、癒されます。下段の収納はキャスター付きなので、使い勝手も良さそうです。
洋室のインテリアとして使えるものを、このように和室の押入れに上手に取り込みながらも、しっかり利便性も兼ねている上級者の押入れですね。
海辺のおしゃれな雑貨屋さん風
水色の壁がとても素敵ですよね。デスクもシンプルなので水色にしっかりマッチしています。シンプルなデスクですが、収納はしっかりあるので、必要なものは近くに置くことができますね。
全体を照らすクリップライトはLEDライトです。手元で入切できるように、DAISOのスイッチ式のコンセントを利用しています。ガーランドがシンプルなお部屋を引き立ててくれていますね。
古き良きもしっかり生かす技術力
天袋も付いた、元祖和室の押入れです。天袋までおしゃれなロゴ入り。小物系の使い方が上手なので、しっかりナチュラル感と柔らかさを出しています。
ラグの色が自己主張せずに、しっかり馴染んでいるのも素敵。細部までこだわりのあるDIYですよね。
ホワイトカフェオーナーの誕生
パパママの合同作品DIYがこちらです。ホワイトベースでかわいく仕上がっています。フラペチーノの再現レベルが高すぎます!
息子ちゃんのお部屋だそうで、2段目に敷いているのはレールでしょうか。押入れ上段の収納BOXのサイズがシンデレラフィットですよね。
有孔ボードに貼り付けて作られた棚もしっかり馴染んでいますし、飾ってある小物もかわいいです。
ままごとも押入れカフェで本格派
パパさんのDIYです。かわいいカフェには、しっかりメニュー表まであり、OPENのドアプレートまで掛けている徹底ぶりです。よく見るとカフェで使いそうなお持ち帰り用の箱までスタンバイしてありますね。
本格的なカフェごっこになることでしょう。こちらのパパさんはカフェごっこにもしっかり参加しているようで、本当にほっこりしますよね。
和室だったのも押入れなのも嘘かと思わせちゃう
賃貸では難しいのですが、自宅の場合はこうやって押入れそのものを解体することも可能です。そうすることにより、部屋全体の面積が広がり、広く見える効果があります。
また、白という色は広く見せる効果があるので、それも上手に利用されていますね。押入れ感をなくすために、白い板壁にするなど工夫が見られます。
シンプルでおしゃれな癒し空間のできあがりです♪
白いベッドルームで楽しい夢を見よう♪
押入れを2段ベッドにした例がこちらです。まだ小さいうちは、押入れに寝ることが可能なので、あえてベッドを買わずに押入れにベッドを作るのも良さそうです。
部屋も広く使えますし、この2段ベッドそのものが、部屋を広く見せているような気がします。上の段の柵はベッド用の柵だとか。
押入れ2段ベッドの必需品ですよね。
アメリカンなイメージでポップにきめる!
赤と白の組み合わせがアメリカンな印象を受けるベッドです。赤の柵はしっかりしているので安心して眠ることができます。布団カバーはしまむらさんの商品だとか。
上手に買い物されている印象です。少し前までは下の押入れをままごとスペースにしていたようですが、今は普通に収納にしているとか。カーテンレールを付けて見えないようにされているのが伺えます。
ナチュラル優等生ならこちら
カラーボックスや同じ大きさの収納BOXを上手に使うことによって、きれいにまとまっている子供部屋ですね。押入れの上の部分はIKEAのロールスクリーンで目隠ししているそうですが、きっときれいに収納されていることでしょう。
優しい色合いのものでまとめられているので居心地が良さそうです。壁に飾られたミッフィーのアイシングクッキーがかわいさを引き立てています。
あると便利!リメイクグッズ

押入れのリメイクやDIYをするときに、あると便利なグッズについて紹介しましょう。
押入れが激変しているのを見ると、難しそうで絶対にできないと思ってしまいますが、皆さん身近なグッズを上手に使っていますね。それも100均やニトリ、IKEAなど身近なお店で購入できるものが数多く利用されています。
マスキングテープ
マスキングテープも幅が小さいものから大きいもの、柄のついたものからそうでないものまで種類がたくさんあります。
マスキングテープのいいところは、すぐに剥がせる点です。賃貸に住んでいてリメイクが難しいという人でも利用することができます。
また、数種類のマスキングテープを使って自分好みのデザインを貼り付けることも可能!センス次第でどのようにでも変化してくれます。
シンプルな雑貨をマスキングテープを貼ってリメイクしたり、収納BOXに貼ったり、窓ガラスに貼ったり…最初に部屋全体のイメージを考えてリメイクすると良さそうです。
すのこ

すのこと言えば、湿気対策として使われて来ましたが、今ではDIYアイテムとして使われることが多くなってきました。棚や収納に使ったり、工夫次第であらゆることに使うことができます。
すのこの多くはそのままの木材ですが、これに色を塗ることにより、それぞれの部屋に合った色を塗ることで、イメージを変えることもできます。
また、必要な場所に合わせてすのこを切ることもでき、キャスターを付けることもできるんです。
押入れを子供部屋にする際に使われているのは、ベッドに使うときにすのこを敷いてその上に布団を敷くというもの。これで通気性が良くなるのですのこベッドを作ることができます。
このほかにも、欲しいサイズの収納ケースをDIYするという場面でも活躍していました。
両面テープ
両面テープは表立って目立つことはありませんが、リメイクやDIYでは縁の下の力持ちとして活躍してくれるアイテムです。
リメイクシートを貼るときに、貼る場所にあらかじめマスキングテープを貼った上に両面テープを貼り、その上からリメイクシートを貼るとッ剥がすときに簡単です。
特に賃貸や社宅に住んでいる場合は、部屋を退去するときに原状回復しないといけないというきまりがありますが、その際にこの方法だとリメイクシートを剥がすときに無理がありません。
私もリメイクシートは簡単に剥がせるという話を聞き、台所に貼っていたことがあります。引っ越しがきまり、剥がそうとしたときにかなり大変でした。
事前にマスキングテープと両面テープを貼る方法を知っていたら、慌ただしい引っ越し準備をするときに、手間を取らずに済んだはずです。
リメイクシート

両面テープのところでもリメイクシートの話をしたのですが、リメイクシートは100均でも購入できますし、大量に必要だというときはネットで購入することもできます。
壁紙やテーブルの天板、電化製品、DIYの棚などあらゆるものに使うことができます。
押入れの子供部屋でも壁のリメイクやおままごとのカフェを作るときのリメイクなどで活躍していましたね。センスと工夫次第でどのようにでもリメイクが可能です。
突っ張り棒
最近はつっぱり棒もあらゆる色とサイズが販売されているので、使い勝手が良いですよね。
目隠し用のカーテンを吊るすことはもちろんですが、収納用にS字フックを下げるために使う、靴箱の収納を増やすために使う…あらゆる使い方ができます。
押入れを子供部屋にする際に使われているのは、目隠し用のカーテンを吊るすときが多いようです。例えば、押入れの上の段はベッド、下の段を収納にするという場合などに使われています。
ステンシル
ステンシルは一見難しいと思われがちですが、やってみると意外と簡単。あらゆる場所にできる点も魅力です。最近はステンシルシートが100均でも購入できますね。
どこにステンシルをするかによって、ペンキやアクリル絵具など使うものが変わって来ますから、事前に調べてから塗料を決めましょう。
多くは小物に個性を出すためにステンシルをするのが一般的です。地味な木製のゴミ箱やブリキの缶などステンシルをするだけでイメージが変わります。
押入れを子供部屋にする際にも、小物に個性を出すために使われていました。塗料も部屋に合わせて色を変えていくといいですよね。
押入れを素敵な夢の国にしましょう
押入れを子供部屋として使うなんて難しいのでは?と思っていたのですが、実際は多くの人がおしゃれでかわいい子供部屋を作っています。Instagramで写真を観るだけでもあっと驚く押入れ子供部屋が多くてビックリしました。
リメイクやDIYのポイントは押入れの壁面をどのようにリメイクするか、上下段をどのように使うかがポイントのようです。最近はリメイクやDIYのアイテムがかなり安い値段で購入できるようになっています。
リメイクやDIYのポイントや注意点を事前に知っておけば、失敗も少ないですよ。
押入れを子供部屋に使うという時点で、襖を外すことになるので、中が丸見えの状態になってしまいます。見せる収納を上手に行うことができれば、部屋全体を広く見せる効果もあるので、今よりも素敵な部屋になることは間違いありません。
リメイクやDIYは楽しいですが、やっている間は大変。でも、子どもがあっと驚く子供部屋ができるように、パパママ頑張りましょうね♪